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THE MENTALIST S2 #21「赤い鼻の恐怖」 18-5-4

THE MENTALIST/メンタリスト〈セカンド・シーズン〉 コンプリート・ボックス [DVD]

オフィシャルサイトより

若い男性がピエロ姿の人物に銃で撃たれて死亡。被害者はノア・バリケットと判明。被害者は右手の人差し指を切り取られていた。この日、事件現場周辺では、ある映画のピエロ役のオーディションにやってきたピエロ姿の人物が大勢おり、犯行は計画的と思われた。

以下ネタバレあり

 

笑顔で飄々としているジェーンは、プライドが高い人の鼻を明かすのが大好き。
今回、ジェーンのターゲットは、被害者のノアに開発の依頼をしていたTolman Bundiger。
チェスで対決となるが、ジェーンは最初から自信たっぷり。

トルーマンや脱獄したオリバーなど、ノアが開発した暗号解読装置がらみの殺人かと思わせながら、真犯人は意外な人物だった。

 

【事件への流れ】
被害者:ノア・バリケット Noah Valiquette 32歳
数学の天才だが、人前で話すのが苦手で、常勤講師を目指すがうまくいかなかった。
数学の専門誌に論文を載せていたがお金にはならず、妻のDaphneのウェイトレスでの収入で暮らしていた。

スポーツ賭博をしているAlec Moscaと出会い、賭けの予想を始める。
(妻には株取引の仕事だと嘘をつく。)
ところが、3週間前から予想がはずれ続けるようになる。

原因は、Tolman Bundigerから依頼された暗号解読ソフトの開発に没頭していたためだった。
トルーマンは、ノア以外にも仕事を依頼していた。
一人はアムステルダム在住のAlex Cromel、もう一人はClark Mental Health Facilityに収容されているOliver McDanielだった。

ノアは、暗号解読ソフトを完成させるが、これが悪用されることを恐れ、トルーマンに渡さないことに決めるが、完成させればトルーマンから200万ドルもらえると知った妻ダフネは、トルーマンに渡すよう説得するもノアの意思は固かった。

そこで、ピエロ恐怖症のノアをピエロに扮して殺害することを計画。
ピエロの扮装は目立つため、嘘の求人広告を出し(ピエロに扮して来ることが条件)
街中ピエロだらけになった中、ダフネがピエロに扮し、ノアを林の中へ追いつめ射殺。
彼の部屋の床下に指紋認証金庫があったため、彼の人差し指を切り取ることに。
ノアの死体が発見され、CBIが捜査にのりだす。

妻ダフネは、金庫を開けたが中には何も入っておらず、部屋を荒らすが、結局発明した暗号解読ソフトは手に入れられなかった。

ジェーンが、ノアが高価なチェスセットを無防備に置き、安い中国製のチェスセットが大事にされていたことに目をつけ、チェスの駒を確認していくと、駒の中に42と書かれたロッカーらしき鍵が隠されていた。

その鍵を持ち、もう一人の開発依頼者オリバーのもとへ向かう。
オリバーは、鍵を見てすぐにそれが2人でよく出かけたサンタモニカのパシフィックパークのロッカーの鍵だと気付き、ジェーン達が去った後すぐに脱獄する。

オリバーがパシフィックパークに来るのを待ち構える中、トルーマンが42番のロッカーをこじ開け、結局オリバーもトルーマンも逮捕される。
トルーマンは、検事総長の指示で釈放することに。

そこで、妻が犯人と気付いたジェーンが、彼女をひっかけるために開発した装置を持って、ダフネとノアの兄とともにトルーマンのもとへ。
案の定、ダフネがジェーンの罠にはまり、彼女が犯人だと暴かれる。

ノアの開発した装置は、ジェーンが(故意に)壊してしまう。
チェス対決にも負け、大事な装置も壊されたトルーマンは、ムッとしてそれを持ちかえるしかなかった。

 


 

今回の見どころは、何といっても犯人(被害者の妻ダフネ)役のLucy Davis。
リグスビー役のOwain Yeomanの奥さまです。

 

犯人役の妻Lucy Davisに手錠をかけるリグスビーことOwain Yeoman。

ゴシップ誌を賑わせているのは奥さんLucy Davisの体型の変化。
パパラッチが隠し撮りするのは、油断している時の写真ばかり。
結婚後、同じく激太りをした私は同情しきり。
 (※追記 2011年1月に別居、10月に離婚成立。)

 

【ロケーション】
ロッカーがあった遊園地は、サンタモニカにあるパシフィック・パークで撮影されました。
遊園地の公式サイトにも、“Film Location”の欄にメンタリストの名があります。

ドラマや映画等の撮影に良く使われる有名な遊園地です。