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THE MENTALIST S3 #1 夕焼けの空 Red Sky at Night

THE MENTALIST/メンタリスト <サード> 前半セット(3枚組/1~12話収録) [DVD]

オフィシャルサイトより

町の有力者、ダブリンが誘拐され、運転手が3発撃ち込まれ、殺されているのが発見される。折しもCBIには局長バートラムが就任したばかり。ジェーンはバートラムをうさん臭く思い、クリスティーナが誘拐されたショックからも立ち直れないまま、捜査協力を断る。

 

以下ネタバレあり

 

 

 

シーズン2のファイナルで、ジェーンの妻と子供を殺した犯人レッド・ジョンに

テレビを通じて説得を試みたクリスティーナ。

彼女は、レッドジョンに誘拐され、行方不明のまま。

ジェーンは、レッドジョンに捕まるが、脅されただけで解放される。

この事件でジェーンは、かなりダメージを受けていたようだ。

 

 

[今回の事件]

被害者:ハーヴィー・ダブリン(弁護士・ロビイスト、街の権力者)現在、行方不明 

     ピーター・ルッソ(ダブリン氏の運転手)車の横で3発撃たれ死亡

 

ダブリン氏は、嫌われ者の金持ちの権力者。

彼を憎んでいる人は山ほどいるようだ。

ダブリン氏の妻は、彼の身を案じるふりをして嘘泣きしている。

 

運転手のピーター・ルッソの元妻パトリシアと娘ネイディーン、現在の夫キースに会いに

ジェーンを騙して連れて行くリズボン。

ジェーンは、リズボンに騙されたと言い、仕返しすると宣言。

(ジェーン、夫キースが犯人では?と疑い始める。)

 

殺された場所は、売春が盛んな地域。

ダブリン氏の秘書(兼愛人?)から2週間に1度のペースで1時間ほど連絡が

取れなくなることがあると説明。

犯人は、ダブリン氏の行動パターンを知っていたようだ。

 

ダブリン家に身代金要求のメールが届く。

わざと退役軍人風な文面にしているとジェーン。

妻は(表面上)夫は皆に愛されていると言い、お金は無く身代金は払えないと訴える。

ところがジェーンに本音を見透かされると、夫はほとんど詐欺師!とぶっちゃけ、

身代金は用意する、嫌な男とわかって結婚したのだからと言いだす。

 

リグスビーとヴァンペルトは、売春婦から話を聞くと

シュガーという売春婦が事件を目撃していたことを知る。

 

ダブリン氏の妻はメールで指示されたゴミ箱に身代金を置き去る。

ジェーンは、身代金は受け取りにこないと考え、身代金を確認しようとするが

張っていた警察官たちに犯人と間違われ、銃を向けられてしまう。

 

 

CBIの局長バートラムが、記者会見前に

ハイタワー、リズボン、ジェーンを呼び出し、捜査状況の確認をする。

身代金要求は何かを隠すための煙幕ではないかと説明するハイタワー。

ジェーンは、殺害目的は二つ考えられると話し出す。

一つは、ダブリン氏が高価なダイヤモンドをいつも

身につけており、そのダイヤ目当てで誘拐されたと嘘をつく。

もう一つは、ブリクスハム開発の件、訴訟の一つに局長も関わっており

局長にも動機があると話だす。

(局長を容疑者の可能性があると攻めたのは、記者会見でダイヤの話をさせるため。)

 

局長室から追い出されたジェーンは、記者会見前の女性記者に

ブリクスハムについて追求するよう耳打ち!

Lisbon: What did you tell her? 「(記者に)何を言ったの!?」

Jane: I was complimenting her on her jacket. It's such a vivid colour.

「その上着いいねって。色が鮮やかでって。」

Lisbon: Liar. 「嘘つき。」

Jane: You're gonna call me a liar? 「(嘘つきの)君が、僕を嘘つきって言うわけ?」

Lisbon: Oh, I hate you. I do.「ほんと、大っきらい!(怒)」

(リズボンに嘘をつかれて被害者の娘に会わされたことを根に持っているジェーン。)

 

 

テレビの記者会見場で案の定、女性記者からブリクスハムについて突っ込まれた

局長は、慌ててダイヤモンドの話を話してしまう。

リズボンは、局長にジェーンが嘘の話(ダイヤモンド)を言ったのは、

テレビで記者会見を見ている犯人を騙すためだったと気づく。

 

 

現場を目撃したという売春婦のシュガーの証言から、運転手と犯人が

顔見知りだったということが判明する。

ダブリン氏は、頭を撃たれて殺されていたとも話す。

 

 

ジェーンは一人で、運転手ピーター・ルッソの娘に会いにいく。

ブリクスハム開発、バートラムと名前を聞いたことがあるかと聞き、

彼女が知らないというと、犯人を捕まえられないかもしれないと遠まわしにぼやく。

記者会見を見たという家族に、ダイヤモンドの話は本当で

差し歯の中に入れていたと嘘をつく。

ジェーンはそのまま、元妻の家を見張っていると、リズボンたちも既に到着していた。

 

翌早朝、動き出したキース。彼を追跡するチーム。

キースは、ダイヤモンドの話を信じ、ダブリン氏の死体を掘り出し、ダイヤモンドを

奪おうとし、そこで逮捕となる。

 

逮捕されたキース。

娘ネイディーンが非行に走ったため、怒って彼女を叩いたら

ネイディーンが「キースに叩かれた」と父ピーター・ルッソに話してしまう。

娘から話を聞いたピーターは、家に怒鳴り込んできて、キースは説明する間もなく

一方的に暴力をふるわれたと怒り出す。

その後、妻から仲直りしてほしいと言われて、怒りが爆発してしまったようだ。

ピーターだけ殺すと、自分に疑いがかかると考え

お金目的の誘拐だと思わせるためにダブリン氏も殺したと話し、一件落着。

 

 

面白かったシーンは、チョーとダブリンの妻のシーン。

ダブリン氏が事件に巻き込まれ行方不明だと聞き、嘆くふりをする妻。

彼女の子守をするチョウ。(辟易気味)

Mrs. Dublin: Why, Kimball? Why am I being punished? I'm a good person.

「ねえ、キンブル。何故私がこんな罰を受けなきゃいけないの?私はいい人間なのよ。」

Cho: Yes, ma'am. 「本当に。」

Mrs. Dublin: Stop calling me ma'am. I'm not your grandmother. How old do you think I am anyway?

「やめてそういう態度。年寄り扱いしないで。私のこといくつだと思っているの?」

Cho: 48, 49. 「48か49。」

Mrs. Dublin: (号泣)

嘘泣きしている(美貌に自身がある)トロフィーワイフは、チョウに48歳ぐらいに見えると

正直に言われて本気泣き!(笑)

対照的な二人のシーンが忘れられません。

 

 

もう一つは、ダブリン氏の秘書に彼が既に死んでいるはずだと言った後の

リズボンとジェーンの会話!

Lisbon: Why did you say he was dead? 「何で死んでるなんて言ったの?」

Jane: Because he is. He's dead and it's not a kidnapping.

「死んでるから。これは誘拐じゃない。」

Lisbon: Give me a reason. 「理由を言って!」

Jane: I'll bet you all the tea in China. 「中国全土のお茶を賭けてもいい。」

Lisbon: Ugh. That is not a reason. 「理由になってない!」

お茶好きなジェーンが、中国全土のお茶を賭けるってところが面白い。

リズボンとの言い合いがこのドラマの見どころ。

久々に見られて本当に嬉しかった。毎週水曜日が本当に楽しみだ。