南アフリカ代表のラグビーチーム「スプリングボクス」は低迷期にあり、黒人選手もわずか1人しかいなかったため、ラグビーはアパルトヘイトの象徴として黒人の国民のあいだでは非常に不人気なスポーツだった。政府内では「スプリングボクス」のチーム名やユニフォームの変更を求める意見が多数を占めていたが、マンデラはこのチームが南アフリカの白人と黒人の和解と団結の象徴になると考え、チーム名とユニフォームの存続を求め周囲を説得、一方でチームの主将フランソワ・ピナールを茶会に招いて言葉を交わし、励ました。
以下ネタバレあり
ラグビーは好きなので、これが実話で南アフリカのW杯で
どのようなことがあったかは大体わかっていたのだが、
映画でより詳しく理解し、さらに感動した。
マット・デイモンが、ラグビー仕様に肉体改造していて驚いた。
でも、改造好き俳優とも言えるので、納得の変身ぶり。
抑えた演技がとても素晴らしかった。
フランソワの奥さんは、実際もあんな雰囲気の女性なのかが気になった。
マンデラ大統領のご指名で、モーガン・フリーマンが演じることになったのは有名な話。
大統領の自伝が出版される際、記者から「誰に演じてもらいたいですか?」と
質問され、「モーガン・フリーマン」と答えたそうだ。
実際のW杯の優勝カップ授与式のシーンは、まさに瓜二つ。
優勝パレードの様子。
私はスプリングボクスのPercy Montgomery(キッカー)がお気に入り。
映画では好青年風な俳優さんが演じていましたが、実際はもっとゴリマッチョ。
お気に入りのクノールのCMをご紹介。
最後のブライアン・ハバナがチキンを投げて、パーシー・モンゴメリーが
キャッチするシーンは(練習したかもしれないけど)流石です。