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FIELD OF DREAMS フィールド・オブ・ドリームス

フィールド・オブ・ドリームス [DVD]  

 

WIKIよりあらすじ抜粋

アイオワ州の田舎町に住むレイ・キンセラは農業でなんとか家計をやりくりする、一見普通の貧乏農家。ただ、若い頃に父親と口論の末に家を飛び出し、以来生涯に一度も父の顔を見る事も、口をきく事すらもなかった事を心の隅で悔やんでいる。

ある日の夕方、彼はトウモロコシ畑を歩いているとふと謎の声("If you build it, he will come." = 「それを作れば、彼が来る」)を耳にする。その言葉から強い力を感じ取った彼は家族の支持のもと、周囲の人々があざ笑うのをよそに、何かに取り憑かれたように生活の糧であるトウモロコシ畑を切り開き、小さな野球場を作り上げる。

その後しばらく何も起きなかったが、ある日の晩、娘が夕闇に動く人影を球場にみつける。そこにいたのは“ブラックソックス事件”で球界を永久追放され、失意のうちに生涯を終えた“シューレスジョー・ジャクソンだった。

 

 

 



昨日放送されていたので、改めて記事にすることに。

この作品は私にとってずっと、映画ランキング1位に君臨し続けている。

 

 

 

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(2001/10)
不明

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あまりに好きすぎて、台詞の英語を理解したいと上記の本等を購入したことも。

英語が苦手な私が、この映画だけは台詞を聞けば、字幕を見なくても

だいたい何を言っているかがわかるようになり、英語で台詞が言えたりも。

(有名なシーンばかりだけど)

 


 

この映画のことを考えただけで、うるうるしてくる。

嘘泣きしたい時(どんな時?)、この映画のシューレスジョージャクソンのあの台詞を思い出せば、涙の一粒ぐらいすぐに流れてしまうのです。

 

 

Getting thrown out of baseball was like having part of me amputated. I've heard that old men wake up and scratch itchy legs that been dust for over fifty years. That was me. I'd wake up at night with the smell of the ball park in my nose, the cool of the grass on my feet... The thrill of the grass.

野球界から追放された時、腕か足を失った気が。老人は寝起きに50年前に失った足をかゆがるとか。俺も同じ。夜中に目が覚め、鼻には球場のにおい、足には芝の感触が。

 

Man, I did love this game. I'd have played for food money. It was the game... The sounds, the smells. Did you ever hold a ball or a glove to your face?

野球は最高だ。野球が出来るだけで幸せだ。試合のスリル、球場の音、そしてにおい。ボールやグラブのにおいをかいだことは?

 

I used to love travelling on the trains from town to town. The hotels... brass spittoons in the lobbies, brass beds in the rooms. It was the crowd, rising to their feet when the ball was hit deep. Shoot, I'd play for nothing!

町から町への遠征の旅も楽しかった。夜はホテル。金ぴかのたんつぼ、豪華なベット。そして大観衆。ボールが飛ぶと皆総立ちだ。残念だ。皆消えてしまった。

 

 

 

 

初めてトウモロコシ畑の球場に来たシューレスジョー・ジャクソンは、帰り際にこう聞きます。

 

“Hey! Is this Heaven?”  「ここは天国か?」

 


 

夫は子供の頃から野球漬けの日々を送っていた。

高校時代、休みは大晦日とお正月の三が日しか無かったという。

 

どんなに辛い事があっても、甲子園を目指し、ひたすら努力の日々。

夢の舞台甲子園に足を踏み入れた時の感動、大歓声、そして独特な甲子園のアナウンスの響き方について、話してくれることがある。

甲子園の芝は、今でも実家の庭に生い茂り(こっそり抜いてきたらしい)、甲子園の土は我が家に大事に保管されている。

 

今は、春と秋のシーズンにプレイする程度だが、未だに家で硬球を握りながらテレビを見ていたりする。

彼にとって“感触”が大切なのだろう。

 

 

突然野球を奪われたシューレスジョー・ジャクソンの悲しみが伝わってくる。

実際は、追放後セミプロリーグでプレーしていたそうだが、ジョーは63歳の時に八百長事件の無実を主張するテレビ番組に出演する前日発作で倒れ、亡くなったという。

 

ジョーは、自分を入れて仲間が8人いる、と話すが、それは八百長事件で追放された、シカゴ・ホワイトソックスの8選手を指している。

 

野球を思い出すシーンで、匂い、音、感触を具体的に語り続けるジョー。

夫がいつもボールを握る姿、グローブを磨きながら匂いを嗅いでいる姿と重なってくる。

 

 

この映画を観て、もっと野球の良さを伝えるシーンがあればいいのに、と言う意見がある。

投手の剛速球、豪快なバッティングシーン、実際の大歓声やスタジアムの盛り上がり等が描かれていない、等。

しかし応援する側の野球のイメージではなく、この映画ではプレーする側の野球への思いが大切に描かれた作品なので、これがパーフェクト!

 

 

野球を奪われた8人にとって、レイの作った野球場は、天国そのもの。

そんなシーンに、私は毎回泣かされてしまうのです。

 


 

 

そして大号泣のラスト。

 

"If you build it, he will come."

「それを作れば、彼が来る」

 

“彼”とは、シューレスジョー・ジャクソンではなく、レイの父だと判明する。

 

主人公のレイは、亡くなった父親(マイナーリーグの野球選手だった若い頃の姿)を見つけ驚きます。

10代の頃、父とぶつかり、シューレスジョーを尊敬する父に

「犯罪者を敬う人間は最低だ」と言って家を飛び出し、父の葬儀まで戻らず、

謝る機会が無いまま父親と別れたことを悔やんでいました。

 

父は、ジョーと同じく『ここは天国か?』とレイに尋ねます。

 

レイは、「アイオワです。」と答えますが、目の前にいる野球を愛する若き父と

彼を信じてついてきてくれる妻と娘を見て、

“May be this is heaven.” 天国なのかも。 と答えなおします。

 

単なる野球映画ではなく、救いがテーマの作品だったのだと改めて気づかされ

見ている自分の心まで救われたような気持ちになり、見るたび涙がダーっと流れてしまいます。

 

 

父親とのキャッチボールのシーン。

この時のケビン・コスナーは、彼史上一番美しい横雅を披露してくれます。

そして、パパのイケメンなことったら。(ここ重要!)

 


 

映画メイキング

 

 

 

 


 

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