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PERSON OF INTEREST S4 #9 The Devil You Know 旧友

パーソン・オブ・インタレスト〈ファースト・シーズン〉 コンプリート・セット [Blu-ray]

あらすじ

サマリタン側の殺し屋と派手な銃撃戦を繰り広げるショウ。
一方リースは、次の番号であるイライアスを監視するが、ブラザーフッドも同じく彼を監視していた。

以下ネタバレあり

 

Scarfaceこと、アンソニー(本名)死す。

私は、映画や小説の中の登場人物で、いつもNo.2を贔屓にしてしまう。
自分のことを、トップの器は全く無いが、サポート役は得意だと思っているからかもしれない。
この作品でも、イライアスの組織No.2のスカーフェイス(刑事)を贔屓にしていた。
No.2の宿命ゆえ、いつかこういう日が来るだろうとは思っていたが、このエピソードで彼はイライアスのために命を落とすことになる。

今回、固い絆で結ばれたイライアス(トップ)、アンソニー(スカーフェイス=傷のある顔)、会計士3人の過去が紹介されている。
3人が出逢った施設(グループホーム)が、アンソニーの最期の場所となった。
アンソニーが施設に入った理由は、母に暴力をふるう(=子供にもだったのだろう)父親を殺害したため。
顔の傷はその時についた傷だったという。
イライアスは、自分と似た境遇のアンソニーと仲良くなり(会計士も同じような境遇か?)施設での虐待に耐えながら、力を合わせて生きてきたのだろう。
アンソニーブラザーフッド達に捕まった後、イライアスを逃がそうとするジョンに銃を向け、ブラザーフッドたちのもとへ戻っていくイライアス。

Anthony saved my life more than a few times over the years.
What kind of man would I be if I didn't try and return the favor? (台詞そのまま)
「アンソニーに何度も命を救われたんだ。俺には義理を果たす義務がある。」
と、イライアスは話していました。
冷酷なイライアスが見せる友への思い。泣かせます。

フィンチは、投降しようとするイライアスに電話をかけ
There's no denying that your presence in this city has brought order to the chaos.
Without you, men like Dominic will thrive, and violence can claim many more lives.
「君の存在は、この町に秩序をもたらした。
ドミニクのような男が牛耳ることになったら、暴力で多くの命が失われてしまう。」
と説得するが、イライアスは自分の大事な人を守ることで精いっぱいだと言い、電話を切ってしまいます。

そして、金庫を爆発させ、アンソニーは死亡。
アンソニーの最後の言葉は、
「Morior invictus.」
イタリア語で、「死ぬまで屈服しない」という意味。
映画「インビクタス/負けざる者たち 」のタイトルにも使われている言葉です。

ブラザーフッド達のもとから逃げ出したイライアスは、復讐を誓い、まずは、裏切り者たちへの制裁をスタート。
抗争には加担しないというフィンチとジョンに、イライアスは、敵が襲ってきたら戦うか屈するしかないと言い、その日が来たら邪魔しないでほしいと話す。

一方で、ブラザーフッドのドミニクは、イライアスの組織以外の人物が彼を守っていたことに気付き、資金提供をするトップ(=フィンチ)がいるはずだと考える。
大きな敵が増えてしまった。
かなり追い詰められている状況だが、果たしてどう展開していくのか?
地下が見つかってしまう日は来るのか?

 


 

ドラマトリビア

ショウの職場(銃撃戦)は、NYのBergdorf Goodmanだったことに気付きました!

 

 ドラマ(店から逃げ出すシーン)

 

グーグルマップの画像を参考に。

左側に見える黄色いクマみたいなデザインは、なんとリラックマ

 


 

スカーフェイスことアンソニーに捧げるファンメイドムービーを貼っておきます。

お勧め!そして泣ける!

 


 

アンソニーの動画を見て涙する私は、こんな画像を観て、心落ち着かせています。

 

アンソニー生きてた。笑