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"Paul Winthrop ポール・ウィンスロップ"との闘い (ギグ・ハーバーキラー)

2015年9月26日 WOWOW放送
CSI:科学捜査班 S15 #13    放たれた双子
のラストで、双子の特に悪い方、のポール・ウィンスロップが逃亡してしまいました。ドラマとはいえ、人に対し、確実に死ぬまで殴り殺さないと駄目じゃない!などと、テレビに向かって怒っていた自分が恐ろしい。

自分のまとめ用に記事作成。

 

#1 「過去の亡霊」 The CSI Effect 

5年前 ラッセル&フィン
シアトル勤務時代の事件
連続殺人事件 ギグ・ハーバー・キラー (犯人: ジャレッド・ブリスコ)

ギグ・ハーバーキラーとは
被害者:女性7人
共通点:女子大生 ブロンド 売春のアルバイト
殺害方法:漁師のカギ竿でめった打ちにし、殺害。

殺害現場:完璧な鑑識作業が行われていた。(最後の3人のみ)
捜査主任だったラッセンへの挑発
その後、ラッセルの娘、マヤへストーカー行為も。

事件解決
ラッセルとフィンで、犯人の隠れ家のギグ・ハーバーのボートで、犯人のジャレッド・ブリスコを逮捕⇒死刑確定
次週、刑が執行される予定。

今回の事件
被害者:エミリー・バートソン シアトル大学 ブロンドの女子大生
被害現場:犯人による鑑識作業 ⇒ ギグ・ハーバー事件の模倣犯
それとも真犯人?

ダニエル・ショー
フィンのシアトル時代の同僚刑事(ギグ・ハーバー事件も担当)
現在:探偵
相棒:元刑事のケリー・トーレス…5年前の事件の担当刑事
ケリーが、ベガスで行方不明になり、ベガスへ。

行方不明の探偵ケリーと模倣犯のつながり
ケリーの最後の姿:コーヒー店の防犯カメラの映像

相手は、模倣犯の被害者であるエミリーの売春相手の客。

客の指紋 = ジャレッド・ブリスコの中指

 → 囚人同士のケンカで(中指を)噛み切られる。

ケリーの車発見→調査ノートにマーク・ターナーという弁護士の名前

 

大手不動産グループのCEO ポール・ウィンスロップ
ウィンスロップは、ターナー弁護士にブリスコと面会するよう指示。
ウィンスロップとブリスコ=双子の兄弟
出生後すぐ養子に。全く異なった環境で育つ。
ギグ・ハーバー事件の報道でブリスコの存在を知り、双子の兄弟の冤罪活動を始める。

鑑識結果
①犯人が鑑識に用いた糸とマーカー
ギグ・ハーバー・キラーが最後に殺害した3人の被害者のDNAと一致
②犯人からのメッセージ 『双子座』
エミリーの殺害現場「カストルノベルティーズ」⇒双子座の兄
ケリーのメモ:「ポルックス石油」⇒ふたご座の弟

ポルックス石油の跡地
・犯人の鑑識作業
・ギグ・ハーバー・キラーが最後に殺害した3人の被害者の遺体

ギグ・ハーバー・キラーとして逮捕されたブリスコの共犯者
ウィンスロップ(真犯人)

ウィンスロップの罠
参考人としてウィンスロップを連行しようとするが、フィンが爆弾が仕掛けられた車に閉じ込められる。
ラッセンに、爆弾犯から電話が入る。
犯人:「俺は誰だ?」
ラッセン:「お前は、ギグ・ハーバー・キラーだ。」 ⇒ 逮捕されたブリスコは冤罪
ギグ・ハーバー事件の捜査は振り出し⇒ブリスコは死刑囚監房から出る。

 


 

#6 「葬られた双子」 The Twin Paradox

上記エピソードから6週間後

ギグ・ハーバー・キラーの新たな被害者
ギグ・ハーバー・キラーから911に通報
電話の発信場所を特定⇒鑑識済みの殺害現場
ICレコーダーに録音された声
「被害者は選び抜かれたブロンド娘。見かけは乙女、中身は娼婦。」

犯人の音声⇒犯人以外の足音⇒共犯者

双子の生い立ち
フィン&ショー
シアトルでジャレッド・ブリスコとポール・ウィンスロップの生い立ちの調査

出生証明書を確認

母親:シンシア・ヒューズの証言
ブリスコの実の母親ではない。
引き取ったのはブリスコ一人。
双子とは知らなかった。
夫の暴力が原因で、ブリスコを里子に出した。
双子の実の母親⇒望まぬ妊娠をし修道院へ身を隠していた女性

修道院での調査
出産台帳
1976年 ジャレッド(ブリスコ)、ポール(ウィンスロップ)の双子が出生
母親:ナンシー・ハーパー
修道院にある子供の墓地にポール(ウィンスロップ)のお墓
⇒遺体ではなく古い人形が入っていた。
(墓の中には、母親らしき女性の写真と金髪も)
事件の被害者は産みの母に似た女性を選んでいる?
ギグ・ハーバー事件の1年前…訪問者リストにウィンスロップの名が。

行方不明だったケリー発見
錯乱状態で発見され、病院に運び込まれる。
麻薬を打れ、腹部には切開痕。
足の裏には青いガラスの破片。

ケリーの証言
・水の中に閉じ込められているような真っ青なガラスに囲まれた場所で監禁されていた。
コーヒー店で会ったのは、ウィンスロップ本人。
→会ったことは認めるが、次の約束にケリーが現れなかったと説明。

 


青いガラス⇒廃墟化したホテルのものと判明
ホテルには、またも鑑識作業が。
被害者を発見⇒錯乱状態で身を守るために銃を向けて抵抗⇒フィンが射殺

被害者検死
・性転換手術を受けた元男性
・DNA…砂漠の遺体から出たギグ・ハーバー・キラーのDNAと一致⇒真犯人?
ウィンスロップの策略か?

病院に入院中のケリー⇒ショーの姿を見て動揺⇒もしやショーが共犯者?

 


 

#13 「放たれた双子」 The Greater Good

ジャレッド・ブリスコ(ギグ・ハーバー事件の犯人として逮捕された死刑囚)
再審:無罪判決 ⇒ 釈放

ホッジスの鑑識結果
ギグ・ハーバー事件で使われた糸の製法⇒ベガスにいる職人⇒レベッカ・ローウェル
レベッカ・ローウェル=犯人に監禁され、錯乱状態になりフィンに射殺された被害者)

レベッカ自宅
・女性腐乱死体…レベッカ・ローウェルの姉妹
・保冷庫の中のバラバラ死体:ベガスでギグ・ハーバー・キラーに殺された女子大生二人
・犯人が暮らしていた形跡
・床下に金庫箱

売春デートクラブのデータファイル(被害者女性の名前が入ったデーター)
顧客リスト…ウィンスロップの名前
「友達」ファイ…賄賂を受け取っていた判事・警官⇒ショーの名前も

マヤの誘拐
クロフォードの迎えを待っていたマヤの家に、ダニエル・ショーが迎えに。
(⇒やはり奴が共犯者!)
実は、マヤは囮になる覚悟で、ショーの車の乗りこんでいた。
(隠しマイクやGPS装置を準備)
ニックとグレッグのが率いる尾行チームが、マヤの乗った車を追跡。
しかし、車を乗り換え、尾行チームがまかれてしまう。
⇒マヤが手掛かりを⇒車種特定

ショーがICレコーダーに録音した演奏会の話⇒レベッカの家のバイオリンを調査。
弾き手…レベッカの姉妹とショーとの間に生まれた娘(エイミー 13歳)
ショーは、ウィンスロップに、レベッカを殺され、エイミー誘拐され、仕方なくマヤを誘拐していた。

ビッグホーン・リッジの倉庫
双子とショーが待ち合わせ。
ウィンスロップは、マヤとエイミーの交換に応じるものの、ショーを殺そうとする。
ショーは、隠し持った銃でウィンスロップを撃ち、カギ竿でブリスコを殺す。(マヤとエイミーは逃走。)
防弾チョッキを着たウィンスロップが、ショーを撃ち反撃。
ショー絶体絶命の中、マヤが背後からウィンスロップを攻撃。
ようやく、警察が到着し、マヤとエイミーは保護され、ショーは一命を取りとめる。

ウィンスロップ逃亡
マヤに襲われたウィンスロップは、出血しながらも逃げ出していた。
指名手配され、資金口座は凍結されるが、ラッセルは彼の更なる攻撃を予感し、不安がる。

 


 

頭の良い相手に利用され共犯になる、というパターンはドラマでは多少ありがちの設定。
ウィンスロップは、意外とイケメンだが、いまひとつカリスマ性がないのが残念。

次回のターゲットは、ラッセル自信か?それともフィンやショーか?
ボコボコにされたマヤに復讐か?

そして、ウィンスロップが再登場するのは、シーズンフィナーレの第18話!
待ち遠しいような、出てきてほしくないような。