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凍てつく楽園~真夏の宵の夢~ Morden i Sandhamn ~I stundens hetta~

WOWOW公式サイトより抜粋

ミッドサマー(夏至祭)を迎えたサンドハムン島。ビーチに大勢の若者が集まってミッドサマー・イヴのパーティーを開く。音楽が大音量で鳴り響く中、はめを外して酒やドラッグを楽しむ若者もいたが、翌日、十代後半と思われる少年の遺体が海辺で発見される。トーマス刑事と相棒の女性刑事ミアは捜査に乗り出すが、少年は別の場所で何度も鈍器で殴られて殺され、発見場所の海辺まで運ばれたと推測された。トーマスたちは、少年と一緒にサンドハムン島にやって来た若者たちに話を聞くことにする。

一方、トーマスの幼なじみの女性ノラは、隣に住むヨナスと恋愛関係になり、ミッドサマーを楽しく過ごしていた。ヨナスの娘のヴェラがパーティーに出掛けるが、帰宅時間になっても戻ってこず、連絡が取れなくなってしまう。心配したヨナスとノラはヴェラの行方を捜すが……。

 

以下ネタバレあり

 

 

原作は、ヴィヴェカ・ステンのサンドハムンシリーズの「I stundens hetta」。
このシリーズを欠かさず観ている。
事件そのものより、サンドハムン島の風景や、主人公のノラのその後を知るほうが楽しみ。

今回は、スエーデンの夏至祭(ミッド・サマー)中に起きた青年変死事件。
日照時間が短いスウェーデンでは、1年で一番日の長い夏至祭(ミッド・サマー)を盛大にお祝いするそう。
日本でも、お祭りや行事ごとに羽目を外し過ぎた若者が警察のやっかいになることが多々あるが、ドラマ(小説)なので多少大げさとはいえ、スエーデンでも同じような問題がある様子。

被害者が亡くなる前、数々の危険信号に親が気付けなかったのが悔やまれる。
・父親は、長女を過小評価し、長男を過大評価し甘やかしていた。
・学校をサボっても注意せず。
・長女の考えを受け入れない。→ドラッグ使用に姉は気付くが、親に相談せず。
・親の目の届かないサンドハムン島でのミッドサマーに行くことを許可する。
思い通りにいかないとカッとなるという被害者の性格も、父親譲りなのか?
しかし、一番の原因はドラッグ(+飲酒)。
スエーデンでは、ドラッグの危険について教育などはしていないのだろうか?
安易に手に入る国なのだろうか?

 


 

【個人的注目点】
①ノラの嫌味な姑
今回は登場しないだろうと喜んでいたら、声(電話)での出演!
相変わらずノラを振り回す自己中姑。
いつかスカッとジャパン!に投稿できるほど、ギャフンといわせたい。

②ノラとトーマス
前回、トーマスが元サヤのもどってしまったので、仕方は無いのだが、今回も2人がいいムードの場面があり、ドキドキ。
しかし、今後も2人が付き合いすることは無いだろう。

③ミア(トーマスの相棒の女性刑事)
今回、驚くべき展開に。
ある女性と一夜をすごしていた。