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ザ・ファイブ−残されたDNA− THE FIVE (2016)

20年前、ある少年が殺されたとされていたが、身元不明の女性が殺された事件をきっかけに、少年がまだ生きている可能性が急浮上。少年がいなくなる直前まで一緒に遊んでいた男女4人はそれぞれ、刑事、弁護士、医師、虐待を受けた未成年を保護するシェルターの運営者になっており、それぞれが事件の真相を突き止めるべく動き出す。

#1 ジェシーは生きている
#2 届かぬ悲鳴
#3 深まる謎
#4 殺意が追ってくる
#5 エンヴィー・ルーム
#6 俺が殺した
#7 バックパックの男
#8 箱の中身
#9 血が導く
#10 ある日の真実

以下 ネタバレあり

 

 


#1 ジェシーは生きている
20年前 ジェシーウェールズ(当時5歳)失踪 場所:森
《現在》
現場遺留品:絆創膏→DNA検出→ジェシーのDNAと一致
担当刑事:ダニー・ケンウッド
ジェシーの兄マークと親友 失踪当時ジェシー目撃も)
ジェシー生存に喜ぶが、殺人犯の容疑者でもある。

#2 届かぬ悲鳴
殺害された女性の携帯電話を持っていた男:ジョー・ハンリー →ジェシーとは別人
遺体写真を隠し撮りしたマーク(弁護士)は、親友スレイド(シェルター運営者)
と独自に調査開始。
スレイドのシェルターに住む少年の証言:被害者=セリーナ
(セリーナとジェシーの関係は?)

#3 深まる謎
ジョー・ハンリー:証拠不十分で釈放 その後、自宅へ向かうが、
別人だったことが判明。
音楽プロデューサーのジェイ・ニューマン殺害
シャツに付着した血液…ジェシーのDNAと一致
ニューマンの自宅の隠し部屋から3人の女性が発見される。→ 誘拐犯
 → ジェシーも被害者?
マークの弁護士事務所:少年から行方不明の父親の捜索依頼

#4 殺意が追ってくる
20年前、マークと相思相愛だったが、スレイドとキスしているところをジェシー
目撃される。
スレイドが、ジェシーを追いかけるが、見失ったと説明。
 →スレイドが失踪に関係する?
ジェシー事件の捜査記録:不明(資料室のファイルが空に。)→当時の捜査に問題が?
ニューマンの庭から白骨死体が発見される。→ジェシー?!

#5 エンヴィー・ルーム
ニューマンの庭の白骨死体 → 別人(ジェシーではない)
マーク(ジェシーの兄、弁護士)の調査:
売春婦:殺されたセリーナは、ホテルのエンヴィー・ルームで詐欺の手伝いを
していた。
マロシ(ジェシー殺しを自白した連続殺人犯)から話を聞くが…。

#6 俺が殺した
被害者セリーナの娘=アレクサ:
身の危険を感じ、廃墟に逃げ込んでいた。セリーナ殺害事件の真相を語る。
スレイドのシェルターで保護しようとした途中に、何者かに連れされれてしまう。
ダニー(刑事)は、当時の捜査担当だった父親レイが、以前住んでいた家に捜査記録を隠しているのではと思いつく。→レイの当時の捜査に問題が?真犯人が別にいる?

#7 バックパックの男
《強盗事件》
マークの母親ジュリーの家に強盗が。
見えたのは不審者の後ろ姿のみ(パーカー姿 スマイルマークのついたバックパック
森でジョギングしていたマークは、似た男の姿を目撃するが見失う。
一方、殺害された音楽家ニューマンの家から、ジェシーがいなくなった日に持っていた「ガリバー旅行記」の本が見つかる。→やはり連続誘拐犯のニューマンの被害者なのか?

#8 箱の中身
《マロシの自供》
マロシが、ジェシーの遺体を埋めた場所に案内すると言い出す。
その場所で、白骨遺体が発見されるが、ジェシーの遺体ではなかった。
 →ジェシー、生存?
《スレイド逮捕》ニューマン殺害容疑
《マークの父アラン》
マロシからの手紙 → 手紙の封筒からある女性が浮上 →協力者か?

#9 血が導く
《マロシの貸倉庫》
犯行記録のビデオテープが多数発見される。
「標的」「苦痛」「殺害」の3本組の構成。
ジェシーの名が書かれたテープも3本揃っていた。
→やはりマロシに殺害された?ではDNAは?
テープの中身:標的の映像はあり。(公園?)
苦痛・殺害の場面は録画されておらず。→ジェシーは生きている!
《プルーからのヒント》
セリーナの殺害現場に落ちていた絆創膏の写真を見たプルーは、
女性刑事アリーに「予防接種や献血では?」と助言し、絆創膏からジェシーを追うことに。

#10 ある日の真実 (最終回)
《母の不倫》
マイクとジェシー:異父兄弟
ジェシーの父親を追って、ホスピスへ行き、20年前の真実を知る。
何故、殺害現場でジェシーのDNAが?
同じころ、プルーとアリーは、防犯カメラに映ったスマイルマークのバックパック
背負った男を発見。
振り向いた彼の顔は…!?
 

 
イギリス リバプールでの撮影場所など 
 

 
 

感想など…(ネタバレあり)
 
推理ドラマにありがちではあるが、登場人物がそれぞれ怪しいのでは?と
錯覚させるようなフラッシュバックが度々入り、最後まで飽きずに犯人捜しを
楽しめる。
途中、関連する事件も起こり、より複雑にからまっていくところは見事。
絆創膏の謎、スマイルのバックパックの強盗などは、多少つっこみたくなる部分は
あれど、20年前の事件が解決し、満足して観終えることが出来た。
 
日本でもドラマ化されたら面白そう。
 
 
個人的妄想キャスティングとしては
 
弁護士マーク(ジェシー兄) 瑛太さん
スレイド(シェルター運営) 高橋一生さん
プルー(医師)       深田恭子さん
ダニー(刑事)       小栗旬さん
現在のジェシー       永山絢斗さん
アリー(ダニーの相棒刑事) 木村文乃さん
 
大物揃いすぎ。
 
高橋一生さんが、スレイド役はまりそうだな、と
ただそれだけの妄想キャスティングでございます。
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