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ねたばれ感想 + ロケーションの紹介

潔白 결백 Innocence (2020)

潔白 [DVD]

WOWOW公式サイトより抜粋

幼いころから父に虐待を受け続けたジョンインは、今ではソウルでエリート弁護士として名を馳せていた。そんなある日、彼女の父が亡くなり、その葬儀場で農薬入りのマッコリを使った集団殺人事件が起きる。容疑者にされたのは、なんとジョンインの母ファジャだった。母の潔白を信じるジョンインは、無実を証明しようと弁護を引き受ける。だが、同級生の警官ワンヨンの助力を得て事件を調べ始めたジョンインに何者かの妨害が……。

 

以下ネタバレあり

 

 

 

【映画ロケーション】

 

貯水池周辺道路:용곡저수지 清州市北部清原区

清州映像委員会が撮影に協力していると韓国語サイトで紹介されていた。

貯水池沿いの道路を封鎖し撮影したと書かれていた。運転シーン等か?

 

 
 
 
 
 
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ラスト(湖畔)シーン:Cafe BLUELAKE 

 

 

 

※ラストのネタバレあり※

 

 

とにかく嫌な話だった。

悪人はとことん悪く、良い人は何も知らずに苦しむばかり。

報われた…とは言えないが、ハッピーエンドにホッとする。

 

 

 

事件まで時系列

 

(家族)

主人公:アン・ジョンイン(弁護士 父から虐待を受け、大学進学時に家を出る。)

父  :アン・テス   (採掘場の元所長 金鉱詐欺で村八分 病死⇒葬式)

母  :チェ・ファジャ (アン・テスとは再婚。認知症発症。毒入り事件容疑者)

弟  :アン・ジョンス (自閉症・写真好き)

 

(悪党側)

市長    :チュ・イネ(道知事選挙に出馬予定)        被害者

市長の仲間 :ファン・バンヨン(ジョンインの親戚)       被害者

市長の仲間 :パン・スンヒョク(息子:ジョンファン)      被害者

市長の仲間 :チェ・ボンス(製粉所経営)仲間内のいじられキャラ 被害者

市長の仲間 :ジウ・ヨンドク?                 被害者

刑事    :チェ・ソック(製粉所の息子) 証人のパンと同級生

施工会社経営:パン・ジョンファン(毒入り事件裁判の証人)刑事と同級生

家宅侵入犯 :名前不明 パン社長の部下(後、社長命令でと証言)

弁護士   :ナ・イルジョン (市長おかかえ弁護士)

検事(部長):シン・チョルミン(市長の息がかかった検事) 他

 

(協力者:善人)

同級生:ヤン・ワンヨン巡査(ジョンインの同級生)

叔父 :チョン・ミョサン (ジョンインの叔母の元夫 小売商=農薬販売)

 

 

 

【ネタバレ時系列】

 

夫:イム・チュヌ  採石場社長の息子 優しい夫

妻:チェ・ファジャ 妊娠中

 

(利権を巡る殺害)

チュ・イネ(市長):イム・チュヌが次期社長になると知り、殺害を計画。

          長年勤めていた会社を若い息子が引き継ぐことが許せない。

アン・テス    :イム・チュヌを釣りに誘い、船から突き落とす。

          他の仲間2人が、落水したイム・チュヌを水中に引きずりこむ。

ファン・バンヨン :殺害計画を止めようとするが、結局協力する。

他の仲間     :パン・スンヒョク  チェ・ボンス  ジウ・ヨンドク

          女性はチュ・イネの妻か?

 

(金鉱詐欺被害)

(夫)アン・テス:イム・チュヌの妻チェ・ファジャの入水自殺を止める。

         チェ・ファジャと再婚。

         採石場の所長になり、仕事は順調。

(妻)ファジャ :再婚し、出産。

(子)ジョンイン:アン・テスの娘として生まれる。実の父=イム・チュヌ

 

チュ・イネは、出世したアン・テスの邪魔をしようと、地質学者を使い

金脈があると、アン・テスに嘘の情報を流す。

話を信じたアン・テスは、親族や仲間らから借金し、金を求め採掘するが

金は出ないまま、借金だけが残ってしまう。 ⇒アン・テス 村八分

 

アン・テスは、政界へ進出しようと、市長選に選挙に立候補。

チュ・イネ達も協力するふりをするが、アンを裏切り、チュ・イネが市長選に

立候補し市長になる。

 

(娘への虐待)

アン・テスは、成長したジョンインを虐待し始める。

「その目で俺を見るな」という発言から、実の父に似ていたのだろう。

息子ジョンスも生まれるが、自閉症と診断され、

ソウル大学に推薦されるほど優秀なジョンインがより憎かったのかもしれない。

 

※娘、ソウル大学に進学後、弁護士として活躍。自宅とは疎遠に。

 

(脅迫)

アン・テスが、採石場の土地を手放した後、カジノ計画が浮上し土地が高騰。

アンが安く売った土地は、市長の妻の親戚らが購入していた。

アンは、市長を脅迫。市長の妻名義の口座から、大金が振り込まれる。

市長は、脅迫を止めるよう、アンの自宅を訪問。

二人の口論を聞いたファジャは、彼らが元夫を殺したことを知ってしまう。

 

(毒殺計画)

元夫を殺害したのが、再婚相手のアンだと知ったファジャは、アンの食事に

農薬を吹きかけるようになる。⇒アン死亡 ファジャはすぐに火葬する。

 

アン・テスのお葬式に現れた市長と仲間4人。

彼ら以外の参列者が、酒を口にしないことを知っていたファジャは、

マッコリが入ったやかんに農薬を入れ、息子に持って行かせる。

毒入りマッコリを飲んだ5人が次々に苦しみだし、倒れる。

⇒事件発生

 

認知症の母)

マッコリを5人に出した息子ジョンスが容疑者となる。

息子のためにと、罪を認めたファジャ。

認知症も悪化し、事件のことも、娘ジョンインのこともわからない状態。

市長が手配した弁護士に代わり、ジョンインが母の弁護を引き受ける。

 

(自宅侵入者)

ジョンインが、事件現場である実家で調査中、何者かが侵入し、逃走。

侵入犯は逮捕されるが、すぐに釈放され、逃亡。

侵入犯の身元引受人=毒入りマッコリの被害者の関係者

侵入犯の逃亡を手助けしたのは、被害者の息子だと判明。

侵入目的=カジノ開発の土地区分に関する書類(原本)

ジョンインの協力者が、侵入者を見つけ、裁判に出廷させる。

  ・書類を盗み出せば、カジノに出店させると、チュ市長が約束

  ・釈放させた検事⇒検事:シン・チョルミン

⇒政界・検事局がからんだ汚職事件へ発展

 

※裁判中、ジョンインは市長の回し者らに、裁判から手を引くよう脅される。

 運転中に、煽り運転され事故を起こしそうになる。

 

(真犯人:アン・テス説)

認知症だった母が、一度だけ記憶を取り戻し、全てを娘ジョンインへ話す。

ジョンインは、実の父が、アン・テスらに殺されたイム・チュヌだと知る。

アン・テス殺害も、毒入りマッコリも、母ファジャが犯人だった。

ジョンインは、母が認知症であることを利用し、父が真犯人だと訴えることに。

 

政界進出も邪魔され、土地売買でも不利益を被ったと、恨みを持つアン・テスが

市長を脅迫。

さらに、余命わずかのアン・テスは、葬儀に来た5人が飲むであろうマッコリに

農薬を入れて準備をし、恨みを晴らそうとしていた。

父の衣類から農薬の成分が検出⇒証拠

さらに、証拠不十分なファジャを、市長の意を汲み、犯人に仕立てた検察の

姿勢は不当だと起訴の取り下げを要求。

自閉症の弟も、裁判で、父が市長を恨んでいたことを証言。

 

判決:無罪

チュ・イネ市長は、緑地指定解除とカジノ建設で利益を得ていたことが判明。

関係者も逮捕され、選挙資金に関しても捜査が始まる。

~おわり~

 

 

 

とにかくファジャの人生を考えると、不憫でならない。

 

夫を殺害され、犯人一味と知らぬままアン・テスと再婚。

元夫の子供は、自慢の娘に成長するが、夫は娘に虐待を続け、

待望の息子は自閉症

結婚当初は、採石場の所長として順風だった夫は、詐欺にあい、村八分に。

それでも、離婚もせずに、夫を支えてきた。

娘は、大学進学時に家を出ていき、残ったのは可愛いが手がかかる息子と

飲んだくれの夫。

貧乏ながらも家族を支えてきたファジャは、ある日、夫らが元夫を殺したことを

知ってしまう。

発狂しても、おかしくない状況。

自分の人生は何だったのか?

何十年も騙され、犯人と暮らしてきた自分。

元夫にも顔向けできず、そんな夫に我慢し支えてきた自分が許せない。

警察に訴えても、どうにもならない。

まずは、夫を毒殺し、葬式で奴らをまとめて殺すしかないと復讐を計画し実行。

あまりにショッキングが出来事が続き、認知症も悪化してしまう。

 

元夫の実の娘であるジョンインが、無罪を勝ち取り、元夫の復讐も終えるが

認知症が悪化したファジャは、そのことさえわからない。

全てを忘れ、娘と息子と穏やかに人生を暮らせるならば、幸せなのかな?

嫌な思い出は全て忘れて、平穏に暮らして欲しいと本気で思ってしまった。