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ガマシュ警部 スリー・パインズ村の事件簿 #3,4 Three Pines The Cruellest Month - Part 1,2

AXNミステリーより

#3
ガマシュは行方不明者の捜索のため、スリー・パインズへ向かった。村人たちから好かれていた住民、マーク・フォルティエが姿を消したのだ。しかし捜索は早々に殺人事件の捜査となる。そしてこの事件はガマシュたちを村に残るかつての先住民寄宿学校、聖アンソニーの陰惨な過去へといざなうのであった。一方、ラコストはブルーの失踪に関わる重要な証拠が偽造されたことを見抜き、秘密裏に捜査を再開させるのだった。
#4
村の住人たちは自分たちの過去に立ち向かい、彼らにとっての悪魔を退治することになる。ガマシュは殺人事件解決のための突破口を開いた。マークを殺した犯人の動機が、実は大変個人的なものだったと気づいたのだ。一方ラコストはブルーの失踪に関与した者の特定につながりそうな証拠を発見する。

以下ロケ地など

 

カナダの先住民寄宿学校問題

今回の事件現場は、元先住民寄宿学校だった建物。
このドラマでは、2話ずつで1つの事件が解決していくという設定になっているのだが、それ以外にカナダ先住民女性の失踪事件も同時進行していく。

実際にも、カナダ・ブリティッシュコロンビア州の1978年に閉鎖された先住民の寄宿学校跡地から、児童215人の遺骨が発見されたと、先住民のグループが明らかにしたことで、2022年にローマ教皇フランシスコが謝罪するという大問題に発展している。

 

ロケ地

Olivier's Bistro

ドラマでたびたび登場するOlivier's Bistroは、ここにありますが、ストリートビューは2011年のため改装前の古い建物しか確認できません。

 

先住民寄宿学校 聖アンソニー

先住民寄宿学校”聖アンソニー”の建物は、ここのようです。
以下のサイトで紹介されていました。

 

原作 ガマシュ警部シリーズ

The Cruelest Month: A Chief Inspector Gamache Novel (A Chief Inspector Gamache Mystery Book 3) (English Edition)

ガマシュ警部シリーズの第3冊目「The Cruelest Month」が原作。

 

ひとこと

今回は、過去の先住民寄宿学校での事件もからめた内容になっている。
ブルーの失踪事件は、あまり進展はしていないが、証拠の写真が偽造されたものだと判明する。
ブルーの失踪事件は、シーズン最終回第8話で解明するのだろうか?
犯人はどんな人物なのだろうか?