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ねたばれ感想 + ロケーションの紹介

ブランニック警部~非情の大地 Bloodlands (2021)

北アイルランドベルファスト近郊の街で、アイルランド共和国軍(IRA)の

元幹部パット・キーナンが誘拐された。

捜査を担当するトム・ブランニック警部は、事件の裏に1998年に起きた連続失踪

事件が関係していると考え、動き出す。

事件当時、警察内では犯人(犯罪組織)を“ Goliath (ゴリアテ)”と呼んでおり、

イギリスと北アイルランド間の「ベルファスト合意」に絡んだ事件だと

考えられていた。

 

以下ネタバレあり

 

 

 


【ドラマ ロケーション】

 

Goliath  ゴリアテ(クレーン名)

ベルファストの有名な造船所Harland & Wolff のクレーン。

サムソンという名のクレーンもある。

タイタニック号を製造した会社としても有名。(2019年に倒産)

 

ブランニック警部の娘Izzyの通う大学:Queen's University Belfast

 

 

 

 

※ネタバレ注意

 

 

(事件の経緯)

 

1998年

ベルファスト合意(英国とアイルランドの和平合意 史実)

ゴリアテに拉致された3人

 ・デヴィッド・コーリー:敵対するプロテスタント民兵

 ・ジョー・ハーキン:IRA物資調達担当

 ・サイモン・クインラン神父:IRA武器商人

犯行目的:和平合意の脅威になる人物が狙われた。

 

4人目の被害者?

 ブランニック警部の妻:軍の諜報部 第14情報中隊(スパイ活動)

 被害者と認定されていないが、同じ時期に失踪。

 潜入捜査をしており、素性がバレて姿を消したのでは?とも考えられていた。

 

 

現在 登場人物

 ・ブランニック警部:主人公 

           妻は1998年に失踪(拉致?)

           娘イジー 医大

 ・ニーアム:ブランニック警部の部下の女性刑事

 ・ジャスティン・ベル(通称ディンガー):鑑識担当 

                     情報通⇒ニーアムに詳細を説明。

 ・アダム・コリー:被害者デヴィッドの兄 事件を長年調査している

          ⇒警察に情報提供するが、取り入ってもらえず。

          (警察内に邪魔する人物?)

 ・トゥーミー警視正:ブランニック警部が、ゴリアテ側では?と怪しむ人物

 ・トーリ・マシューズ:医師・医学部講師

            失踪したサイモン・クインラン神父の隠し子

            (神父:独身でなければならない)

            父を殺した人物を追い、アダム・コリーと接触

 

誘拐事件発生

 アイルランド共和国軍(IRA)の元幹部パット・キーナンが誘拐される。

 1988年のゴリアテが関係するのか?

 ⇒ドラマ・スタート

 

 

 

※ネタバレ※

 

ゴリアテ事件の真相)

 

脅迫電話

 ブランニックが帰宅すると、1歳のイジーがゆりかごで泣いていた。

 デヴィッド・コリーからの脅迫電話

 「妻を返して欲しいなら、言うとおりにしろ。」

 

神父殺害

 ブランニックは、妻のために

 IRAの武器商人だったサイモン・クインラン神父を殺害。

 その後、ジョー・ハーキンも殺害。

 

妻の裏切り

 誘拐されていたはずの妻は、デヴィッド・コーリーと親し気だった。

 妻は、デヴィッド側の人間。⇒ブランニックは利用された。

 デヴィッドを殺害し、妻は殺せず、「消えろ」と言って逃がす。(行方不明)

 

 

(現在 事件結末)

 

アダム・コリー

 事件の真相に気づき、ブランニックに殺される。

 

トーリ・マシューズ

 パット・キーナン誘拐犯

 ブランニックの娘イジーを連れ出し、ブランニックを脅迫し

 20年前の事件の真相を聞き出す。

 誘拐したキーナンに復讐のため射殺される。

 

パット・キーナン

 ブランニックへ電話をし、自分を誘拐した犯人トーリの居場所を知る。

 ブランニックが隠していたアダム・コリー殺害につかった銃で、

 トーリを射殺。

 ブランニックに犯人に仕立てられ、射殺される。

 

ブランニック警部

 トーリに関しては、身元を隠していたと印象を悪くするような供述。

 キーナンに関しては、ゴリアテだと思うと証言。

 トーリ:キーナン誘拐犯(DNA検出される)

 キーナン:ゴリアテ、アダム・コリーとトーリ殺害の犯人

 警部は、お咎めなし。

 

~終わり~

 

 

(感想)

個人的な想像ですが…

ブランニック警部に関して、上司や同僚らはグレーだと感じながらも

1998年からのゴリアテ事件を終わらせたい警察の上層部の圧力もあり

キーナン=ゴリアテ、で事件解決!としての無罪放免なのだろうと感じた。

トゥーミー警視正は、あんな酷い目にあいながらも、ブランニックへ厳しい

対応を取っていなかったようにも思えた。

 

ドラマは、イギリスでもアイルランドでも超話題作となり、1000万人以上が

視聴したという。

史実をからめながらの、イギリスらしいヘビーな作品。

笑い一切無し!

終始、主人公は眉間に皺をたてた表情。

 

シーズン2の製作も決定しているらしい。

ブランニック警部は、ダークヒーローになっていくのか?

それとも、新シーズンで、ついに悪事がバレたりするのか?

失踪中の妻、登場ある?(事件被害者、もしくは加害者?)

 

さらに眉間の皺もほうれい線も深くなっていそうで楽しみです。