犯罪組織のボス、アーノルドのもとで数々の暗殺任務をこなしてきた殺し屋ゲイブ。だが、ある任務で相棒が殺しの現場を2人の刑事に目撃されてしまう。アーノルドはその刑事たちの抹殺を指示、ひとりは殺害に成功するも、残る元軍人の女性刑事フリンは手ごわく、逃げられてしまった。アーノルドが激怒する中、フリンを追うゲイブたち。一方、フリンは警察内の裏切り者によって警官殺しの容疑をかけられ、警察からも逃亡することに。
以下、ロケ地紹介
映画「殺人者たち」
下記のロケ地で紹介した、映画館が映るシーン、説明は無いが激渋名優リー・マーヴィンの作品が上映されている設定になっていた。
映画館の看板:LEE MARVIN DOUBLE FEATURE
リー・マーヴィンは、映画「殺人者たち」で主人公の寡黙な殺し屋チャーリー・ストロムを演じており、若い相棒がいるという設定。
ロナルド・レーガン大統領が、ジャック・ブローニングという役で登場している。
ロケ地
カルロ殺害シーン
Carr, Riggs & Ingram CPAs and Advisors(会計事務所の建物)
映画冒頭、(メキシコ系の)ヴェラスケスがカルロ・ガルシアに殺害され、建物が爆破されるシーン。
フォレットに会いに行くシーン
Lift County Clerk-Superior Court
ゲイブ(マイケル・ルーカー)が札束入りのカバンを持って、フォレット(ジョン・マルコヴィッチ)に会いに行くシーン。
アーノルド・ソロモンのシーン
Fresco Italiano
ゲイブが、ボスであるアーノルド・ソロモン(ブルース・ウィリス)に報告に行くレストラン。
店名はそのまま映っている。
Los Compadres Mexican Restaurant
Los Compadres Mexican Restaurant(閉業)
ヴァネッサ・フリン(オルガ・キュリレンコ)が同僚の刑事から情報を引き出そうと、車に乗り込むシーン。
映画では、実際の店舗がそのまま映っているが、その後閉業し、新たな建物が建てられている。
道場のシーン
J & J Weight Room
ヴァネッサ・フリンが頼りにする“Sensei(先生)”と呼ばれる男性の道場。
店の公式instagramで、映画に関係する写真が公開されていた。
実際は、道場ではなくスポーツジム。
映画館
Tift Theatre
ゲイブとカルロのシーン。
LEE MARVINの作品が上映されているという設定。
殺し屋が主人公の映画「殺人者たち」(1964)を思い出させる。
ヴィラディ殺害のシーン
ゲイブとカルロが、映画館の向かいにあるヴィラディの一味を殺害し、店に火を放つシーン。
ひとこと
おかしな邦題がついたB級作品。
ブルース・ウィリスの引退前の作品のひとつでもある。
大物スター達が登場するも、こうなってしまうこともあるという悪い見本のような作品。
美しきオルガ・キュリレンコの魅力も半減している。
個人的には、ジョージア州ティフトンのロケ地探しが楽しめて一応満足。