映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

スノー・ロワイヤル Cold Pursuit (2019)

Cold Pursuit [DVD]

Wikipediaより抜粋

ネルソン・コックスマン(ネルズ)はロッキー山脈近くのリゾート地で除雪業を営んでおり、町から表彰されるほどの働きぶりを見せていた。ネルズは幸福な生活を送っていたが、息子が何者かに殺されたことをきっかけに、その生活は一変することとなった。ネルズは独自に捜査を行い、息子を殺したのが悪名高いギャングの親玉(バイキング)であることを知った。ネルズには戦闘経験はなかったが、趣味の狩猟で培った射撃スキルが備わっていた。ネルズは息子の敵を取るべく、バイキングたちを皆殺しにする決意を固めた。

以下ネタバレ注意

 

リメイク作品

In Order of Disappearance / [DVD] [Import]

2014年公開のノルウェー映画「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」(原題:Kraftidioten)のリメイク作品。

 

ロケ地

コロラド州キーホー(架空の街)

Fernie(カナダ・プリティッシュコロンビア州)
キーホーという架空の街は、カナダのファーニーという街で撮影している。

 

ネルズの息子が置き去りにされた公園

Olympic Village Square(バンクーバー
映画でも映っていたが、”The Birds”という巨大な鳥の彫刻がある。

 

モルグのシーン

The Waterfall Building(バンクーバー

 

墓地のシーン

Gusty PeakとThe Fortress
墓地のシーンで背後に見える山は、ザ・フォートレスとガスティ・ピーク。

 

飛行場のシーン

カナディアン・ロッキーズ国際空港(Canadian Rockies International Airport)
ネルズが車から、サンタが出てくるのを待つシーンは、こちらの場所で。

 

ネルズの会社の倉庫

Fortress Mountain Resort
最後の戦いの場所であるネルズの勤務先の倉庫は、こちらのスキー場の建物を利用しています。

 

 

ねたばれあらすじ

息子の死
除雪車運転手のネルソン(ネルズ)・コックスマンは、コロラド州キーホーで、シチズン・オブ・ザ・イヤーを受賞した翌日、息子の死を知らされる。
死因は、麻薬の過剰摂取だと言われるが、ネルズは息子は薬物に手を出していないと訴えるが、警察は事件性は無いと判断する。
ネルズが、後追い自殺をしようとした瞬間、息子の同僚からデンバーの麻薬カルテルによって息子が殺害されたことを知らされる。

復讐開始
息子の同僚から聞いた情報から、1人ずつ殺害していくネルズ。
死体を金網で巻き、滝つぼに落としていった。
ネルズの妻は、夫の態度に理解が出来ず、家を出て行ってしまう。

ギャング抗争に
麻薬カルテルのボスである“ヴァイキング”は、部下が失踪した理由を、原住民のリーダー、ホワイト・ブルの仕業だと疑い、彼の息子を見せしめに殺害してしまう。
ホワイト・ブルは復讐のため、ヴァイキングの息子を誘拐しようと計画する。

兄からのアドバイス
ネルズは、かつてウイングマンという名で暗躍していた兄にアドバイスを求めに行く。
兄は、ヴァイキングに復讐するにはプロの殺し屋が必要だと言い、“エスキモー”という殺し屋を紹介する。
ネルズは、エスキモーに前金を払い殺害を依頼するが、エスキモーはお金目当てにバイキングに情報を売ろうとし、殺されてしまう。
エスキモーは、殺害される前に依頼人が“コックスマン”という名の男だと話したため、ネルズの兄の仕業だと勘違いしたヴァイキングは、ネルズの兄を殺害してしまう。

部下の首
ヴァイキングは、ホワイト・ブルとの抗争を終わらせるために、部下の1人をスケープゴートにし、ホワイト・ブルの息子の殺害犯として、部下の首をホワイト・ブルのもとに届る。
しかし、ホワイト・ブルの怒りはおさまらず、ヴァイキングの息子の誘拐を実行しようとする。

息子の誘拐
ホワイト・ブルの部下が、ヴァイキングの息子を誘拐する直前に、ネルズが息子を誘拐し逃走。ホワイト・ブルの部下に追われるが、逃げ切る。
ネルズは、ヴァイキングの息子を自宅に連れて行き、亡くなった息子の部屋に泊める。
寝る前に絵本を読んだり、除雪車に乗せたりと、息子に優しく接していく。

銃撃戦に
ヴァイキングらは、誘拐犯がネルズだと突き止め、ネルズの職場にかけつける。
ネルズは、彼の息子を危なくない場所に隠し、戦いに備えるが、すぐに捕まってしまう。
ヴァイキングに恋人をスケープゴートとして殺された部下が、ホワイト・ブル側に居場所を知らせ、ヴァイキングらとホワイト・ブルらの銃撃戦がはじまる。
部下のほとんどを失ったヴァイキングが逃走しようとしたところを、ネルズは重機を使い阻止し、ホワイト・ブルがヴァイキングの胸を撃つ。

ラスト
警察が現場に到着すると、ヴァイキングの息子は重機を運転し、去ってしまう。
ネルズは、ホワイト・ブルを乗せ、いつも通りに除雪作業を行っていく。
最初は、ネルズに銃を向けていたホワイト・ブルだったが、息子の復讐を終え淡々と除雪作業を行うネルズを見て、銃を置き、ネルズの車の乗り続ける。

~おわり~

 

 

ひとこと

アクション作品のカテゴリーに入れたが、ブラック・コメディ作品でもある。
多くの人が評しているように、タランティーノ風でありコーエン兄弟風な作品。
嫌いじゃないけど、いつまでリーアム・ニーソン・パパは、家族のために戦っていかなければならないのだろうか。似たような設定が多すぎる。でもカッコいい。それでいいのだ。

(個人的)理想の夫ナンバーワン!