映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

カラーズ・オブ・エビル:レッド Kolory zla. Czerwie (2024)

Netflixより抜粋
ポーランドのある街の海岸で、若い女性の遺体が発見された。調査に乗り出した検察官は被害者の母親と協力し、事件の闇に埋もれた真実をひたむきに追いかける。

以下、ロケ地紹介他

 

原作

ポーランドの作家Małgorzata Oliwia Sobczakが、2019年に出版した”Colors of Evilシリーズ”の第1弾「Red」が原作。
シリーズは、黒・白・黄と第4弾まで出版されている。
ということは、Netflixで今後も映画化されていくのかもしれない。


ロケ地

映画冒頭クラブ周辺

Klub B90(とUlica Elektryków)
映画冒頭、被害者が自転車に乗ってクラブに入るまでのシーンは、この道で撮影されていました。クラブ内のシーンは、Klub B90での撮影のようです。隣のUlica Elektrykówというフードコートでも撮影されたというネット情報あり。

 

遺体発見現場

Plaża w Gdyni Orłowo(海岸)

地方裁判所外観

District court in Gdynia Sąd Rejonowy w Gdyni
映画冒頭に映る地方裁判所の外観は、実際の地方裁判所の外観が使われている。

 

大学外観

グダニスク工科大学 Politechnika Gdańska
映画でも映っていたこの美しい建物は、1900年~1904年に建てられた大学本館で、アールヌーボーの要素を取り入れた北方ルネサンス様式の建造物。
排水設備の装飾に、4つの銅製のガーゴイルの彫刻があったりと、見ごたえある歴史的建物だ。

 

Waldemar Milaが隠れていた場所

2005年に閉鎖された元療養所
Waldemarの姉を追跡し、隠れ家を特定した場所。
地元では危険な場所として有名のようだ。

桟橋のシーン

Orłowo Pier Molo Orłowo
被害者モニカの母Helena Boguckaと検察官のLeopold Bilskiのシーン。

ひとこと

残虐シーンが苦手なため、観終えるのに苦労したが、最後まで見届けた。
真犯人は予想はつくが、複雑な人間関係が徐々にわかっていくのが面白かった。
ありがちな設定ではあるけれど、Netflix映画の中では、よく練られた秀作だと思う。
ポーランドの作品というのも興味深い。
ロケ地探しも楽しく出来た。

映画よりもポーランドの港町グダニスクに興味を持った。
海沿いの街であれば、海産物メニューも多そう。
歴史的な美しい街並みも気になる。
これから、観光名所などチェックしたいと思う。