映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

ビバリーヒルズ・コップ: アクセル・フォーリー Beverly Hills Cop: Axel F (2024)

Netflixより抜粋
あのアクセル・フォーリー刑事 (エディ・マーフィ) が、さらにヒートアップしてビバリーヒルズに帰ってくる! 娘 (テイラー・ペイジ) の命が危険にさらされたことをきっかけに、親子は新たな相棒 (ジョセフ・ゴードン=レヴィット) と組むことに。ビリー・ローズウッド (ジャッジ・ラインホルド) やジョン・タガート (ジョン・アシュトン) などお馴染みの仲間の力も借りつつ、アクセルは陰謀を暴いていく。

以下ロケ地紹介

 

30年ぶりにシリーズ復活

ビバリーヒルズ・コップ3」(1994年)から30年後、そして「ビバリーヒルズ・コップ(1)」(1984年)から40年後に公開された作品。
23歳だったアクセル・フォーリーも、いまや63歳!

 

テレビ作品

2013年にはテレビ映画として、アクセル・フォーリーが刑事になった息子アーロンと共に活躍する「Beverly Hills Cop」という作品もあった。

 

ロケ地 デトロイト

交通整理の警官

Cadillac Square
What’s up? 「元気か?」と声をかけるフォーリー。
Are you warm in there, Foley? 「ぬくぬくだな」と答える男性。

 

アイスホッケーのシーン

リトル・シーザーズ・アリーナ Little Caesars Arena
NHLのデトロイト・レッドウィングスの本拠地。

 

パトカー数台に体当たりするシーン

除雪車に乗って犯人を追うフォーリーは、パトカーにも体当たりして追跡していく。
夜のシーンで、左手にホットドック店のアメリカン・コニー・アイランド(American Coney Island)が映る。

 

ロケ地 ビバリーヒル

車の宙づりシーン

Joe's Auto Parks(駐車場)
アクセル・フォーリーの娘が車ごと宙づりにされるシーン。

 

ビバリーヒルズ到着のシーン

Beverly Gardens Park(公園 腕立て伏せをする男性が映る)
・Tatel Beverly Hills(わんちゃんにご飯を食べさせるシーン)
Burberry(店の前でポーズをする女性 子供が撮影)

 

女性警官2人に逮捕されるシーン

Giorgio Armaniの店前
アクセル・フォーリーが、女性警官2人に逮捕されるシーン。

警察外観

Beverly Hills City Hall

 

スクールバスのシーン

追跡装置をスクールバスにつけ、様子を伺うシーン。
黒幕一味が、スクールバスに付け替えられていることを気づき、さらに学生に中指立てられるシーン。

 

会員制クラブの屋上シーン

Eastern Columbia Lofts
1930年に建てられたアールデコ・スタイルの歴史的建築物。
ターコイズ色のテラコッタで覆われ、深い青と金色のテラコッタで縁取られた美しいデザイン。
映画では、アクセル・フォーリーと娘ジェーンが、悪者を追って会員制クラブに潜入し、黒幕がビバリーヒルズ警察のケイド・グラント警部だと気づいたシーンで使われている。

 

銃撃シーン


Wilshire Blvd
顔にタトゥーがあるカウボーイスタイルの男、他数名に車がハチの巣にされるシーン。
無事助かった後、娘ジェーンに彼女の誕生日と年齢を覚えていることを伝える。

 

チャリーノの店

La Zona Rosa(ナイトクラブ)
チャリーノから、グラントが汚職警官を操り、麻薬カルテルの利益を守っている黒幕だと説明される。チャリーノが事件の真相を全部知っていて、少々出来すぎ。

 


ひとこと

単純明快、ド派手で楽しい作品。
懐かしさもあり、映画を堪能できました。
なんといっても音楽。
当時、サウンドトラックをよく聴いていたので、お馴染みの曲が流れるとテンションUP!

黒幕は冒頭から判明し(ケヴィン・ベーコン以上の大物はいない)、ストーリーはあってない無いも同然。
ただ、ハチャメチャなアクションを楽しむだけの作品です。


シリーズを知らない世代の方は、中途半端な作品に感じるでしょう。
アクションも古臭く思えるかもしれない。
海外の映画レビューサイトでも評価が分かれ、こき下ろしている方もいらっしゃいました。
だが、過去の作品を知る世代にとっては、懐かしいお馴染みのシーンが組み込まれているのが良いのです。

個人的には、脇役のキャスティングが絶妙でした。
チャリーノ・ヴァルデモロ(麻薬カルテルのボス)を演じたルイス・ガスマン、ゴルファー役のクリストファー・マクドナルド、私の好きなマーク・ペルグリノも一瞬ですが黒幕の手下として登場していました。
1番は、大好きなジョセフ・ゴードン=レヴィットの出演!

過去の作品が好きだった方にお勧めします。
当時の空気感、若かりし頃を思い出しながら観る作品だと思います。

あのころ、アクセルも私たちも若かった。

 

ヘリでの逃走シーン。
「エア・ウルフ」のテーマに似た曲が使われているというトリビア情報が。
確認すると、確かにちょっと似ているかも。