ロンドンの劇場で劇作家のジェームス・バリは新作「リトル・メアリー」の初日を迎えていた。しかし、観客の反応は芳しくなく、翌日の新聞でも酷評されてしまう。 そんな中、ケンジントン公園に散歩に出かけたジェームスはデイヴィズ家の若き未亡人シルヴィアと4人の息子(Llewelyn Davies boys)に出会う。ジェームスは一家と親しくなり、足しげくケンジントンの一家の家まで行く。元女優のジェームスの妻は一家を晩餐会に呼ぶが、夫と家族の親密さに嫉妬を覚える。三男ピーターは父親を失って以来、夢を持つことをあきらめ心を閉ざしていた。心の傷と戦うピーターに、ジェームスは空想で遊ぶことと物語を書くことを教え、その中で物語の着想を得る。サセックスの別荘でインディアンごっこや海賊ごっこをした思い出が『ブラック・レイク島の少年漂流記』という私家本にまとめられ、『ピーター・パン』の原型となり、公演は大成功。しかし、ジェームスはメアリーに別れを告げられる。ピーターの慰めとなったのが「ネバーランド」というファンタジーの世界だった。
あまり大ヒットというほどではなかったので、何となく見ずにいましたが
とても素晴らしい作品で、もっと早く見ておけば良かったと後悔しました。
ジョニー・デップがとにかく素敵。あの海賊と本当に同一人物なの!?と誰もが
思ってしまうと思います。
押さえた演技がまた素晴らしい。わざとらしい感じが一切しない。
ケイト・ウィンスレットの母親役も素敵でした。
子供達も負けず劣らず凄い。子供の涙はずるい!絶対泣いてしまいます。
この作品を見るとピーターパンを見たくなり、またバリ本人について知りたくなる
と思います。
バリにディズニーストアでティンカーベルグッズを売っている様子を見てもらいたいなんて思ってしまいました。
その後、映画をもとにした舞台も製作され、「Glee」マシュー・モリソンが
ブロードウェイ版「ネバーランド」に主演する。
【映画ロケーション】
ケンジントンガーデン
リッチモンド・シアター