公式サイトよりあらすじ抜粋
チアパスに蔓延する抗生物質耐性結核菌に効く抗菌剤のカクテルは見つかるのか? ノーバックではメイコ達が培養実験を続ける。デビットはハドソン・ポイントで患者の鼻から見つかったという真菌を特定するようレイチェルに指示を出すが、マウスの実験により意外な結果が判明する。一方、患者ゼロを探していく過程で、サパティスタの兵士たちが皆、ほぼ同時期に感染していたことを突き止めた。そしてその原因とは…!
以下ネタバレあり
レイチェル・ウッズ
結核菌をイソニアジドisoniazidからピラジナミドpyrazinamideまで検査
(抗菌剤に浸す)
デヴィッド
単独でメキシコ・チアバス州へ向かう。現在カルロス・セラーノが行方不明。
途中でサパティスタ民族解放軍の兵士に捕まり、ムニョス副司令官のもとに連れて行かれる。
ムニョス副司令官は、カルロスが裏切ったと考えていた。
しかし、ムニョス副司令官の部下がカルロスを見つけてきてくれた。
肋骨を折っている。
患者0を見つけることが最優先。
ストレプトマイシンの注射を始める。(結果は一週間後。)
メイコ
NYのボブ・メルニコフが入院している病院へ。
ボブがいきなり起き、ここから出られれば一緒に仕事が出来ると話すが、担当医ヤルティコフが来ると、こん睡状態のままだったので驚く。
(幻?ボブは眠ったふりをしている?)
リコとカルロス
リコはカルロスのシャツを脱がし、体中にキス!
カルロスとデヴィッド
感染図を見たカルロス。
同じ日同じ場所で皆感染したことが判明。
カルロスは、訓練キャンプ中の兵舎にメキシコ軍が菌をまいたのでは?と考えるが、デヴィッドは慎重。
リコとカルロス
昼食。サパティスタ民族解放軍兵士は、リコが同性愛者だと知って敬遠している。
リコは、メキシコ原住民のために役にたちたいと活動しているが、馴染めずにいると話す。
民族や宗教、性的思考等の差別で憎しみ合わずに、もっとましなことをすればいいと語る。
デヴィッド⇔メイコとレイチェル
ハドソンポイントについて説明。
患者のほとんどはロタウィルスを持っていた。
サンプル培養→ネイセリア・メニンギディティスN.meningitidis(髄膜炎菌)
脳の炎症が痛覚受動態をブロックしているのでは?→髄液を調べることに。
鼻控の中を調べたら真菌を発見。
真菌は、神経をブロックする化合物を作る→その菌を特定することに。
カルロスとリコ
2ヶ月前に何か集まることがあったか訊ねるカルロス。
サンフェルミン祭があった、とリコ。
神父に確認する。
祭の間は教会に泊まる人が多い。→しかし病気の人はいなかった。
カールとレイチェル
ロタウィルスについて調べていると、カールに説明。
真菌をユーペニシリウムEupenicillium・シェライと特定。
デヴィッド カルロス 神父
神父に感染してしまう。
神父は臨終の儀式で、皆「結婚の誓いをやぶったから神が罰を与えた」と言って亡くなっていたと話す。
祭の時に売春婦と関係を持ったことが判明。
患者0は売春婦ではないか?
デヴィッド カルロス ムニョス副司令官
売春宿へ向かうが、既に死亡して1ヶ月はたっていた。
アフリカにしかない菌が何故?
旅行者からうつされたか?故意に感染させられたのか?
メイコ⇔デヴィッド・カルロス
メキシコの結核菌について何もわからずじまい。
ハドソンポイントのユーペニシリウム・シェライについて説明。
マウス実験で、痛みを感じるのが鈍くなっていることが判明。
真菌について更に調べることに。
ムニョス副司令官とリコ
リコを裏切り者だと問い詰めている。政府のスパイだと銃を向ける。
娼婦を連れてきたのはリコだった…。
娼婦は先住民で、政府軍の兵士が、刑務所から出た彼女を連れ去る謝礼に200ドルくれたという。
(デヴィッドとカルロスは彼ははめられたのだと訴える)
そのお金で薬を買ったと説明。
しかし、ムニョス副司令官はリコを射殺。
デヴィッド自宅
デヴィッドの初めての本が出版されたことををメイコとレイチェルがからかう。
カルロスは、シアパスのことを国連に訴えるべきだと話す。
デヴィッドは証拠が何もないと反論。
人々に必要なのは、君の助けで怒りではないと言い、病気を止めるために働くことがシアパスのそして世界のためにもなると話すが、カルロスは「自分を恥じている」と言い黙ってしまう。
その後もシアパスの現状は悪化。
しかし、メキシコにはもう入れない状態になっている。
ウェストン(ウェス)は、ハドソンポイントの問題をまず解決するようデヴィッドを説得。
真菌の量と症状は無関係だとレイチェルがデヴィッドに説明。
メイコが真菌の出所を発見。地元のスイートコーンだった。
皮についており、剥くと空中に舞い、鼻に入る。
なんと、メイコにも症状が出て、舌を噛んでしまう。
レイチェルの鼻にも真菌があるが、症状は出ていない。
メイコとハドソンポイントの住民との共通点は?
真菌がメイコ練歯磨きに反応。
歯磨きのミントに刺激されたことが判明。
カルロス
国境無き医師団からは連絡がない。
サパティスタのHPが更新されておらず心配する。
ハドソンポイントの病気の原因は、
サリチル酸メチル(C8H8O3)、別名ウィンターグリーンWINTERGREEN。
真菌は、ウィンターグリーンが嫌いで防衛反応として化学反応するという。
とうもろこしのサビ病菌の被害があり、駆除したためにこの真菌が蔓延したのだろう。
カールは、データが欲しいというが、デヴィッドは全ての情報を世界中で共有したほうがいいと言い、ノーバックのサイトで公表することに。
カール デヴィッド カルロス
カールが、メキシコの村が無差別爆撃されたことを話す。隔離施設も全て…。
病気が広がれば甚大な被害が出ると考えた結果だと言う。
しかし、メキシコ政府軍は原住民を絶滅させたのだとカルロスは憤る。
NYボブの病院
ボブが目を覚ます。デヴィッドと話す。
いくつか質問するが、手術のことは覚えていないようだ。
~エンディング~
結局、メキシコの原住民は絶滅させられてしまった…。
絶滅するためにあの病気を蔓延させたのか?
バイオテロというものなのか?
本当にあったら恐ろしい。
最近の豚ウィルス騒動など、世界で色々な新しい病気の被害が出ている。
リ・ジェネシスを見ていると、単なるドラマではなく、何かを予言しているようにも思えてくる。
カルロスはリコのことをだいぶ引きずりそうな気がする。
元気を出して欲しい。
そして、ボブがようやく目覚めてホッとしています。
デヴィッドのもとに帰り、以前の生活に早く戻れることを祈ります。
やっぱりボブは研究所にいなくては。