ホラー映画の製作会社リパルジョン・ピクチャーズの看板女優、ウェザリー・アダムスの楽屋に何者かが押し入り、その後彼女が行方不明になる。撮影所の代表スタンリーの連絡を受けたニックとブラスは、捜査を開始。ウェザリーの楽屋でストーカーからの贈り物と思われるバラの花を確認。過去にウェザリーとトラブルを起こしたファンたちのリストを受け取る。
ホラー映画看板女優殺害事件
被害者:ウェザリー・アダムス
職業:リパルジョン・ピクチャーズ(主にホラー映画映画製作)の看板女優
発見時:小道具置き場のマネキンの上 背中に斧が刺さった状態
楽屋:ストーカーからの贈り物らしきバラの花
撮影所オーナー、ラフーン兄弟の兄ヴィンセント
被害者ウェザリーに花を贈った人物は、
元スタッフでウェザリーの元恋人のザルコだと証言
↓
ザルコ
撮影中の事故で顔に大やけどを負い、撮影所をクビに。
面倒は見るから労災の申請はするなとラフーンに言われ信じたが、申請期限が切れた頃に2000ドル渡され、お払い箱にされていた。
ウェザリーは、やけど跡を嫌がり、別れを切り出された。
犯行は、否定。
被害者ウェザリーの爪にはさまっていた皮膚
レイプ検査で発見された精子
→共に映画監督ヴォーン・クランティ(別名ザック・ピュートリッド)のものと判明
↓
映画監督ザック
ウェザリーとの肉体関係は認める。
犯行は、否認。
検視結果
凶器:パイプ状の鋭器
最初の傷を隠すために、斧で刺しなおしたようだ。
防犯カメラの映像
不審者が押し入ったように見せかけようとする男性の姿→兄ヴィンセント?
ザルコをはめようとした?→ヴィンセントを拘束
↓
現場
兄ヴィンセントの帽子のバックベルトにサイズを広げた跡を発見
→防犯カメラの男性はヴィンセントではない?
↓
防犯ビデオ映像を再検証
身長や体格から→弟メイソンだと判明
凶器
亜鉛で電気メッキを施した鉄パイプだと判明
↓
現場倉庫にて撮影用の拷問用鉄パイプを発見
弟メイソンの取調べ
ウェザリーが自ら転んでパイプに突き刺さり死んだと証言。
事件の真相
ウェザリーの死:完全な事故死
しかし、安全義務違反で、撮影所の存続危機!
その上、保険も打ち切られたら、撮影所の運営存続が出来なくなる!
↓
スタンリーの計画
ウェザリーの死を殺人に偽装しようと考える。
ヴィンセントを犯人に仕立て上げるよう計画。
メイソンに指示→スタンリーの提案を承諾(子供の頃から兄にバカにされ続けていたため)
↓
メイソン
事故現場の片付け
防犯ビデオに兄の服装で映る
ストーカーにみせかけるよう被害者の楽屋に飾るバラを購入
一部始終をディッキーが目撃し、スタンリーをゆすっていたと証言
ディッキー殺される!
撮影所の倉庫でディッキーの死体をロニーが発見
射殺され、天井から吊るされたようだ。
↓
銃声
銃で撃たれたザック→ディッキー殺害の口封じでスタンリーに撃たれた
↓
ロニーとザック大ピンチ!!!
スタンリーに射殺されそうに!
↓
スタンリーが2人を殺そうとした瞬間、
ウェザリーに扮装したザルコが、スタンリーの背中に斧を!
愛するウェザリーの敵討ちを!
↓
タイミング良く(?)応援部隊到着 ~エンディング~
今回はホラーエピ!
たまにこういう笑えるてドキドキするエピも嬉しい♪
びっくりしたのが、Wendy Simmsがホラー映画に出演していたこと!!!
それもリパルジョン・ピクチャーズの映画だったのです。
真っ二つに切断されて殺されるシーンを自慢げに皆に見せていました。(-_-;)
ホッジス目パチパチ、サラ唖然、大喜びのヘンリー。
アメリカって何であんなにB級ホラーが多いのかな?と思っていましたが、やはりマニアが多いということなのでしょうね!
グリッソムとウェンディのやりとりも、彼女のホラーマニアぶりがわかるシーンでした。
Wendy: Because I just got the DNA results back for Weatherly Adams, and the skin under her nails and the semen from her SAE, they both belong to Von Krunty.
ウェザリーの爪に挟まっていた皮膚とレイプ検査で見つかった精子、両方ヴォーン・クランティのだったんです!!!
Grissom: Who? 誰?
Wendy: Von Krunty. A.K.A Zack Putrid. クランティ、別名ザック・ピュートリッド!
Grissom: Who's that? 誰だ??
Wendy: The titan of terror, the sultan of slash... he's the movie director.
I just found him in CODIS on a statutory rape charge in Laughlin. He was 18 and the girl was 16.
Can you believe that?
「恐怖のタイタン」とか「サルタン・オブ・スラッシュ」の映画監督です!彼!
なんと18の時、16歳の少女に対する法定強姦罪で告訴されてるんですよっ。
Grissom: What's the matter with you? どーしたんだ?(と、たしなめられる。)
Wendy: Nothing. いや…。
Grissom: Go tell Catherine what you've found. Make sure you pull all the old evidence out of storange in case she needs it.
キャサリンにに報告して、彼女が欲しがりそうな過去の証拠をそろえておくんだ。
グリッソム、ウェンディの興奮ぶりに唖然!!!
検死官のデービッドもホラー大好き!
ウェザリーの検死時に、彼女がホラー映画の女優だと知らないロビンスにビックリしていました。
David: You really don't recognize her? この顔、知らないんですか?
Robbins: No. 知らん。(ウェザリーに刺さった斧を抜こうとしている)
David: Did you ever see Chop, Chop, Fizz, Fizz? 「ザクザクシュワシュワ」観てない?
Robbins: No. ああ。
David: Can I Lick the Spoon? 「リック・ザ・スプーン」は?
Robbins: Please, David. もういいよ!
David: They're classics. クラッシックだ。
Robbins: Those are not classics. The Exocist, The Shining, Rosemary's Baby... Those are classics.
クラシックなもんか!「エクソシスト」「シャイニング」「ローズマリーの赤ちゃん」、そういうのがクラッシックだ!
その後、ロビンスに、ウェザリーの良いところを嬉しそうに語るデービッド。(^-^;)
気になったシーンがグレッグ&サラのシーン。
CSIの仕事に疲れているサラ。
グレッグにホラー映画は、いつもダークヘアーの女性が切り刻まれると文句を言った後の発言が気になりました。
「私ね、毎日死の世界に首をつっ込むこと、もう疲れちゃった…。
ここへ来て以来、毎年殺人事件は増える一方。制御不可能。歯止めすらかけられない。」
サラ、結婚を機にやめちゃうの???
後半のロニーのシーンから、ドラマじたいホラー風に!!!
暴風雨の中、ロニーが給油するシーンは、あのヒッチコックの映画「サイコ」のTHE BATES MOTELのセットで撮影されていたようです。見直すと確かに似ている!!!
凝ってますね、CSI ! ! !
ザルコがウェザリーに変装するのもサイコを真似てなのでしょうね。
一番最後のシーンが笑えます。(≧▽≦)
検死室でホラー映画を観るロビンスとデービッドのボケとツッコミ!!!
デービッドは、大きなビーカーらしきものにポップコーンを入れて食べてます。(-_-;)
Robbins: That is impressive. 今のはいいなあ!
As the woman's throat is being slashed you can actually see the entire transverse view of the trachea.
彼女が首を切られるところ。気管の切断面がモロに全部映し出されている。
David: That's all you've got to say? そこですか!?(とツッコミ)
Robbins: I believe I can see the epiglottis. どうやら喉頭蓋も観えそうだ。
David: Epiglottis! 喉頭蓋?!
What about the pathos? ペーソスは?
I mean, what about the humanity? それにヒューマニティ!?
This may have been Weatherhly's best film and that's how you've got to say?
これ、ウェザリーの最高傑作ですよ?
Just watch the movie. いいです…、観てください…。(ガッカリ)
またひとりホラーマニア誕生?(というより、切断面マニア???)