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ボストン・リーガル S4 第7話 Attack of the Xenophobes

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FOXオフィシャルサイトより

体重を理由に太った弁護士を解雇したデニーは、高額の賠償金を求められる。しかしデニーは肥満が感染すると言って譲らず、代理人アランと共に法廷に判断を委ねる。

ケイティとホイットニーは過って少年を銃殺した元警官を弁護。検察側はMRIスキャンを証拠に人種差別を主張し、第2級殺人で元警官を訴えていた。

クラレンスが再び女装姿を撮影され、その映像が投稿されたことを知ったサックは、代理を申し出て動画サイトを訴える。

今回おもしろかったのは、クラレンス!

youtubeに牧師に暴言を吐いたシーンがUPされてしまいました…。

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“You can kiss my ass!”

「アタシのお尻にキスすりゃいい!」

“Take a look at this! Oh! Here it is Mr. Minister!”

「ほら、牧師さん!神の姿が見えるかい?」

“Kiss that right there!”

「早くキスするがいいよ!」

と、スカートまくりあげて、お尻ばしばし叩きながら、激怒してました。

きっかけは、クラレンスがバックで駐車しようとしていた場所に

牧師が割り込んで駐車してしまったこと…。

カール・サックにその動画を見せられながら、怒られるクラレンス…。

それを知ったジェリーは、こっそり自分のパソコンでその動画を観て

笑っているところを、クラレンスに見られてしまいます。

慌ててノートパソコンを閉じて

「観てないよ…」“I wasn’t watching anything.”

と、バレバレの言い訳を!!!

もうこのシーンは何度見ても爆笑。

今回、これで満足しちゃって、他の話は流して観てしまいました。

その後、クラレンスはyoutubeを訴えることに。

その弁護をカールが引き受けます。

判事はなんと…ヘルメットをかぶったクラーク・ブラウン判事!

頭を縫う怪我をしたそうで、傷防護のためと赤いヘルメットをかぶってます。

カール最終弁論(かっこいいんですよ!)

My point is life’s little embarrassing moments are now having far-reaching and more devastating

consequences.

If the day has come that we are going to be publicly and globally shamed by our foolish missteps then the laws of defamation should keep pace.

Certainly when these Tort Laws were drafted the legislators never contemplated You Tube.

「つまり、人生の中の恥ずべき失態が、現代では多大な代償を伴っている。

我々の失敗が世界全体で笑われるような時代なら、法律にも改正が必要です。

不法行為法が起草された時は、誰もyoutubeの存在を考慮しなかった。」

ボストンリーガルでは、その時代の問題について鋭く指摘するお話が多いです。

今回は、youtubeなどの問題点についてのテーマでした。

クラレンス、いっつもカールに怒られているけど、頼りがいがあるいい上司だよね!

判事は、誰もが携帯電話を持ち、その画像をネット配信できる世の中になってしまっているため

法改正が必要だと言うが、現行法では恥をかかされた人を救済する法律がないと言って

残念そうに棄却する。

ジェリーは、Leigh Swiftとうまくいっていました。

しかし、キスをしたことがないジェリーは、恋愛に自信がなく

せっかくリーにデートを誘われてもつい怖くて断ってしまいます…。

そんなジェリーを責めるクラレンスに対して

“you poop!”「ケツ男!」と言って逃げるジェリー。

いったんはデートを断られ事務所を出たリーでしたが、

ジェリーとの関係をはっきりさせたいと考えて、もういちどジェリーもとへ。

皆の前で、リーに正直に言ってほしいと責められたジェリーは

動揺して、タバコをくわえ(タバコをくわえると人格が変わるジェリー)

“I tried to let you down nicely and you punish me for it!

What? I should have opted for cruelty? What do you want from me?”

「せっかく丁寧に断ってやったのに、つき放せばよかったか?」

と言ってしまい、リーはショックで去っていってしまいます。

壁に頭をつけ反省しているジェリー

見かけたアランが声をかける。

謝罪の電話をしたジェリーだが、腹いせにラジオと一緒に映画を見に行くと言われたようで…。

ラジオを返しにきたリー。

また冷たいことを言ってしまいそうになるジェリーだが、すぐに謝罪。

素直に3度目のデートでキスを期待しているのが怖くて…と話す。

すると、リーにキスされるジェリー!

2人は仲直り!うまくいきそうでほっとしました。

アラン&ロレイン

アランがロレインを運命の人かも…と思い始めるが

なんとロレインから恋人がいることを告白されてしまいました。

We’ve decided to make it exclusive, so you won’t have toworry about me stalking you any more.

「もう浮気はしないから、ストーカーは終わりよ。」

とも言われ、驚くアラン。

何故ロレインはそんなことを?

アランを本気にしたかっただけなのか?

デニーの「太っているから解雇」の裁判は…。

なんと担当判事が、とても大きな…女性でした…。

判事を観たアランとデニーは大ショック!

負けが確定か…と思いきや…、あっさり棄却。

何故?!

良かったけど…。(*_*;

最後のバルコニーシーン

太った人の友人は太っているというということで

お互い「あなたと付き合ってから太った」と言い訳を。

また、ロレインを思い続けろというデニー。

自分もシャーリーを思い続けているから…かな?

そして、結論はやはり“お泊り会!”

しかし、素直にお泊り会に賛同しないアラン。

それでも「9時に!?」と誘うデニーに対し

「お菓子は抜きで!」というアラン。

デニーは不服そうでしたが、結局2人仲良くお泊り会を!

アランの「お菓子抜きで…」というセリフは

英語では「No Red Vines.」と言っていました。

REDVINES…まずいです…。(-_-;)

以前勤めていた会社で、同僚のアメリカ人が

お土産でいっぱい買ってきてくれたのですが

皆「まずすぎる…」と誰も食べてくれませんでした。

本人は「美味しいのになあ…。」

とぶつぶつ言いながら食べていました。

(参考:リコリス菓子