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CSI:ニューヨーク S5 第2話 「死者の書」 Page Turner

番組オフィシャルブログより

セントラルパークで行われていたマルーン5の無料ライブで乱闘騒ぎが起き、ライザ・カーペンターという女性が車道に出て倒れて死ぬ。警官が群衆制圧のために撃ったソフト弾が致命傷を与えたかと思われたが、検視の途中でとんでもないことが明らかになる。彼女は放射線に被曝していたのだ! 検視を行っていたシドは途中でそのことに気付くが、ライザの遺体と長時間接していたために自分も被曝して失神してしまう。




以下ねたばれあり

シドがーっ!!!

まさか死ぬわけないと思いながらも、もう心配しましたー。

☆事件の流れ☆

犯人:ポールソン Joel Paulson

仕事に行き詰っていた三流弁護士の男性

妻:全身性のエリテマトーデスを患っており、看病していた。

仕事・看病に疲れ果て、妻を殺害することを計画

3年前、裁判で弁護をした工場にあったタリウムを入手

(工場は、違法な放射性薬剤の輸入で閉鎖になる。)

ある日、妻にタリウムを飲ませ殺害。

病状はエリテマトーデスと似ているため、疑われず。

妻の保険金を手に入れる。

欲を出したポールソン

妻は病気で亡くなったのではなく、職場でタリウムを摂取し

死んだことになれば更に多額の賠償金が入ると考える。

新たな被害者が必要

妻が働いていた

ニューヨーク公共図書館の地下の特別蔵書室にある

『(チベット死者の書』(人気がある書籍なので)に

タリウムを塗り、事件が起こるのを待つ。

そして今回の事件の被害者、

ライザ・カーペンター

ホラー映画監督のダンテ・ガンサー

の2人が亡くなることに…。

最低な犯人でした。

奥さんが難病で看病疲れで苦しみ、

追いつめられて殺してしまった…というのであれば

少し情状酌量もありえそうなのに…。

その上、誰かを犠牲にして、多額の賠償金を

得ようと考えて、死者の書タリウム塗ったんです!

ぞっとします。

今回面白かったシーンは二つ!

1つは、ドン・フラックがローレンス・ワグナーの実験室前で言ったセリフ。

Larry Wagner! NYPD!

Listen up Larry, I'm a little pissed off over having to wear this outfit.

If you don't open this door, I'm gonna huff and puff and nuke your little house down!

「ローレンス・ワグナー!警察だ!

いいか、ローレンス、俺は防護服ってやつが大嫌いなんだ!

ドアを開けないと、このうちごとドカンとぶっ飛ばすぞ!」

吹き替えでは上記のセリフでしたが、本来の意味がなかなか面白いのです。

有名な「3匹のこぶた」に出てくる狼のセリフをもじって言っています。

絵本では、

"I'll huff and I'll puff and I'll blow your house in."

「ふーっと吹いて、ぷーっと吹いて、この家吹き飛ばしちゃうぞ!」

と書かれています。

お茶目なフラック♪

もうひとつはやはり最後の病室でのシーンです!

最初にホークスが一人でお見舞いに。

Hawkes: How you doing?「具合は?」

Sid: Let's just say I know how a microwave burrito feels. But I should also say thank you. I owe a great deal of my recovery to you.

「電子レンジでチンされるブリトーになった気分だよ。でも君には感謝している。回復したのはひとえに君のおかげだ。」

Hawkes: Ah, come on, that was nothing. You would have done the same for me.

「あなたが僕なら、同じことをしたはずだ。」

Sid: As a matter of fact, I would.

「言いたくないが、そうした。」

今度は、マックがお見舞いに。手にはあの「死者の書」が!

Mac: If you get tired of that Journal, I thought you might enjoy a little light reading.

「その雑誌に飽きたら、軽い読み物でもどうかと思って持ってきた。」

Sid: Yeah? A clean copy, I presume?

「どれ…(と本を手取って)汚染されていないだろうねえ?」

すぐにフラックも登場!

Flack: Okay, who's up for the Ranger game?

「レンジャースのゲーム観ようぜ!」(と言いながらチップスの袋をシドに投げる。)

Sid: Did you bring any beer?「じゃあ、ビールもありかな?」

Flack: I wish I did.「それは無理!」

Hawkes: How about we pour you some water instead?

「かわりにお水をお注ぎしますよ。」

Sid: All right. Chips and water. That's like pizza and milk. You're… you're kidding about the beer, right?

「ああ、まったく…。チップスに水とは、まるでピザに牛乳だ。ビールがないなんて冗談だろう?!」

シド、うれしかっただろうなー。

これぞ男の友情!?