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クリミナル・マインド FBI行動分析課 S4 #13 逃亡家族 Bloodline

クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪 シーズン4 コンパクト BOX [DVD]

公式サイトよりあらすじ抜粋

アラバマ州ハーヴェスト。深夜、何者かが民家に押し入り、両親を殺害、10歳になる娘のケイト・ヘイルを連れ去った。両親の傷跡から犯人は複数、ヘイル家の立地から目的はケイトの誘拐だと考えられた。児童誘拐は発生から24時間が生死の分かれ目となるが、さらに気がかりなことに、ケイトには痙攣発作を起こす持病があった。
ところが翌日。ヘイル家から135キロ離れた山間部で、ケイトが保護された。ケイトの証言によると、ヘイル家を襲った犯人は、男の子を連れた三人家族。彼らはケイトを車のトランクに押し込み、10分ほどの場所にあるキャンピングカーへ運んだ。ケイトはそこで、服とアルミホイルだらけのクローゼットに監禁された。しかし緊張から痙攣発作を起こしたために、彼らはケイトを道端に捨てて逃走。翌朝、自力で道路に這い出した彼女は、通りかかった車に救助されたのだった。

 

以下ねたばれあり

 

ロマニー(ロマ=ジプシー)は、全然聞いたことが無かった。
(ウィキより…中東欧に居住する北インドのロマニ系に由来する移動型民族)
実際こんな事件があったわけではないだろうが、怖い!

今回の犯人であるロマニーはルーマニア系で、男の子が10歳の時に、妻を選ぶ儀式のために気に入った同じぐらいの年齢の少女を誘拐する。
誘拐は、代々続くロマニーの血を守るため。
誘拐した少女の親を殺すのは被害者の血縁を絶ち、なおかつ親の子供を取り返そう、助けようという執念を断つためだった。
ロマニーの母親(少女時代、誘拐にあった被害者でもある)がわざと捕まったのも、男性達を逃がすためだろう。
息子プユレは捕まり、少女は救出されたけれど、母は息子に一言「兄さんたちのことは言わないで」と命令。
解決した…と思ったけれども、この家族が最後の末裔というわけではなく、彼の兄弟、そして父親の兄弟もきっといるのだから…。
ぞっとさせられるエンディングでした。

犯人(父親)は、CSIマイアミのあのロシアンマフィアのサーノフ!
悪人顔です。
お母さんのキャシー・グレイ役には、あのシンシア・ギブ
アイドル女優だったシンシアとのギャップが。

ホッチとプレンティスの尋問テクニック“良い警官と悪い警官”のシーンは面白かったです。

 

恐ろしい事件の捜査中、和ませてくれるのは、我らがガルシア!
モーガンが電話した時の会話には笑ってしまいました。
Garcia: Hiya, baby.「はーい、ベイビー。」
Morgan: Hey, baby girl. We need to talk.「ちょっと話しがあるんだけど。」
Garcia: PG or NC 17?「PG(Parental Guidance)?それともR指定?」
Morgan: You're on speaker phone.「スピーカーだぞ~。」
Garcia: I charge extra for groups.「それなら団体料金ね~。」

前半のホッチからの電話にも
Hotchner: Garcia?「ガルシア?」
Garcia: O captain, my captain?「はい、キャプテン。」
と言っていました。
O captain! My captain!というのは、ウォルト・ホイットマンが、リンカーン大統領暗殺後に作った、リンカーンのために作った有名な詩です。
映画「いまを生きる」で使われていたので、御存じの方も多いのでは?