テキサス州のリゾート地、サウスパードレ島。春休みの大学生でにぎわう島のハドソン・ストリート・ホテルで、相次いで2人の男子学生が殺された。被害者同士に接点がなく、死因は共に窒息死。ベッドに縛られ、男性にレイプされた痕跡が残されていた。体格のいい男子学生をベッドに縛っていることから、犯人は複数。さらに被害者が2人とも女好きの「ボス猿タイプ」であることから、BAUは「犯人は主従関係のある男女の二人組で、女が部屋に誘ってプレイを装って縛り上げ、男がレイプして殺害した」と分析する。やがて別のホテルで3人目の被害者が発見された。犯人が捜査陣の動きを知り、犯行場所を変えたと考えたBAUは、犯人の少なくとも1人は、ハドソンストリート・ホテルのスタッフか泊まり客だと考えた。
以下ねたばれあり
モンスター(犯人)が生まれた原因は、おなじみ親からの虐待。
子供への虐待が無くなれば、悪人も減るのでは?
日本でも連日、虐待のニュースが流れている。
[事件の流れ]
犯人アダム
幼少期:継父から虐待を受ける。
乖離性同一性障害になり、アマンダという強い女性が生まれてくる。
16歳まで里親に預けられる。
ジュリー
児童施設のボランティア
荒んだアダムをホテルの住み込み従業員として雇うことに
殺人事件
男性は、ホテルの従業員女性にしつこく絡む。
アダムが助けに入り、ケンカに。
その後、アマンダ(女装したアダム)が登場。
ケンカした男性を部屋に誘う。
ベッドに男性の両手を縛りレイプし、その後窒息死させた。
その後、再度同じ事件を起こす。
BAU
アダムを逮捕するが、証拠不十分で釈放。
ジュリー
アダムの言動に疑問を持ち、彼の部屋へ入ると…。
ジュリー、アダムに詰め寄る。
もう一人の人格アマンダに変わったアダムは、ジュリーを屋上から突き飛ばす。
アダム
継父の元へ行き、殺害しようと考える。
BAU
リード君:アダムに、アダムとアマンダの2人を助けると約束。
アマンダは、アダムが自分の罪を被ると主張。
アダムを守るために、彼の人格を封じ込めることに。
事件後
リード君は、アダムの人格が戻るようにたびたびアマンダに会いに施設を訪れる。
しかし、まだまだ時間はかかりそうだ。
~おわり~
今回のエピソードの舞台は、サウスパドレ島。
オフィシャルブログによると、高校生と大学生が春休みを
過ごすために、大挙して押し寄せ、パーティーを開いて大騒ぎすることで有名だそう。
撮影舞台裏