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PERSON OF INTEREST 第10話 Number Crunch / 汚れた金

オフィシャルサイトより

リースとフィンチとの新しい出会いによってもたらされた予期せぬ影響に、何とか折り合いをつけようとするカーター刑事。一方マシンは、ふたりのリスクを高めるかのように、今回は1つではなく、4つの社会保障番号を告げる。

脚本:パトリック・ハービンソン

監督:ジェフリー・ハント

以下ネタバレあり



マシンからのお告げ

同時に4人の社会保障番号

・クレア・ライアン 42歳 大学講師 → 自宅で銃殺 買い物三昧→お金が入ったことが判明

・マット・ダガン  33歳 ウエイター → 高級バイクを購入後、爆死。

・ウエンディ・マクナリー 29歳 美容師

・ポーラ・バスケス 23歳 無職 (マクナリー家の里子 ウエンディとは姉妹)

4人は、交通事故を目撃し、偶然出会う。

事故を起こした車の人物は、即死状態。

車あったアタッシュケースの大金を4人で山分けしてしまう。


事故死

ジェイミー・ハレン ハレン議員の息子

コカイン摂取後、猛スピードを出し、事故を起こす。

ハレン議員…銀行の監視委員 警察と親しい関係

事件は、表ざたにはならず。

ハイチの慈善団体

ダーティーマネーの隠れ蓑で作られた団体


事件のほうは、事故現場に居合わせた4人が

車から大金を持ち逃げし、そのお金の持ち主から命を狙われる

というわかりやすい展開でした。

4人を救おうとするジョンたちですが、ターゲット達にあまり同情は出来ない。

いくらお金に困っていたとはいえ、通報もせず持ち去るなんて!

ダーティーマネーだということもあり、生き残った二人から

お金を受け取らないジョン。

家を失いかけ、母が入院中の二人に同情して…ということだろうが

あまりすっきりせず。


今回は事件より、CIAのマーク登場のほうが大事件!

Mark Snow (Michael Kelly)

CIA職員

ジョンの元同僚(親友?)

カーター刑事が、前回の事件で、情報屋に裏切られ撃たれた後、

謎の男性(ジョン)に助けられたことを報告書に書き提出。

謎の男性とカーター刑事が仲間では?という疑いで

内部調査が入る。

カーターは、当然完全否定。

その後、謎の男性(CIAのマーク)が登場。

ジョンについて聞かれるが、身分を明かさず。

カーター刑事を尾行する謎の男性。

カーターに詰め寄られ、カフェで話をすることに。

CIA(マーク)の説明

ジョンは危険人物。

親友だった。

極めて危険人物だが、才能はある。任務のせいで壊れかけた。

信じられるものを探しては疑心暗鬼の罠に陥っている。

カーラ・スタントン(写真) CIAの連絡員

カーラを殺し、ジョンは失踪。

死亡したと考えられていたが、カーター刑事の報告で生存が確認される。

殺人を重ね命を落とす前に連れ戻したい。

ジョンから連絡が入ったカーター刑事は、CIAに連絡し、一緒に現場へ向かう。

ジョンとマークが再会するが、別の場所で待機していたマークの部下がジョンを撃ち

ジョンはその場から逃げ出す。

ジョンを追うカーター刑事。

フィンチがジョンを救出にきたことを知り、二人を逃がすことに。

エンディング


これからは、CIAに追われながら戦わなければならず、色々苦戦しそう。

カーター刑事は、CIAは信頼せず(表向きは協力?)

ジョン&フィンチ寄りになることは確か。

ジョンは次回、ちゃっかり回復…はしていないと思うので

傷の痛みに苦しみながらも、調査していくのか?

それとも、フィンチ&カーター刑事、なんてコンビで活躍もあるのか???


トリビアシーン

私の一押しは、フィンチが議員に会いに行ったシーンです。

有名ブロガー、トーマス・ペイン(ハンドルネームと説明)のふりをして会いに行き、

帰り際に名刺代わりにと、連絡先が書かれているというペン(盗聴・盗撮用)を置いていきます。

テレビではよくわからないのですが、アメリカのファンサイトによると

あのペンには、"The pen is mightier than the sword"と書かれていたそうです。

日本でも有名な言葉“ペンは剣よりも強し”です。

この言葉は、トーマス・ジェファーソンがトーマス・ペイン(フィンチの偽名ハンドルネームと同じ)

に宛てた手紙に書かれていたという逸話も有名です。

そんな小さなこだわりが嬉しいワンシーンでした。