4つの政権を見てきたベテラン下院議員フランクは、自分が応援する大統領候補ウォーカーが当選すれば自分もホワイトハウス入りし、国務長官になれるという約束を信じてきた。ウォーカーは当選するが、フランクのホワイトハウス入りはバスケス首席補佐官に反故にされてしまう。“この屈辱を忘れるな。”復讐に燃えるフランクは、ホワイトハウスを揺さぶろうと決意し、静かに、そして慎重に、陰謀を実行に移していく。
以下ネタバレあり
S1 #1
主人公は、民主党の下院議員フランシス(フランク)・アンダーウッド。
大統領候補のギャレット・ウォーカーを応援し、当選した際には国務長官のポストを与えると約束されていた。
しかし当選後、バスケス首席補佐官によって約束を破られてしまう。
復讐に燃えるフランクは、彼らを引きずり落とそうと陰謀を計画する。
そんな時、ワシントン・ヘラルド紙の女性記者ゾーイ・バーンズが、特ダネをつかもうとフランクに近づく。
フランクは、そんな彼女を利用し、バスケス首席補佐官の教育改革法案に関する極秘情報をゾーイにリークする。
S1#2
フランクは、教育改革法案の担当を、ドナルド議員から奪う事に成功し、新たな草案作りに着手する。
次に、国務長官の候補者マイケル・カーンを陥れるため、彼が学生時代に書いた中東問題に対する問題発言をゾーイにリークする。
NPO法人「CWI」のリーダーであるフランクの妻クレアは、夫が国務長官候補から外れたため、大企業「サンコープ産業」からの寄付が打ち切られてしまい、職員の半数をリストラしようと決意する。
S1#3
教育改革法案可決に向かい忙しくするフランクのもとに、彼の選挙区サウスカロライナ州ガフニーでの
ある少女の交通事故死のニュースが飛び込んでくる。
少女の両親が、町の名物になっている大きな桃の形の給水塔が事故の原因だと言い、市を訴えるという。
フランクのライバルの政治家が、今回の事故をフランクのイメージダウンに利用しようともくろんでいた。
S1#4
民主党の下院議長ボブ・バーチは、フランクの教育改革法案に反対する。
フランクは、バーチの部下である院内総務デイヴィッド・ラスムッセンに出世を餌に、バーチ失脚に協力させようとするが断られてしまう。
ゾーイは、フランクのおかげでスクープを連発。
メディアへの露出が増えるゾーイを、新聞社のオーナーのマーガレット・ティルデンは、ホワイトハウス担当記者に異動させるよう指示。
編集長トム・ハンマーシュミットは、異動を断るゾーイと言い争いになり、ゾーイを「腐ったアバズレ」と罵り、カッとしたゾーイも編集長の発言をツイートし、会社を辞めてしまう。
フランクの妻、クレアは、巨額の寄付を失い、過去に関係があった写真家アダムに電話をする。
S1#5
マシューズが副大統領になり、空席になったペンシルベニア州知事の椅子に誰を座らせるか党内では、意見が分かれていた。
フランクは、自分が弱みを握るルッソを州知事候補にしようと考えていた。
新聞社を辞めたゾーイは、ニュースサイト「スラグライン」からスカウトされる。
妻クレアは、「サンコープ産業」に代わる分の寄付を集めようとパーティを企画。
しかし、当日になって会場のホテルが、教育改革法案に反対する組合からの圧力を受け、会場を貸せないと言いだす。
妻のピンチに、夫フランクは自分のスタッフ総動員で、パーティーの開催に画策する。
S1#6
長期化した教員組合ストに苦戦するフランクは、1週間以内に必ず収束させるとバスケスを説得する。
ある夜、警護担当のミーチャムが、ケイトに誘われて自宅でコーヒーを飲んでいる時に
家にブロックが投げ込まれる事件が発生。
逃げる犯人に発砲したミーチャムは、フランクの警護から外されてしまうことに。
フランクは事件を利用して、マーティ・スピネラを陥れようと画策する。
アンダーウッド家 1609 Park Ave., Baltimore, MD.
ゾーイの家
フレディのお店
クレアのオフィス The Clean Water Initiative
クレア主催パーティー会場 (Hotel Cotesworth)
第1話冒頭から夢中になってしまった作品。
ケヴィン・スペイシーのはまり役。
苦戦しながらも、思い通りに人を操っていく様子がゾクゾクする。
野心家の妻クレアとのカップルがものすごく“らしく”ていい。
いずれは、あの夫婦が大統領夫妻になってしまうのだろう。
Netflixの1か月無料体験、早速申し込んでみようと思っています。
もしくは、DVD買う、かも。(アマゾンにらめっこ中)
ここ数年で1番のお気に入りです。