映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

グレイス 消えゆく幸せ A Fall from Grace (2020)

バージニア州で公選弁護人として働いていたジャスミン・ブライアント。

ある日、上司のローリーから、グレイス・ウォーターズという夫殺害の容疑で

逮捕された女性の弁護を命じられる。

面会時、グレイスは、息子にいつでも会える場所にある刑務所に入るなら

司法取引に応じると言うが、今までジャスミンが会ってきた容疑者らとは

全く違う様子のため、不審に思ったジャスミンは、事件を調べ始める…。

 

以下ネタバレあり

 

 

ドラマに関するインタビュー番組

 

上司のローリーは、ジャスミンが取引せず、裁判に持ち込んだことを不満に思って

いた。弁護士事務所には、裁判費用を工面する余裕が無く、殺人犯を擁護する側

として、世間やメディアからのバッシングも心配していた。

ジャスミンは、改めて関係者から事情を聞くため、親友のサラの家を訪ねる。

グレイスの別れた夫が、息子と変わらない年齢の女性と再婚し、落ち込んでいたので

外に出るよう励まし、グレイスと夫シャノンの出会いの場になった展覧会の話をし

葉書をジャスミンに渡す。

ジャスミンは、現場の血痕の不審な点、夫シャノンの死体が発見されていないこと

事件前までは善良な市民であったグレースの人間性などを陪審員に説明するが

サラの証言が陪審員に悪い印象を与える結果となり、有罪判決が出てしまう。

ショックを受けたジャスミンは、サラを心配し彼女の家へ向かう。

すると、以前サラの家で会った老婆が、ローブ姿で道を歩いているのを目撃する。

サラの家に帰りたくないと抵抗する老婆から、驚愕の事実を聞かされる…。

 

 

 映画のプレミア会場でのインタビュー映像。

 

ストーリーはよくある話で、誰が犯人かはすぐにわかったため

かなりの倍速で流し見してしまった。

財産目当てとはいえ、毎回母親と同じぐらいの年齢の女性を口説き

結婚しなければいけないことに、うんざりしなかったのだろうか?

地下にあんなに人がいたこと、ちゃっかりまた何かしでかすつもりのサラに

ツッコミをいれつつ、一応ハッピーエンドでほっとした。

お勧めするほどではないけれど、王道な展開なのは良いかも。

 

 

【映画ロケーション】

 

映画は、主にタイラー・ペリー・スタジオで撮影されています。

そう、あの主人公の上司役で出演していたあのタイラー・ペリーのスタジオです。

そもそも、この作品の監督・脚本・製作総指揮全て、タイラー・ペリー。

この方、エンターテイメント業界で最も稼いだ俳優ランキングみたいなものに

何度も上位ランクインしている超大金持ち。

 

Tyler Perry Studios 公式サイト(セット紹介ページ)

こちらのサイトに、スタジオ内にある撮影用セットが紹介されていましたが

銀行や裁判所、警察署など、作品内で見覚えあるものばかりでした。

敷地内は、まさに一つの町のよう。Google Mapで見るだけでも楽しめます。

 

見学など出来るのならば、一度行ってみたい!