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ヒットマンズ・ボディガード The Hitman's Bodyguard (2017)

Hitman's Bodyguard/ [Blu-ray] [Import]

 

マイケル・ブライスは、日本人の武器商人クロサワの護衛を担当するが、任務が終わる瞬間に、クロサワが何者かに暗殺され、彼のボディガードとしての評判は地に落ちた。
それから2年後、ベラルーシの独裁者デュコビッチは国際司法裁判所で裁判を受けていたが、証人を次々殺害し、彼を有罪に出来る証言が得られないままでいた。
最後の証人は、凄腕のヒットマンであるダリウス・キンケイド。
キンケイドは、妻の釈放と引き替えに証言することに同意するが、インタポールに内通者がおり、彼は命を狙われ続けることになる。
インターポールの捜査官のルーセルは、恋人だったマイケルにキンケイドの護送を依頼する。

以下ネタバレあり

 

最近、Netflixでハズレの作品が続いたが、この映画は娯楽的要素が沢山詰まった楽しい作品だった。特に、アムステルダムのカーチェイスシーンは、見ごたえあり!

 

こんなふざけたポスターも作られていて、笑ってしまった。あの有名な「ボディガード」(1992)のケヴィン・コスナーがホイットニーを抱えるポスターのパロディです。

 

バイオレンスな場面とコミカルな場面が良い具合に混ざっていて、殺害シーンが苦手な私も楽しく観続けることが出来ました。
2人が裁判所へ向かう途中、ヒッチハイクしたのが修道女がぎゅうぎゅうに乗っているバンで、車中でイタリアの有名な飲み歌であるBevilo Tuttoを合唱し盛り上がるシーンは最高でした。
ノリノリのキンケイドと対照的なマイケルの表情!

 

アムステルダムでのアクションシーンの撮影のため、国立美術館周辺が数日間封鎖されていたようです。運河に何台も車を落していたので、車を引きあげる様子を撮影している動画なども見かけました。
撮影中、誤ってトラムを破壊し弁償したというネット記事も見かけましたが、本当かな?

 

なんと、2021年に続編の、その名も“The Hitman's Wife's Bodyguard ”が公開される予定です。これは絶対に見なければ!

妻がからむことで、また違った面白いアクションシーンが観られそう!
キャスト一覧に、モーガン・フリーマンアントニオ・バンデラスの名もあったが、本当に出演予定なら嬉しい。

 

【映画ロケーション】

 ロンドンで護衛中の会社役員の車が爆発するシーン

 


アムステルダム大学の公式サイトで、映画の撮影のために道が封鎖されることを知らせるページがありました。この撮影のために、試験会場が変更になったことなども書かれており、驚きました。6月26日~28日にアクションシーンの撮影があり、7月8日はアクションシーン無しの撮影だと書かれていました。

 

アムステルダム国立美術館
キンケイドが妻のために、時計台のそばにチューリップの花を置くシーン。

 

 キンケイドの妻の刑務所のビル