映画とドラマとロケ地 MOVIES, DRAMAS & LOCATIONS

ねたばれ感想 + ロケーションの紹介

マザーレス・ブルックリン Motherless Brooklyn (2019)

マザーレス・ブルックリン(字幕版)

1957年のニューヨーク。

トゥレット症候群だが、ずばぬけた記憶力を持つ私立探偵のライオネル・エスログ。

人生の恩人かつ仕事上のボスであるフランクが、何者かに殺害され、ライオネルは

独自に犯人を追い始める。

フランクが残したヒントから、ブルックリンのスラム街の立ち退き問題等から

街の権力者らの腐敗が明らかになっていく…。

 

 

以下、ロケ地と簡単な感想

 

 

映画ロケーション】

 

ボスが連れ去られた車を追い、ライオネルが走って追いかけるシーン。

Frederick Douglass Blvd(ニューヨーク)

 

ジャズ・クラブ  St. Nick's Jazz Pub NYC(閉業) imdbより  

 

 ローラ・ローズの自宅

 

 ライオネルが図書館で調べものをするシーン。The Rose Main Reading Room

 

 抗議活動のシーン ワシントン・スクエア・パーク

 

 

マザーレス・ブルックリン (ミステリアス・プレス文庫)
原作は、ジョナサン・レセムの同名小説「マザーレス・ブルックリン」。

監督・脚本・製作・主演:エドワード・ノートン

オリジナル・ソング:トム・ヨーク「デイリー・バトルズ」

出演:エドワード・ノートンブルース・ウィリス、ググ・バサ=ロー、

   アレック・ボールドウィンウィレム・デフォー

 

原作では、出版された年(1999年)のブルックリンが描かれているが

エドワード・ノートンは、ノワール作品が合っていると考え

1957年の設定で映画化された。

ググ・バサ=ロー演じるローラ・ローズは、原作には登場しない。

 

 

アレック・ボールドウィンが演じた、モーゼス・ランドルフ

ニューヨーク市の大改造を行った“マスター・ビルダー”ことロバート・モーゼス

ちなんだ名前になっている。

実際のロバート・モーゼスも、水泳好きだと知られている。(学生時代水泳部)

 

ギャビー・ホロウィッツは、実在するジャーナリスト、

ジェイン・ジェイコブズがモデルの人物。

ジェイコブズ対モーゼス: ニューヨーク都市計画をめぐる闘い

都市開発vs環境保全

2人の30年にも及ぶ壮絶な戦いが、この書籍にまとめられている。

 

 

この映画の撮影中、セットから火が出て、火災が発生し

消火活動に当たった消防士1名が殉職となる事件があった。

 

 

映画化を熱望したエドワード・ノートンが、監督・脚本・製作・主演と

力を入れ作り上げた作品だったが、残念ながらゴールデン・グローブ賞

1部門だけノミネートされただけだった。

1950年代の探偵業の雰囲気や、クラシカルな街や車、ファッションの美しさ等

ストーリーも練られた、素敵な作品だったと思う。

 

ノワール作品にぴったりな美しい音楽。サントラもかなりお勧めです!