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BULL ブル 法廷を操る男  S4 #7 堕ちた医師 Doctor Killer

Bull: Season Four [DVD]

 WOWOW公式よりあらすじ抜粋

末期がんを患うリリーは主治医ウェバーの勧めで新薬を試すが、数週間激しい副作用に苦しんだ末、帰らぬ人となる。実はその新薬が一度も人体に使われたことがなかったことを知ったリリーの兄ジョナサンは、事実を隠して治験に参加させたウェバーを激しく非難する。翌日、口論のはずみでウェバーを建築現場の縦穴に落下させ死なせたと、ジョナサンがTACへ相談に訪れる。しかし彼の話に納得がいかないブルは……。

 

以下ネタバレあり

 

 

【ドラマ ロケーション】

 

毎回お馴染みニューヨーク郡裁判所

 

 

(今回のポイント)

「全部が自分のせいで起きたとは思わないで。」(チャンク)

 

被害者:Dr. Floyd Weber(事故死)

2年前、製薬会社から新薬の治験患者紹介料として

2年契約で50万ドル前払いで受け取る。

1人も紹介出来ない場合 → 50万ドル返金

契約切れまで、残り数日になった日、

癌が全身に転移し、脳への転移も判明し、緩和ケアに移行することになった

担当のがん患者であるリリーに、最後望みとして、治験の紹介をする。

(人間での実験は、まだ行われていない薬で、マウスでの副作用もあった

ということは伏せていた。)

 

リリーは、ひどい副作用が出るが、

治験を勧めたDr.Weberからは明らかに避けられている状態。

大量のモルヒネを投与し、苦しみながら数週間後に亡くなる。

 

レストランで偶然、リリーの兄ジョナサンが、医師と遭遇。

姉の件を追求するが、逃げられてしまう。

その後、ジョナサンの家に居候をはじめたリリーの息子のアンドリューが

レストランに医師がいることを知ってしまい、店から出た医師に話しかけるが

逃げられたため、突き飛ばしたところ、

工事現場の鍵がかかっていなかった入口から落下し、死亡。

 

 

ジョナサンは、アンドリューのために、自分が突き飛ばしたと

ブルのチームに弁護を依頼するが、すぐに嘘がバレる。

同じ頃、叔父が自分のために自首しそうだと知ったアンドリューが

警察に自首し、逮捕されてしまう。

 

アンドリューは、殺すつもりで突き飛ばしたわけではないが

結果、医師が亡くなったことに責任を感じ、自分のせいだとショックを受けるが

裁判中に、Dr.Weberの製薬会社との契約を知り、自分の言葉で

陪審員に殺すつもりはなかったことを訴え、無罪を勝ち取る。

 

ブルやベニーは自分たちの勝利に満面の笑みだったが

実は、アンドリューがチャンクの言葉に影響を受けたと知り、驚く。

 

 

心配していた、チャンクと娘との問題も解決したようでほっとする。

 

 

チャンクの言葉は、個人的に心に響いた。

失敗を思い出しては、落ち込むタイプの人間。

家族のことも、自分がああしていれば、とか

自分がこうしたら、あんなことにならなかったかも…と、後悔している。

ドラマと違いどれもごく小さな事だが、それでも誰かに

「そうじゃない。全部が自分のせいで起きたことじゃない。信じて。」

と言われたら、楽になれそうな気がする。

 

もし誰かが自分を責め過ぎていたら、そう声をかけてみたい。