カナダ・トロント。
エリック・ボーモンドの元妻である保険会社のナタリーから依頼が入る。
美術館から個人所有の絵画が盗まれ、犯人から400万ドルを要求されているという。
絵の保険額が400万ドルのため、保険金でまかなえるのだが、保険契約を勧めたナタリーが解雇される可能性があり、慎重に交渉を始めることになるが…。
以下ネタバレあり
【ドラマ ロケーション】
ジャスパーが誘拐されたシーン:Cafe Pho Nho前(トロント)
犯人らのアジト:ドン川河口そばの高速道路沿い(トロント)
※ネタバレ注意
毎回、史実に絡めた事件になっている。
今回は、ナチスの手から逃れたルーベンスの絵の盗難事件。
(ナチス・ドイツの美術品略奪)
Wikipedia
青年時代に画家志望だったヒトラーは、ウィーンの美術学校を受験するが不合格に。
画家の夢は破れたが、芸術愛好家としてリンツに「総統美術館」を建設する野望を抱き、ユダヤ人富裕層が所有する名品を次々と没収。周辺国を占領後は、ルーヴル美術館やパリ在住のユダヤ人美術収集家から略奪を繰り返していた。
事件被害者
Isabelle Kalish 祖父母が美術収集家
祖父母のコレクションを美術館で公開することに。
美術館でコレクションが盗まれ、犯人から400万ドル要求される。
黒幕
ドリタ・ヤクビ(Drita Jakupi)
コソボ人 美術品の違法取引の過去あり。
ナチスの戦利品を探すのが専門
イザベルが所有する、"フォーメイション・イン・イエロー"(ルーベンスの絵を隠す為の贋作)を盗むのが目的。
犯人グループ
・Eugene:ドリタの仲間
・アーノルド:美術鑑定士 金のために協力する⇒のち殺害
・Sydney Graves:被害者イザベルの夫 お金のために協力する。
(実は騙されている。)
事件解決後、美術品修復士のジャスパーによって修復されたルーベンスの絵をイザベルがイスラエルに返却するところでドラマが終わる。
今回も、カナダ出身の名脇役らが出演していた。
犯人のドリタ・ヤクビ役には、Melissa O'Neilが。
最近では、The Rookieのルーシー・チェンを演じている女優さん。
被害者の夫シドニーを演じているのは、Aaron Ashmore。
個人的には、Veronica Mars でのTroy Vandegraff役が印象に残っている。
ジャスパーを演じたのは、Jake Epstein。
Suits でのBrian Altma役が有名。
(新たな登場人物)
レイノルズ・ベイカー
マキシンの友人として、ザラ・ハラムに紹介するが、マキシンは先生と呼んでいた。
彼も、大学での講義でモントリオール来ていると説明。
エリックと仕事をすることを反対していた人物。
マキシンの事情をよく知っている様子。
マキシンは、母の死の真相を追って、エリックと仕事を始めたようだ。
登場は、今回限りの様子。
シーズン1は残り3話だが、シーズン3まで続くためマキシンの母に関することは、今シーズンではまだ解決しない気がする。