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ウィークエンド・アウェイ The Weekend Away (2022)

The Weekend Away: the book behind the major Netflix movie starring Leighton Meester out now – read it before you see it (English Edition)

クロアチア旅行に出かけた親友のベスとケイト。
朝目覚めると、ケイトがいなくなり、連絡も取れない状態。
警察に相談するが親身になってくれず、ケイトが雇った運転手と共にケイトの行方を追うことに。

以下ネタバレあり

 

原作「THE WEEKEND AWAY」

 
 
 
 
 
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原作は、Sarah Aldersonの2020年の同名小説。

 

【ロケ地】オープニングシーン

オープニングのタクシーのシーン。
クロアチアスプリトの美しい街並みが映る。

 

【ロケ地】クラブ(ブルー・パーラー)

 
 
 
 
 
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ベスとケイトが行ったクラブ:Night club & beach bar Zenta

 

【ロケ地】世界遺産 ディオクレティアヌス宮殿

ベスと運転手のZainが、警察に追われるシーン。
クロアチアスプリトの観光名所であるディオクレティアヌス宮殿のPeristyle Square。

 

【ロケ地】ディオクレティアヌス宮殿 地下回廊

警察に追われる2人は、宮殿の広場の後、地下の回廊へ逃げ込みます。
Diocletian's Cellars 観光名所

 

あらすじ(ネタバレあり)

クロアチア旅行
主人公:ベス 夫ロブとの間に子供が産まれたばかり。セックスレス
親友:ケイト ベスにロブを紹介した友人。元夫ジェイと離婚したばかり。
ベスは、ケイトが計画した旅行で、クロアチアスプリトに到着する。
ケイトが手配してくれた、ドライバーのゼインが送迎し、ホテルに到着。

夜遊び
・レストラン
 ケイトのおごりで、豪華なディナーを堪能。
 ケイトは、元夫ジェイのカードを利用するというが、カードを止められていた。

(誰かと電話で揉めているケイト 元夫か?)
・クラブ
 ホテルに帰るというベスに、クラブへ行こうとせがむケイト。
 仕方なくクラブへ行くと、二人の男性が近づいてくる。
 ケイトは、羽目を外して、男性と遊ぶべきだとアドバイス
 

ケイト行方不明
・ベス :クラブに行ってからの記憶が無いまま、目覚める。
・ケイト:姿が無い。カバンも携帯も無し。連絡が取れない。
・ジェイ:ベスが電話で問い合わせるが、自己中心で勝手なケイトの性格から事件性は無いと答える。
・ゼイン:ベスを連れ、警察へ。対応した警官(Pavic)は、非協力的。

クラブの男たち
ゼインとベスは、クラブの店員から事情を聞く。
2人の男は、観光客の女性相手に遊ぶエスコート(ホスト)だと判明。
SNSで彼らを見つけたケイトは、嘘をついて彼らを呼び出す。
ベスを見た2人は慌てて逃げ出すが、ゼインに捕まり、ケイトのカバンを盗み、質屋にいれたことを白状し、質屋へ案内する。(ケイトのスマホ入手)
心配した夫ロブが、クロアチアに到着。

死体発見
ケイトの溺死体が、海で発見される。
ベスは、夫ロブと死体の確認に。
しかし、ベスと運転手のゼインは、警察から容疑者扱いをされ、べスはパスポートを没収される。(夫は、帰国。)
ベスは、警察に嘘をついて、死体安置所へ再度連れて行ってもらい、顔認証でケイトのスマホのロック解除をする。⇒夫とケイトの浮気発覚

警察の誤った捜査
・ベスは、ケイト殺害の容疑者に。
・ゼインが過去の人身売買の犯罪者と関係があったことを調べ、彼も容疑者に。
・ベスが、夫とケイトの不倫を知り、報復のためにゼインを雇ったと言い出す。
・クラブのエスコート(ホスト)の2人からも事情を聞くが、容疑者にはならず。

ホテルのオーナー
ベスは、宿泊したホテルに監視カメラがあることを発見する。
ホテルのオーナーの部屋に忍び込み、彼が全ての部屋に監視カメラを付けていたことを知る。
ケイトが映る映像を探し、エスコートの男らに盗まれた後、彼らを追い、ある車に乗った映像を発見し、ナンバープレートをメモ。

指名手配
ベスとゼインは、ケイト殺害容疑で指名手配される。
2人はすぐに警察に追われることに。
ベスは、担当した警官(Pavic)に捕まるが、ケイトにフラれて殺害したと責め、尻軽女だと叫ぶ警官。
もみ合いになる中、彼の上司が現れると、Pavicは足を滑らせ、落下し死亡。
後に、死んだ警官が、売春婦らを襲った後、脅迫した過去があったことが判明する。
警察は、ケイト殺害犯=Pavicとし、捜査終了。

オニキスのビーズ
ベスは、夫ロブと離婚。
その日は、子供のとの面会のため、ロブの家に子供を連れて訪問していた。
車のキーを探し、ロブの服のポケットを探ると、ケイトにプレゼントしたオニキスのビーズが出てくる。
ベスは、トイレで警察に電話をかけ、スピーカーのままにして夫を追求する。
ロブはベスに追及され、事件の夜の出来事を語りだす。
ケイトを追いかけ、密にクロアチアに来たロブは、ケイトを海辺へ連れて行き、ベスには内緒で関係を続けたいと訴える。
ケイトから、ロブとの出来事は人生最大の過ちだと言い、ベスに告白すると言われ、カッとなったロブがケイトを殴り、ケイトを殺害。
ケイトが、警察に連絡したことを知ったロブは、ケイトを襲おうとするが、ゼインに教わった急所を狙い、ロブを倒し、赤ちゃんを連れ逃げ出す。
~おわり~

 

 
 
 
 
 
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死体のシーンを演じるために化粧するケイト役Christina Wolfe

 

 
 
 
 
 
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ベスとケイト、そして例のエスコート(ホスト)

 

 
 
 
 
 
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出演者一同

 

この映画は、最終的に、男性はゼイン以外は皆ダメ男で女性は皆良い人、という設定で面白かった。
スリードをさせながら、最後までハラハラさせてくれる展開だった。

男は
エスコート(ホスト)をしながら、薬を盛って泥棒をする2人組。
 すぐにバレるだろうが、観光客だから訴えず、諦めて帰る人が大半だったのか?
・ホテルに監視カメラを設置し、宿泊者を盗撮する変態オーナー。
 すぐにバレるような監視カメラを設置していて、失笑。
・女性蔑視警官 売春婦を襲い、脅迫して訴えを退けさせる悪党刑事。
 そんな男に相応しい死に際だった。
・夫ロブ
 ケイトに執着しながらも、妻子も諦められない男。
 ベスに叩きのめされ、みじめに泣き崩れる様子を見て、心がすっとした。

ケイトが嫌な人でなければ良いな…と心配しながら観ていたので結末には満足。
原作者が、女性作家というのもあるだろう。
海外の映画サイトでの評価は低いが、美しいクロアチアの景色も楽しめる良い作品だったと思う。