クロアチア旅行に出かけた親友のベスとケイト。
朝目覚めると、ケイトがいなくなり、連絡も取れない状態。
警察に相談するが親身になってくれず、ケイトが雇った運転手と共にケイトの行方を追うことに。
以下ネタバレあり
- 原作「THE WEEKEND AWAY」
- 【ロケ地】オープニングシーン
- 【ロケ地】クラブ(ブルー・パーラー)
- 【ロケ地】世界遺産 ディオクレティアヌス宮殿
- 【ロケ地】ディオクレティアヌス宮殿 地下回廊
- あらすじ(ネタバレあり)
原作「THE WEEKEND AWAY」
原作は、Sarah Aldersonの2020年の同名小説。
【ロケ地】オープニングシーン
オープニングのタクシーのシーン。
クロアチアのスプリトの美しい街並みが映る。
【ロケ地】クラブ(ブルー・パーラー)
ベスとケイトが行ったクラブ:Night club & beach bar Zenta
【ロケ地】世界遺産 ディオクレティアヌス宮殿
ベスと運転手のZainが、警察に追われるシーン。
クロアチア・スプリトの観光名所であるディオクレティアヌス宮殿のPeristyle Square。
【ロケ地】ディオクレティアヌス宮殿 地下回廊
警察に追われる2人は、宮殿の広場の後、地下の回廊へ逃げ込みます。
Diocletian's Cellars 観光名所
あらすじ(ネタバレあり)
クロアチア旅行
主人公:ベス 夫ロブとの間に子供が産まれたばかり。セックスレス?
親友:ケイト ベスにロブを紹介した友人。元夫ジェイと離婚したばかり。
ベスは、ケイトが計画した旅行で、クロアチアのスプリトに到着する。
ケイトが手配してくれた、ドライバーのゼインが送迎し、ホテルに到着。
夜遊び
・レストラン
ケイトのおごりで、豪華なディナーを堪能。
ケイトは、元夫ジェイのカードを利用するというが、カードを止められていた。
(誰かと電話で揉めているケイト 元夫か?)
・クラブ
ホテルに帰るというベスに、クラブへ行こうとせがむケイト。
仕方なくクラブへ行くと、二人の男性が近づいてくる。
ケイトは、羽目を外して、男性と遊ぶべきだとアドバイス。
ケイト行方不明
・ベス :クラブに行ってからの記憶が無いまま、目覚める。
・ケイト:姿が無い。カバンも携帯も無し。連絡が取れない。
・ジェイ:ベスが電話で問い合わせるが、自己中心で勝手なケイトの性格から事件性は無いと答える。
・ゼイン:ベスを連れ、警察へ。対応した警官(Pavic)は、非協力的。
クラブの男たち
ゼインとベスは、クラブの店員から事情を聞く。
2人の男は、観光客の女性相手に遊ぶエスコート(ホスト)だと判明。
SNSで彼らを見つけたケイトは、嘘をついて彼らを呼び出す。
ベスを見た2人は慌てて逃げ出すが、ゼインに捕まり、ケイトのカバンを盗み、質屋にいれたことを白状し、質屋へ案内する。(ケイトのスマホ入手)
心配した夫ロブが、クロアチアに到着。
死体発見
ケイトの溺死体が、海で発見される。
ベスは、夫ロブと死体の確認に。
しかし、ベスと運転手のゼインは、警察から容疑者扱いをされ、べスはパスポートを没収される。(夫は、帰国。)
ベスは、警察に嘘をついて、死体安置所へ再度連れて行ってもらい、顔認証でケイトのスマホのロック解除をする。⇒夫とケイトの浮気発覚!
警察の誤った捜査
・ベスは、ケイト殺害の容疑者に。
・ゼインが過去の人身売買の犯罪者と関係があったことを調べ、彼も容疑者に。
・ベスが、夫とケイトの不倫を知り、報復のためにゼインを雇ったと言い出す。
・クラブのエスコート(ホスト)の2人からも事情を聞くが、容疑者にはならず。
ホテルのオーナー
ベスは、宿泊したホテルに監視カメラがあることを発見する。
ホテルのオーナーの部屋に忍び込み、彼が全ての部屋に監視カメラを付けていたことを知る。
ケイトが映る映像を探し、エスコートの男らに盗まれた後、彼らを追い、ある車に乗った映像を発見し、ナンバープレートをメモ。
指名手配
ベスとゼインは、ケイト殺害容疑で指名手配される。
2人はすぐに警察に追われることに。
ベスは、担当した警官(Pavic)に捕まるが、ケイトにフラれて殺害したと責め、尻軽女だと叫ぶ警官。
もみ合いになる中、彼の上司が現れると、Pavicは足を滑らせ、落下し死亡。
後に、死んだ警官が、売春婦らを襲った後、脅迫した過去があったことが判明する。
警察は、ケイト殺害犯=Pavicとし、捜査終了。
オニキスのビーズ
ベスは、夫ロブと離婚。
その日は、子供のとの面会のため、ロブの家に子供を連れて訪問していた。
車のキーを探し、ロブの服のポケットを探ると、ケイトにプレゼントしたオニキスのビーズが出てくる。
ベスは、トイレで警察に電話をかけ、スピーカーのままにして夫を追求する。
ロブはベスに追及され、事件の夜の出来事を語りだす。
ケイトを追いかけ、密にクロアチアに来たロブは、ケイトを海辺へ連れて行き、ベスには内緒で関係を続けたいと訴える。
ケイトから、ロブとの出来事は人生最大の過ちだと言い、ベスに告白すると言われ、カッとなったロブがケイトを殴り、ケイトを殺害。
ケイトが、警察に連絡したことを知ったロブは、ケイトを襲おうとするが、ゼインに教わった急所を狙い、ロブを倒し、赤ちゃんを連れ逃げ出す。
~おわり~
死体のシーンを演じるために化粧するケイト役Christina Wolfe
ベスとケイト、そして例のエスコート(ホスト)
出演者一同
この映画は、最終的に、男性はゼイン以外は皆ダメ男で女性は皆良い人、という設定で面白かった。
ミスリードをさせながら、最後までハラハラさせてくれる展開だった。
男は
・エスコート(ホスト)をしながら、薬を盛って泥棒をする2人組。
すぐにバレるだろうが、観光客だから訴えず、諦めて帰る人が大半だったのか?
・ホテルに監視カメラを設置し、宿泊者を盗撮する変態オーナー。
すぐにバレるような監視カメラを設置していて、失笑。
・女性蔑視警官 売春婦を襲い、脅迫して訴えを退けさせる悪党刑事。
そんな男に相応しい死に際だった。
・夫ロブ
ケイトに執着しながらも、妻子も諦められない男。
ベスに叩きのめされ、みじめに泣き崩れる様子を見て、心がすっとした。
ケイトが嫌な人でなければ良いな…と心配しながら観ていたので結末には満足。
原作者が、女性作家というのもあるだろう。
海外の映画サイトでの評価は低いが、美しいクロアチアの景色も楽しめる良い作品だったと思う。