ニューヨークで若い女性が殺された。マギーとOAが捜査に当たり、事件の背景に性的人身売買の実態が浮上する。ラクロイのチームも捜査に加わるが、あと一歩のところで容疑者がクロアチアへ逃亡。そして、ブダペストを拠点とする“フライチーム”が捜査を引き継ぐことに……。「FBI:特別捜査班」、「FBI:Most Wanted」、「FBI:インターナショナル」のチームが合同捜査するクロスオーバーエピソード。
以下ネタバレあり
目次
- ロケ地 アレクサンダー・ハミルトン合衆国税関
- ロケ地 CWソルーションズ
- ロケ地 ジュリア拉致現場
- ロケ地 銃撃戦シーン
- ロケ地 Castle Garden Bazaar
- All that glitters is not gold.
- 第1部 FBI 欲望の街 ALL THAT GLITTERS
- 第2部 FBI Most Wanted S3 #1 悪徳の紳士 Exposed
- 第3部 FBI:インターナショナル 暴かれた闇 Pilot
- ジャイアント・シュナイザー
ロケ地 アレクサンダー・ハミルトン合衆国税関
Alexander Hamilton U.S. Custom House
FBI S4 #01 船上パーティーからの帰り道、ニコールが殺害された場所。
1Fに国立アメリカ・インディアン博物館がある。
ロケ地 CWソルーションズ
CWソルーションズ所在地
カート・ウィリアムズはおらず、トレヴァーという彼の幼馴染が電話番をしていた。
ロケ地 ジュリア拉致現場
ジュリアから連絡があり、母親と共に現場へ向かったマギーとOA。
遠くからジュリアを発見するが、目の前で連れ去られてしまう。
ロケ地 銃撃戦シーン
18 Avenue Station近辺
FBIマイアミ支局のクリスティン・ゲインズ初登場のシーン。
彼女は、エフレイン・アメット(元モサド)を追ってNYに。
ロケ地 Castle Garden Bazaar
ハンガリー・ブダペスト
地元警察に訓練をしているシーンは、キャッスル・ガーデン・バザールで撮影。
All that glitters is not gold.
クロスオーバーの第1部(Part1)のFBIのエピソードタイトルは、“All that glitters”。
この文には続きがあり、“All that glitters is not gold.”という英語のことわざを示しています。
直訳すると、「輝くものが全て金であるとは限らない」。
シェイクスピアの「ヴェニスの商人」にも使われている有名なことわざで、見た目の良さで中身をごまかされてはいけないという意味。
レッド・ツェッペリンの有名な「天国への階段」でも、引用されています。
良いエピソードタイトルだなと思い、紹介させていただきました。
第1部 FBI 欲望の街 ALL THAT GLITTERS
被害者①:ニコール・ワイアット(Nicole Wyatt)
船上パーティーの帰り道、何者かに銃殺される。
被害者②:ジュリア・ウォルコット(Julia Walcott)15歳
母の病気ためにお金が必要。⇒お金持ち相手に売春。
船上慈善パーティー
主催者:COLIN KENT CAPITAL社 コリン・ケント(俳優:Oded Fehr)
担当者:フィオナ・グランド(マーケティング部長)
招待客:長者番付リストに名前が載る富豪たち。女性は全員モデル。
OAの苦悩
数か月前、ホットラインで少女からの電話を取った。
金持ちの男と寝て、お金をもらっているという話だったが、電話が切れ、うやむやになった。OAは真剣に捜査しなかったことを後悔する。
容疑者の男
カート・ウィリアムズ:警備会社CWソルーションズ(元軍人)
第十二歩兵連隊特殊部=ケニー・クロスビー(FBI Most wantedのメンバー)
クロスビーに協力してもらい、マギーとOAと3人でカートの自宅へ。
カートはクロスビーを撃ち逃走、その後、逮捕される。
話を聞いていなかったラクロイは、マギーに激怒する。
殺人依頼
カート・ウィリアムスは、3人の殺人を30万ドルで請け負った。
①ピエール・ネイティ:殺害(ハンガリーのブダペスト)⇒10万ドル
②ニコール・ワイアット:殺害⇒10万ドル
③ジュリア・ウォルコット:探したが見つからず。
依頼主:ネイサン・テイト(アメリカで26番目の大富豪)⇒転落死(他殺)
ニコールから1億ドル投資しろと脅迫されていた。
第2部 FBI Most Wanted S3 #1 悪徳の紳士 Exposed
FBI指名手配特捜班
殺人依頼をした大富豪ネイサン・テイトが殺害され、捜査はラクロイのチームにも協力を仰ぐことに。
OAは、ジュリアが言い残したサニーという少女を探すため、ラクロイのチームに加わり、捜査を続ける。
クリスティン・ゲインズ登場
FBIマイアミ支局のクリスティン・ゲインズは、麻薬がらみで元モサドのエフレイン・アメットを追い、ニューヨークへ。
ラクロイのチームからの情報をもとに、ゲインズも現場に向かい、人質を取り、FBIに銃撃してきたエフレイン・アメットを射殺する。
複数の女性の死体
フィオナのダミー会社の中に、港に係留所を所有している会社があり、ラクロイとゲインズが船の中を捜索。4名の若い女性の死体が発見される。
船にあった金庫は、ジュリアが残したメモの番号で開錠。
金庫の中から、少女たちの偽造パスポートが発見される。
⇒未成年の人身売買の拠点
ジェイミー・ジョーンズの証言
フィオナと13歳で出会ったジェイミー。
コリン・ケントに世話になり、体(と薬)の関係も始まる。
ケントの友人も加わり、その後、規模が大きくなっていく。
ニコールは、女性を集める担当に。(家出少女等、お金が必要な若い女性を集める。)
サニーは、コリンが連れ去っていた。
フィオナも、ジェイミーの証言で、取引に応じ始める。
性的人身売買の詳細
コリンは、少女たちを2グループに分け、各都市を巡回していた。
ニューヨーク、ブダペスト、パリの3拠点で、大富豪相手の商売をしていた。
少女たちと関係を持った富豪を脅迫⇒コリンの会社に多額の支援。
コリンの自宅
コリンの第二の自宅を捜索する。
各部屋には、監視カメラが設置され、全て録画されていた。
録画された映像は、既に持ち去られていた。
コリン:NY自宅(ヘリで逃走)⇒別荘(飛行機でクロアチアへ)
第3部 FBI:インターナショナル 暴かれた闇 Pilot
FBI国際チーム ブタペスト本部
・スコット・フォレスター: FBI国際チームの責任者
・ジェイミー・ケレット:チームNo.2捜査官
・アンドレ・レインズ:会計関連のスペシャリスト
・キャメロン・ヴォー:新メンバー
・カトリン・イェーガー:ユーロポール・エージェント
イヴァン・クプレヴィッチ
コリンの友人
地元警察が、有力者であるクプレヴィッチに情報を流し、コリンはすでに逃走。
スマホ入手
FBIに協力的な地元警察の刑事と共に捜査続ける。
地元で被害にあった少女から証言を得る。
コリンが、ブダペストで新たなスマホを購入するという情報を入手し、追跡可能なスマホを渡し、泳がせることに。
コリン逮捕
引き渡し条約のない国へ逃走を計画していたコリンを逮捕。
クプレヴィッチ宅で、サニーを発見。
コリンは、ハンガリーで裁判を計画し、罪を逃れようと考えていたが、すぐにアメリカに送還されることになる。
ラスト
コリンに関わった小児性愛者28名全員を一斉逮捕し、連行。
撃たれたクロスビーの容態も安定。ラクロイは、マギーに謝罪する。
ラクロイのチームに、マイアミ支局のゲインズが加わることに。
OAは、ジュリアの母に犯人逮捕を報告に行く。
フォレストとケレットが恋人関係だと判明し、エンディングに。
~第2話へ続く~
ジャイアント・シュナイザー
個人的には、新チームにワンちゃんがいることが、嬉しいポイント。
タンクという名前の元遺体捜索犬。
可愛すぎる。
まずはスピンオフの新ドラマがスタートして喜ばしい限り。
3つのドラマのトリプルクロスオーバーという贅沢な始まりでした。
ブダペストは、映画製作等に協力的な都市で、建築物の美しさ等も選ばれたポイントだと書かれていました。
ジュバルも観られて満足!