スーは幼い頃から耳に障がいがあったが、人一倍の努力によりＦＢＩの仕事に就くことになる。しかし、彼女が配属されたのは、障害者枠の指紋認証という地味な仕事。その後、捜査官のジャックと出会いがきっかけで、スーは彼のの捜査チームに配属されることになる。
以下ネタバレ注意
2002年～アメリカ合のPAX TVで、全56話放送されたドラマ。
PAX TVが、オリジナル番組の製作の休止が決定され、2005年シーズン３で終了する。
個人的に大好きな作品だが再放送されず、今年AXNで全話放送され、録画した。
勧善懲悪のわかりやすい内容で、子供が見てもOKな作品。
実在の人物
Sue Thomas
ドラマ同様、実際に読唇術の才能を生かし、FBIのエリート・チームに配属されていた人物。ドラマの内容は、彼女の体験をベースにしたフィクションなのだろう。
Deanne Bray
主演のスー・トーマスを演じるのは、スーと同じように生まれつき聴覚障がいがあった女優ディアン・ブレイ。
夫は、映画「コーダ あいのうた」（2021年）でアカデミー助演男優賞を受賞したトロイ・コッツァー。今作品にも、トロイ・メイヤーズ役で出演している。
Pilot（前編・後編）
スー・トーマスについて
・読唇術により会話と手話でコミュニケーションがとれる聾者。
・FBIの障がい者枠での採用。⇒特別捜査チームに転属に。
・聴導犬：リーヴァイ（ゴールデン・レトリバー）
・アイススケートの名選手だったが、親友を失い、アイススケートの道を断つ。
・過保護な両親のもとから独立し、ワシントンで一人暮らしを始める。
今回は、国際指名手配になっているロシアン・マフィアがらみの事件だが、事件への捜査よりも、登場人物の紹介がメインなので、ざっくりしている。
リーヴァイがとにかく愛らしい。
後半で、リーヴァイがスーを庇い撃たれてしまうのだが、わかりきっていても涙が出てきた。
ひねくれた私の心を浄化してくれる大切な作品。
派手でショッキングなドラマが多いが、子供にもおすすめ出来る良作。
少しずつ紹介していきたいと思っています。
