映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

モービウス Morbius  (2022)

モービウス (字幕版)

WOWOWより抜粋

医師モービウスは血液疾患系の難病であるが、少年時代、同じ難病のルシアンと出会って親友同士になった。成人後、資産家になったルシアンは天才医になったモービウスを金銭的に援助し、モービウスは自分たちの難病を研究。そんなモービウスはコスタリカで捕獲したコウモリから作った血清を、余命いくばくもなくなった自身に注射。するとモービウスはスーパーパワーを持つが吸血鬼のようでもあるクリーチャーに生まれ変わって……。

以下、ロケ地など。

 

ロケ地 小児病院

Greek Orthodox Cathedral of the Divine Wisdom (Hagia Sophia)
冒頭に登場する、ギリシャの小児病院の撮影場所は、ロンドンの教会。
ビザンチン様式の美しい教会。

 

ロケ地 マイロの家

The Royal Horseguards Hotel & One Whitehall Place, London
マイロの家は、映画ではニューヨークのセントラルパーク近くという設定だが、実はロンドンのザ・ロイヤル・ホースガーズでの撮影。

 

ロケ地 セントラルパーク

Crystal Palace Park
セントラルパークのベンチに座り、マイケル・モービウスとマイロが話すシーンは、ロンドンのクリスタル・パレス・パークで撮影されている。上手く編集されている。

 

ロケ地 船のシーン

巡洋艦ベルファスト記念艦(HMS Belfast)
船のシーンは、ロンドンのテムズ川にある記念艦の中での撮影。

 

ロケ地 モービウスの研究所のロビー

One London Wall
モービウスの研究所のロビーのシーンで撮影に使われたと言われている。
FBI捜査官のストラウドとロドリゲスに捕まりそうになるシーン。

 

感想

幼い頃から同じ病に苦しんできた主人公マイケル・モービウスとマイロ。
ノーベル賞を受賞するほどの天才マイケルを、富豪のマイロが支え、マイケルは2人の病気のための研究に没頭していた。

モービウスは、吸血コウモリを使ったキメラ細胞を産み出し、血清を自らに注入し、吸血鬼になってしまう。
吸血鬼ありきなので、吸血コウモリの一択だったのだろうが、「何故、コウモリ?」と思う人は多かったはず。
天才のやることは、凡人にはわからない、ということなのだろう。

ストーリーはベタに展開していき、ラストの戦いもベタだったのだが、ミッドクレジットで突然、スパイダーマンに登場する武器商人エイドリアン・トゥームスが登場する。どうやら、スパイダーマンによってモービウスのいる世界に飛ばされたという設定のようだ。
エイドリアン・トゥームスことヴァルチャーが、モービウスと手を組むというところで、エンディングに。

ネット上での評価は低め。imdbでは、☆5/10だった。
ただ、個人的にはダークでマッチョなジャレッド・レトが堪能出来れば、結構元は取れたと思っている。
ロンドンのロケ地探しも楽しかったし。