映画とドラマとロケ地

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フィフス・ウェイブ THE 5TH WAVE (2016)

フィフス・ウェイブ (吹替版)

SonyPicturesより抜粋

ある日、地球から400km上空を巨大な飛行物体が周回し始めた。人類はこの知的生命体を<アザーズ>と呼んだ。ニュースでこの衝撃的事実を知った女子高生のキャシー(クロエ・グレース・モレッツ)の平穏な日常は、この日を境に崩れ去って行く―。圧倒的知能を持つ生命体<アザーズ>により4度の攻撃を受け、人類の99%が死滅。壊滅状態となった地球で生き残ったキャシーは、人間と見分けのつかない<アザーズ>への恐怖に支配されながらも、第5の波を止めるべく彼らの秘密を探り始めるが―。

以下ネタバレ注意

 

原作

フィフス・ウェイブ (集英社文庫)

原作は、アメリカ人作家リック ヤンシーの同名小説。
ヤングアダルト向けの黙示録的なSF小説
原作では、レズニック軍曹は男性。

 

ロケ地 森のシーン

ジョージア州ワインダー郊外のジャクソン・トレイルにて。
主な撮影地は、ジョージア州アトランタ

 

ねたばれあらすじ

アザーズ(宇宙人)からの攻撃
ある日、地球の上空に巨大な宇宙船が現れ、波状攻撃を仕掛けてきた。
第1波 電子パルスによる電子機器の破壊。通信機器の無効。
第2波 地殻変動地震津波
第3波 疫病(鳥インフルエンザ
第4波 アザーズが人間に憑依し、地球人を殺害していく。

サリヴァン
父:オリヴァー 第4波発生後、銃撃戦に巻き込まれ死亡。
母:リサ 医療従事者 第3波の疫病が原因で死亡。
娘:キャシー 主人公 高校生 弟を探しに1人、空軍基地へ向かう。
弟:サム (基地では、ナゲットと呼ばれる。)

避難所
キャシーは、父と弟と森の中にある避難所に到着。しばらくすると軍隊が現れ、子供から先に空軍基地に避難することになる。
バスに乗り遅れたキャシーは、残された大人たちが殺害される様子を目撃。軍隊が去った後、父の死体を発見する。
キャシーは武器を持ち、サムを救い出すため、1人で空軍基地へ向かう。

訓練開始
空軍基地へ到着した子供達は、アザーズが寄生していないか検査された後、首の後ろに探査機を埋め込まれる。
基地では、アザーズに寄生された人間は殺害するしかないと教えられ、子供達も戦えるようにと訓練を始める。
弟のサムは、姉キャシーと同じ高校に通っていたベン・パリッシュ(通称ゾンビ)がリーダーの班に配属される。

エヴァンとの出会い
キャシーが何者かに足を撃たれ倒れているところを、森に住むエヴァンという男性に救出される。エヴァンは、何年も前にアザーズによってスリーパー・エージェントにさせられたが、キャシーを他のアザーズから救出した際に、人間性が再活性化されたと告白。エヴァンを信じられないキャシーは、1人で基地へ向かう。

第5波の意味
空軍基地では、第5波のアザーズからの直接攻撃が始まったと説明があり、子供達も出撃することになる。まだ幼いサムを気遣い、ベンは嘘をついてサムを基地に残し出発。
ベンの班のリンガーが、首に埋め込まれた探知機を取り出し逃走しようとした瞬間、彼女がアザーズに寄生された人間と認識される。このことがきっかけで、自分たちが第5波として人類滅亡の手先にさせられていると気づく。(探知機が無い一般人⇒アザーズと誤認識⇒殺害)


空軍基地
ベンは、1人基地に残してきたサムを救出するため、仲間たちと別れ、1人基地へ戻る。
同じころキャシーも、空軍基地へ潜入。キャシーはレズニック軍曹を倒し、軍服で変装をし、サムを探している途中にベンと出会う。
さらに、エヴァンが現れ、基地内に爆弾を設置したと説明し、次々に爆発が起こり始める。
キャシーは、ベンと一緒にサムを救い出し、基地から脱出。
ヴォーシュ大佐ら生き残った軍人らも脱出したが、エヴァンの安否はわからないままだった。
~おわり、もしくは続く?~

 

ひとこと

評価が低いために、続編がいまだ作られていないが、クロエ・グレース・モレッツのファンとしては充分楽しめた。
映画としては中の中。