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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One

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WOWOWより抜粋
ロシアの潜水艦は最新の高度なAI“エンティティ”を搭載していたが、自我を得た“エンティティ”は自ら発射した魚雷で潜水艦を沈没させる。各国は“エンティティ”が世界中のシステムにとって脅威になると恐れ、“エンティティ”を唯一制御できる、二つでひと組の鍵を手に入れようとする。“IMF”のイーサンも“エンティティ”の鍵を見つけようと行動を起こすが、“IMF”加入前から彼を知る宿敵ガブリエルが立ちふさがる。

以下ネタバレ注意

 

黄色いチンクエチェント

黄色のFIAT500が登場するシーン、「ルパン!」と思った人が多かったはず。
逃げるFIAT500を追う警察やH2のシーンが、何故かアニメに見えてきたり。
ルパンの音楽も聞こえてくるような。
出来れば粉々になったフロントガラスを割って「面白くなってきやがった」とか言ってほしかった。

 

Удачи!

冒頭の潜水艦のシーン、魚雷に書かれた文字は”Удачи!“でした。
この言葉が、もしや後で絡んでくるのか?と思いながら観ていたら、空港の時限爆弾シーンでのキーワードが”GOOD LUCK”でした。
Удачи=Good luck=幸運を! 

 

エンドロールの一文(免責条項)

エンドロールにこんな言葉が。
The production company would like to make it clear that at no point were vehicles driving on the Spanish Steps. These sequences were filmed at a set on a studio backlot.
「実際はスペイン広場の階段を車で降りていません。あれはセットです!(マネしないでね。)」ということなのか。

 

撮影初日に最も危険なスタントを

このシリーズでは、毎回トム・クルーズ史上”最も危険”と呼ばれる目玉シーンが登場する。ドバイのブルジュ・ハリファに登ってみたり飛んでいる飛行機にしがみついてみたりと嘘みたいなスタントを自ら行うのだが、今回も崖からバイクごと飛び降りていくシーンがあった。
このシーンは撮影初日に行っており、その理由は”万が一のこと”が起きた時に周囲に迷惑をかけないためとインタビューで語っていた。

ロケ地

砂漠のシーン

アラブ首長国連邦 リワ砂漠

ローマの警察署

I.C. Via delle Carine - Plesso «G. Mazzini»
グレースが連行されたローマの警察署のシーンは、コロッセオの近くにある学校で撮影されていました。

カーチェイスシーン

カーチェイスは、コロッセオヴェネツィア広場、スペイン広場等、ローマの観光名所で撮影されていた。

 
Chiesa di Santa Caterina dei Funari(教会)前
黄黄色のFIAT500と出会ったシーン。

 

ヴェネチアのシーン

チームがヴェネチアに現れたシーンでは、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂を背にアッカデーミア橋をくぐっていく様子が映っていた。

 

屋上のシーン

グリッティ パレス ホテル The Gritti Palace
ヴェネチアの屋上のシーンは、こちらのホテルの屋上での撮影。


夜のパーティー会場

ドゥカーレ宮殿 Palazzo Ducale
武器商人ホワイト・ウィドウ主催のパーティー会場。

 

橋のシーン

Ponte dei Conzafelzi

バイクでのジャンプシーン

Helsetkopen(ノルウェー
GoogleMapに既に”Cruise Motorcycle Stunt”と紹介されていた。
地図で見ても凄いところですね。

 

列車落下シーン

ダールトン採石場 Darlton Quarry(イギリス)
列車のシーンは、ノルウェーのラウマ鉄道線が使われていますが、落下するシーンは、イギリスにある採石場での撮影です。

 

パラグライダーのシーン

バターミア Buttermere
ラストのパラグライダーのシーンは、イギリスでの撮影。


ネタバレあらすじ

ロシアのステルス潜水艦
ロシアの次世代ステルス潜水艦であるセヴァストポリは、二つの鍵を組み合わせた十字のキーにより起動される高度なAIを採用していた。
そのAIは突如自我を持ち、乗組員らを騙して幻の潜水艦を攻撃させ、セヴァストポリは自ら発射した魚雷により、沈没。乗組員は全員死亡する。

アラビア砂漠
IMFエージェントのイーサン・ハントは、アラビア砂漠のエンプティ・クオーターに潜伏する元MI6エージェントのイルサ・ファウストが持つ十字架型の鍵の一部を取り戻すよう命じられる。
今後、イルサの命が狙われぬよう、彼女の死を偽装する。

ワシントンDC
イーサンは、アメリカ国家情報長官のデリンガーのブリーフィングに潜入し、「エンティティ」と呼ばれる新型AIの情報を得る。
IMFの監査官で、現CIA長官ユージーン・キトリッジは、このAIが自我を持って学習し続け、今後は世界的な防衛情報と金融ネットワークを制御出来るようになると説明。
世界各国は、自国の安全のために、このエンティティを唯一制御出来る十字の鍵を狙っており、イーサンはこの鍵を入手し、破壊する任務を請け負う。

アブダビ国際空港
イーサンのチームは、もうひとつの鍵を持つ人物の取引を阻止するために空港へ向かうが、プロの泥棒のグレースによって鍵が奪われてしまう。
イーサンをサポートする、ルーサーとベンジーは、爆弾が入った荷物があることに気づき、ベンジーが爆弾解除に向かう。
イーサンは、因縁の相手ガブリエルを目撃し、任務中止を決め、3人はそれぞれ空港から逃走。鍵を盗んだグレースは、ローマへ逃走する。

グレース逮捕
ローマに到着したグレースは、その場で逮捕され、警察に連行されてしまう。
グレースを助けるために、イーサンは弁護士のふりをして現れるが、グレースに逃げられ、彼女をバイクで追跡。
途中、グレースを捕まえ、2人で逃走を続けるが、再度グレースに逃げられてしまう。
イーサンは、イルサも加わったチームと合流し、グレースを追い、ベネツィアへ向かう。

ヴェネツィア
イーサンとイルサは、ホワイト・ウィドウと呼ばれる武器商人アラナ・ミツソポリスが開催するパーティーに潜入する。
アラナが鍵の片方を持っており、グレースが盗んだ鍵と組み合わせ、明日ある人物にオリエント急行で鍵を売買することが判明。アラナは、鍵の力を知らないまま売ろうとしていた。
ガブリエルは、エンティティを味方につけており、鍵の力を知っていると言い、明日にはアラナが持つ鍵をエンティティの力で奪うと宣言。イルサかグレースのどちらかが死ぬことになるとイーサンを脅す。

イルサ殺害
イーサンは会場から逃走したグレースを追跡するが、エンティティはチームの通信をハッキングし、メンバーになりすまし、イーサンを誤った場所に誘導していく。
ガブリエルと一騎打ちになったイルサは、ガブリエルに殺されてしまう。
グレースは、イーサンらに協力することを選び、アラナに成りすまして鍵を奪おうと決める。

オリエント急行
グレースは、アラナに変装し、オリエント急行に忍び込む。
イーサンは、列車の速度が遅くなる場所で列車に乗り込もうと計画するが、ガブリエルが機関士を殺害し、スロットルとブレーキを破壊したことで、列車のスピードが遅くならず、乗り込む計画は失敗に終わる。
ガブリエルは、アメリカ国家情報長官のデリンガーと会い、情報を聞き出した後に殺害し、自分の部下であるパリスも刺し、逃走。

鍵の取引
グレースは、アラナを部屋で倒したあと、アラナに成りすまし、買い手(ユージーン・キトリッジ)のもとへ向かう。鍵とグレース本人のパスポートを渡し、グレースの身の安全の保証を加えた1億ドルでの取引を終える。その後、鍵を盗みその場を立ち去る。
すぐに意識を取り戻したアラナがその場に現れ、グレースは追われることに。
グレースが撃たれる寸前、イーサンが列車に乗り込み、グレースを助けるが、床に落ちた鍵をガブリエルが奪う。

ガブリエルとの戦い
鍵を持ったガブリエルを追い、イーサンは列車の上で戦い、とどめを刺そうとするが、イーサンを追ってきた諜報員のジャスパー・ブリッグスに止められる。
ガブリエルは、用意していたトラックに飛び乗り、列車の前方にある橋を爆破する。
イーサンは、諜報員のブリッグスとドガに、乗客を救うために協力してほしいと言い、イーサンはグレースと乗客らを救うため、列車を切り離すことに成功する。

鍵の秘密
イーサンとグレースは、落下寸前のところをパリスに助けられる。
パリスは、ガブリエルに刺され、息も絶え絶えの状況。
イーサンは、パリスから鍵の秘密を聞き出し、潜水艦セヴァストポリとの関連を知る。

ラスト
イーサンは、ガブリエルとの戦闘中、鍵をすり替えて入手していた。
チームと合流して、潜水艦セヴァストポリを見つけ、エンティティを破壊する任務を続けるため、列車からパラグライダーで飛び立つ。
グレースは、キトリッジにIMFのメンバーになりたいと頼む。
~パート2へ続く~

 

 

ひとこと

続編があることがわかっているため、あまり熱心に観なかったが、それでも相変わらずのド派手アクションで楽しませてもらった。
トムは、いつまでアクションスターを続けるのだろうか。
イタリアのローマ、ヴェネツィアの景色も楽しめたのが良かった。


パート2予告

公開は来年!
エンティティを派手にぶち壊してほしい。