監督:ブレット・ラトナー
原作:トマス・ハリス
出演:アンソニー・ホプキンス、エドワード・ノートン
レイフ・ファインズ、ハーベイ・カイテル
エミリー・ワトソン
マイアミで暮らす元FBI捜査官ウィル・グラハムのもとに、 FBIから出動要請が来る。
アトランタに住む2家族全員が虐殺された猟奇事件について、グラハムが逮捕した
服役中の"人食い殺人鬼"ハンニバル・レクターに犯人像についてのアドバイスを
受けてもらうように元上司に依頼される。
しかし、レクターは殺人鬼を操りグラハムを追い詰めようとしていく…。
以下ネタバレあり
<感想>
「ハンニバル」の内容があまりに恐ろしいので(原作を読んだ後、怖くて本を
ゴミ箱に捨てたほど)今回の作品は、怖がりの私でも面白く観ることが出来る
作品でホッとしました。
愛する?フィリップ・シーモア・ホフマンが、あんなことになってしまいますが、
(またああいう役がはまるところが悲しい…)、それ以外はあまりスプラッターな
描写がなくて安心しました。
Dと盲目の彼女、どうにかして幸せになって欲しかった…。ちょっと悲しかった。
レイフ・ファインズは、殺人鬼にしては美しすぎる気がするのですが、そこが狙い?
やたらに裸でうろうろするのにはビックリ。
3部作ともなると、レクター博士の一挙一動にニヤっとしてしまいます。
最初のオーケストラのシーンから、「あ、食べる気だな…。」とニヤリ。
次のシーンでは、「あー!皆食べちゃってる!」とビックリ。
急に接近する脅かし方も博士っぽい。4作目はありませんように…。
【映画ロケーション】
コンサートホール (Pasadena Civic Auditorium)
美術館 (ボルチモア美術館)