海の上のピアニスト [DVD]
出演:ティム・ロス
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン(2008-06-20)
おすすめ度:
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1999年アメリカ=イタリア合作 カラー/2時間5分 監督・脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ 原作 アレッサンドロ・バリッコ (白水社刊) 音楽 エンニオ・モリコーネ (サントラ盤・ソニークラシカル) 主題歌「ロスト・ボーイズ・コーリング」 ヴォーカル ロジャー・ウォーターズ ギター エドワード・ヴァン・ヘイレン ティム・ロス プルート・テイラー・ヴィンス メラニー・ティエリー ビル・ナン ピーター・ヴォーン クラレンス・ウィリアムズ三世 |
<ストーリー> 大西洋を果てしなく往復する豪華客船ヴァージニアン号の ピアノの上に置き去りにされた赤ちゃん・・・・ 彼の名は、ナインティーン・ハンドレッド(1900)。 1900年にこの船で拾われた為、そう名付けられた。 船を下りることなく成長するナインティーン・ハンドレッドは、 突然すばらしいピアノの才能を発揮し、皆を驚かせた。 楽譜は一切読まず、メロディーは乗客達の表情や仕草に 合わせて即興で作り出されていく。 かつて聞いたこともない素晴らし演奏で、あらゆる人を感動の 渦に巻き込んでいった。 彼は、ある時ふと「陸地から見る海はどうなのだろう・・・」と 考え始める。 そんな時、舷窓越しに美しい少女を見て、彼は優しく美しい 感動的な音楽を奏でる。 その少女が船を降りる時にやっと話しが出来たのだが、 群衆の渦に引き離され、彼女は彼の前から姿を消す。 彼女への想いを断ち切れないナインティーン・ハンドレッドは、 今まで一度も下りる事のなかった船のタラップに立つ・・・。 |
美しい映画。
悲しいけれど美しい。
ラストが納得いかない。だって、悲しすぎる。
何しろティム・ロスがはまり役。かっこいい!
この映画を観たら、彼の他の映画は観たくない。
そのくらいのはまり役でした。
一番大好きなシーンは、船が嵐でぐらぐら大きく揺れ、
トランペッターが船酔いで苦しむ中、
少しもぐらつかず、颯爽と船の中を歩く1900。
あの瞬間、私は彼に平伏しました。(船大嫌い女)
そして、船の揺れに身を任せて、フロアをぐるぐる回りながら
ピアノを引き続けるシーン。
まるでピアノ版コーヒーカップ。最高のアトラクション。
ディズニーは、こんな美しいアトラクションは作れないものか。
仕方ない、ユニバーサル・スタジオで作って!
もし作ってくれたら、彼の名前に合わせて1900回乗りたい。
船は苦手だけれど、コーヒーカップは得意です。
ストーリーに納得いかないところがいくつかあったが
ティム・ロスのシーンだけはどれも完璧。
あの眼がいい。
あの飄々とした表情もいい。
スマートというのは、ああいうことなんだと思い知った。
イマイチあか抜けないと悩む男性は、彼のしぐさを見習おう。