1998年、超一流の政治雑誌『ザ・ニュー・リパブリック』の最年少の記者、25歳のスティーヴン・ダラス(ヘイデン・クリステンセン)は、編集長のマイケル・ケリーのもとで特ダネをモノにするジャーナリストとして頭角を現わしていた。スティーヴンはハッカーの特ダネ記事を発表し大きな反響を得る。ニョーヨークのネット・マガジン編集部の記者のアダム・ペネンバーグは同じハッカーのネタを追うよう上司に命じられるが、調べていくうち、スティーヴンの記事が捏造である疑いが高まっていった…。
以下感想
実在のスティーブン・グラス
1995~1998年の3年間、アメリカの有力誌“The New Republic”若手記者として働く。
The New Republic誌や他誌に掲載した、彼の記事がねつ造だと発覚し、解雇される。
個人的にはまあまあの作品だった。
捏造記事は突拍子もなく+面白いものばかりだったのだろう。
途中で主人公が、裏で手を回し何とかごまかそうとするところあたりから
面白くなくなってしまった。
捏造記事を書くなら、最初から言い訳を準備万端にしておけ!とつい思って
しまいました。
冷静に見ていると案外セコイごまかしかたで、失笑だったな。
2020年追記
ネットニュース全盛の今、衝撃的なタイトルをつけた、適当なニュース記事が
日々流れている。今、彼はどう思っているのだろう?
今の仕事は、法律事務所でパラリーガルとして働いているらしい。
実は、ニューヨークの司法試験に合格しているのだが、過去の事件が影響し、
弁護士になれなかったようだ。
(ネット情報なので、間違っている可能性あり。)