1998年3月。10カ月前から12人の女性が襲われる“赤い帽子”事件が発生していた。東部警察署強力係巡査部長ソン・ハヨンは連日張り込みを続けるが、いまだ犯人は捕まらない。そんなある日、若い女性の全裸の絞殺死体が発見される。容疑者として被害者の恋人が逮捕されるが、ハヨンは誤認逮捕ではないかと疑っていた。一方、鑑識係長のクク・ヨンスは凶悪事件に備えて、韓国でもプロファイラーの必要性を感じていた。
以下、ロケ地他
原作
2018年9月に出版された、韓国の元プロファイラーのクォン・イルヨン（권일용）氏と元記者コ・ナム（고나무）の同名ノンフィクション作品が原作。
元プロファイラーの권일용 氏と、ドラマで主役ソン・ハヨンを演じたキム・ナムギルの対談動画。日本語訳も表示されます。
ロケ地 ハヨンが池に落ちるシーン
의림지파크랜드（Uirimji Park Land）
ロケ地 ソウル地方警察庁（外観）
광양시청（光陽市役所）
上記記事は、市役所が撮影に使われたことを紹介する記事。
韓国プロファイラー（行動分析官）誕生のドラマ
1990年代後半の韓国が舞台。
プロファイリングという言葉が認識されていない時代、動機のない殺人事件（サイコパスの事件）が増えることに危機感を持った鑑識班のクク・ヨンス（チン・ソンギュ）は、周囲を説得し犯罪行動分析チームの必要性を訴えていた。
ソン・ハヨンにプロファイラーの資質があると考えたヨンスは、韓国初のプロファイラーとしハヨンと共にてチームを結成する、という展開のようだ。
ひとこと
「クリミナル・マインド」ファンの私は、プロファイラーが主人公のドラマと聞き、すぐに録画予約をした。
暴力を使っての冤罪シーンは、とても見ていられなかったが、ドラマの設定は面白そうだ。
名脇役のチン・ソギュさんが、行動分析チームのリーダーとなるクク・ヨンスを演じているのが嬉しい。また、キム・ウォネさん演じる機動捜査隊隊長のホ・ギルピョや、イ・デヨンさんが演じる刑事課のペク・ジュンシク課長も良い味を出している。
オヤジ俳優好きとして、彼らの活躍も楽しみにしている。
