五番街のブランドショップ、マドックスの女性用試着室で、警備員のジェフが射殺される。試着室には、焼き切られた盗難防止用タグなど万引き犯の痕跡が。防犯カメラには、ゴーストのようにぼやけた犯人らしき女性が映っていた。捜査はステラとダニーが担当する。
一方、マックとホークスは、植物園の迷路で発見された男子学生の遺体を調べる。死因はアブサン・スプーンによる頚動脈の切断。ポケットにはトーマスとエディの試験票があり、現場ではインクの代わりに血が入った万年筆や、衣服の切れ端なども見つかる。捜査を進めるうち、被害者はトーマスとエディと同じチェルシー大学の学生、ブライアン・ミラーと判明する。
今回も一筋縄ではいかない事件ばかりで、見ごたえありました。
これが1時間弱のドラマなのだから、CSIは本当に凄い!!!
まずはブランドショップ万引き事件。
いかにもプロらしき女性が犯人。
手際が良くて逆に見入ってしまいました。
(真似する悪い人がいないといいけど。)
彼女が試着室に入った後を店の警備員が追う。
誰もが万引き犯の彼女を怪しんで追っているのだと思う。
そして、警備員が射殺。
もちろん、犯人はあの怪しい万引き犯の女性と確信。
ステラもダニーも同じように考え、彼女を探し出して
いくけれど、実は何と犯人が別にいた!!!
万引き犯の女性と、警備員射殺事件は無関係だった。
万引き犯の女性は、家庭内暴力から逃げてきた女性
だった。彼女が何かトラウマがあるのではと気づいたのは
なんとアダム!
今シリーズ、彼の登場シーン多いですね。
私のお気に入りキャラなのですが、どうやら子供の頃に
父親から暴力を受けていたよう。
さらりと話すけれど、きっと心に傷を負っているのだろうと
何だか余計にアダムが心配で気になってしまいました。
都市伝説の1つなのでしょうが、アメリカの大学には秘密結社が
あると聞きますが、今回もキングス・アンド・シャドウズという
それっぽい名前の怪しげな秘密結社が登場。
詳細は結局わからなかったのが残念。
CSIのオフィシャルブログでも、イェール大学の
「スカル・アンド・ボーンズ」について書かれていました。
大学生殺害事件のほうも、いかにも怪しい秘密結社
キングス・アンド・シャドウズが関わっているだろうと
思いきや!
実はその秘密結社のせいにしようとした同級生が
犯人ということに。
それも、大学のルームメイトが自殺や殺害された場合
精神的ストレスを考慮し、オールAがもらえるという
制度を悪用しようとしたようだ…。(-_-;)
他のドラマやハリウッド映画などでも、この制度を悪用
するために殺害する…という話がたまに出てきます。
これもまた、アメリカの都市伝説のようなものらしく
デッドマンズ・カーブ(Dead Man's Curve)と呼ばれて
います。実際いくつかの大学ではこの制度があるとも
言われていますが定かではありません。