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ステート・ウィズイン ~テロリストの幻影~ THE STATE WITHIN #4 ルークの道具

The State Within : Complete BBC Series [2006] [DVD]

ルーク・ガードナーへの刑が執行された後、ジェーン・ラバリーはルークからの手紙を受け取る。
手紙には、“ルークの道具”を預けている人がいるので取りに行くよう書かれていた。
彼が残したものを見たジェーンは、ニコラス・ブロックルハースト参事官に相談するが、彼は彼女に黙っているよう圧力をかける…。
イーシャン・ボリスヴィッチとリン・ワーナー国防長官との極秘会談が開かれたが、会談は失敗に終わる…。

 

 

死刑囚ルーク、ついに執行される時が…。
最後に彼が電話をかけたのが、CMC警備保障の社長マッキンタイア。
「早くここから出せ!“ブケック”を忘れちゃいないぞ」と言うが、相手にされず…。
しかしルークは、ジェーン・ラバリーに彼が隠し持っていた証拠を託そうと、手紙を書いていた。

ルークの道具と呼んでいた遺品には…
・偽造パスポート数冊
・書類(契約書等)
・手紙
・1999年6月の日付のビデオテープ2本
手紙には、CMC警備保証会社の仕事でチルギスタンへ行き、ウズマン大統領の共和国防衛軍に対ゲリラ戦の訓練などを行っていたと書かれていた。

1本目のテープの内容は、ブケック村での大虐殺が映されていた。ギャリーが反政府派リーダー、イーシャンの居場所をイーシャンの妹サイーダ(シンクレアの妻)に吐かせようとするが、口を割らないサイーダを射殺。続けて息子アザムまで撃とうとするのをルークが止めていた。
2本目のテープの内容は、旅客機爆破テロ事件の実行犯ハッサンが、イスラム過激派になりすますための指導を受けている姿だった。

契約書からは、CMC警備保障会社をチルギスタンに派遣していたのはアーミテージ社で、当時のCEOで、現国防長官リン・ワーナーの名前が…。彼女は、チルギスタンでの大虐殺にも英国機爆破テロの両方に関わっていたのだろうか?

この証拠を、ニコラスは自分が預かると半ば脅しつつジェーンから奪い、すぐにキャビネットに隠し、何故かマークのペンに金属のようなものをセットする。(盗聴器か?)
マークの立場がいまだわからず。

今回残念ながら?!ニコラスとクリストファーのシーンはありませんでしたが、なんとマーク(イギリス大使)とジェーンが関係を持ってしまいます。
これまた安易だなあ…。大使って立場をわかっているのか?まあ、正々堂々と付き合うならば、何の問題もないけれども。

ギャリーもお払い箱となり、殺されてしまいました。所詮とかげのしっぽ切り。

結局、アメリカが戦争したいがための策略なのか?
アーミテージ社は、戦争があると儲かる会社なのか?
このドラマのテーマは、アメリカの武力行使や戦争を皮肉るもの?

これ以上誰か殺されたりしないでほしいと思います。
まずはまた来週!

詳しいストーリーは、オフィシャルサイトまで!