映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

CSI:ニューヨーク S4 #17 終わりなき殺意 Like Water for Murder

CSI:NY コンパクト DVD‐BOX シーズン4

オフィシャルブログより

ロッカウェイ・ビーチで、鮫と女性の死体が見つかる。女性は鮫に右手や肩などを食われていたが、首には索条痕、目には点状出血が。首を絞められたことによる窒息が死因と見て、CSIが捜査を開始する。現場に駆けつけたステラは、被害者の顔を見てハッとする。どこかで見た覚えがあるのだ。しかし、どこで彼女と会ったのか思い出すことができない。
そんな中、ビーチにはマックの古くからの知人で、現在はニュージャージーのラボに所属するクイン・シェルビーがやって来る。

以下ネタバレあり

 

映画「ジョーズ」へのオマージュ

映画「ジョーズ」でサメに殺された人物の名前は"Chrissy Watson"でした。
このエピソードでサメに殺されたのは"Chrissy Watkins"という人物。
映画「ジョーズ」へのオマージュとして名づけられているようです。

ドラマ内でも、「ジョーズ」に関連するセリフがありました。
ダニーとリンジーのシーンでのセリフ、
Ten thousand dollars for me by myself.
For that you get the head, the tail, the whole damn thing.
「一万ドルくれりゃあ仕留めてやる。
そんでサメの頭も尾びれもそっくりてやるってんだ!」
映画「ジョーズ」のクイントのセリフです。

 

映画「赤い薔薇ソースの伝説」

エピソードタイトルは、”Like Water for Murder”
映画「赤い薔薇ソースの伝説」の原題“Like Water for Chocolatにかけたタイトルでした。

 

 

L2729連続殺人事件

ロッカウェイ・ビーチ
鮫と女性の死体が発見される。
被害者女性:不動産業者クリシー・ワトソン

検視
死因…首を絞められたことによる窒息
毒?→一酸化炭素中毒
下着に墓石のかけらが付着。
プラスチック片を握り締めていた

胃の内容物
女性:チョコレートの成分と媚薬ハーブで有名なダミアナ
サメ:青と黄色のシート→微量のホスフィンと催涙ガス→シートにくるまれた状態で女性を食べた

ロッカウェイ・ビーチで二人目の死体
不動産業者ルイーズ・ベリー(シートにくるまれていた)
死因:酸化炭素中毒による窒息 首に特徴的な裂傷
チョコレートとダミアナを摂取→一人目と同じ手口

ダミアナ入りチョコレートのプレミアパーティーへ(ステラ&フラック)
チョコレートの仕掛け人チャールズ・コール→被害者2人と面識はないと言う。

第一被害者クリシーのプラスチック片→車のトランクの内側にある非常用レバー→トランクに排気ガスが充満するよう車に細工をして被害者を殺そうとしたのか?
クリシーは非常用レバーを開けたため、仕方なく首を絞めて殺した?

過去の類似事件
被害者:弁護士のベン・メルヴォイ
燻蒸用シートにくるまれた状態でビーチに打ち上げられていた。
死因:一酸化炭素中毒
首に裂傷(ルイーズの傷と似ている)

クリシーの皮膚にも、似た裂傷があったことが判明
裂傷「L2729」と読めなくもない。

クリシーの下着から採取されたのと同じ墓石で傷つけられていたことが判明

チャールズ・コール
ドイツ連邦政府から国際指名手配中
クリシーの販売物件の訪問者リストに名前を発見

身柄を拘束
クリシーへのセクハラ行為はみとめたが、事件は否認

首の裂傷から採取した痕跡の分析結果
セント・アンジェロ教会の墓地?→墓石のサンプルを採取

マックがセント・アンジェロ教会から車で変える途中
被害者達の個人広告が目に飛び込んでくる

犯人は、道に個人広告を出している人物を順番に殺しているのか?

次のターゲット?→順番でいくとP・J・デイヴィス→無事確認

 

ルイーズの爪の間の破片
タクシーの中に貼られている「乗客の権利」を記したステッカーと判明!
犯人はタクシーの運転手

殺害方法
タクシーに乗り、後部座席に座る。
窓は開かない。
前の運転席とは壁があり、密室状態に。
排気管から後部座席に一酸化炭素が充満するように細工がしてある。
慌てて逃げ出そうとしても、窓も割れず、苦しんで死んでいくだけ。
その様子を、ミラーで確認しながら運転するタクシードライバー。(目だけ映る)
もがいた時に「乗客の権利」を記したステッカーをひっかいた跡が…。 

ロッカウェイ・ビーチで3人目の死体
P・J・デイヴィスのオープンハウスを見学した男性
首には同じ裂傷が…。 ~エンディング~

 

ダニー&リンジー
前回、ボロボロだった2人(いやボロボロだったのはダニーだけ)のことが心配でしたが、意外にも2人のシーンでは、息ぴったりの様子が!
Ten thousand dollars for me by myself.
For that you get the head, the tail, the whole damn thing.
「一万ドルくれりゃあ仕留めてやる。
そんでサメの頭も尾びれもそっくりてやるってんだ!」
映画「ジョーズ」のクイントのセリフです。

 

けれども、やっぱりリンジーが「耐えられない…」と部屋を出て行ってしまいます。
その様子をクイン・シェルビーが!
彼女は、調査官としてニューヨークのラボの査定を行っている女性。
リンジーが証拠を置いたまま出て行ったことを問題に。
マックがリンジーを心配し、声をかけますが「同僚と付き合ったりした私がバカでした。軽率でした。」とリンジー

 

マックの妻クレアの息子リードが再登場!
新聞社のローカル編集部を辞め、ブログ“ニューヨーク24ニュース”をやっているそう。
マックにしょっぱなから「事実を確認せず煽るような記事は書くな」と忠告。
しかし、もっと凄いネタはない?!と聞くリード。
「母親そっくり」
You remind me of your mother.
と言い、何かあったら一番に教えると約束。
リードは、でもちょっと不満そう。
その後、ある新聞が特ダネを一面に!すっぱぬかれたリードは、マックに文句を言いに。
マックは、関係をはき違えるなと言い、説得して帰させる。
揉めそうでハラハラしましたが、最後のシーンではマックと現場に駆けつけ、リードが速報としてブログにアップすることができました。ほっとしました!

なんと、クイン・シェルビーとマックは、キスをした過去が。
それもマックは結婚していた時に。魔が差した?らしくない!
それとも、若い頃は、今のように落ち着いていなかったのか?
まだクインは、マックのことを思っていた。
そんなクインに
「どんなにいい思い出でも、忘れるしかないことがある」とマック。
あんなセクシー美女をあっさり振った!もったいない。

未解決のままエンディング。続きはいつ?