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クリミナル・マインド FBI行動分析課 S4 #18 リーパー Omnivore

Criminal Minds: Season 4 [Region 1]

オフィシャルブログより

10年前に21人を殺害、ボストンを震撼とさせ、姿を消した殺人鬼リーパー。ある夜、その捜査を指揮した老刑事ショーネシーに呼び出されたホッチは、死期を悟った病床の彼から驚くべき事実を告白される。なんと彼は10年前に、殺人鬼と契約を交わしたというのだ。契約の内容は「俺を追うのをやめれば、俺も襲うのをやめる。お互いの命がある限り」というもの。ショーネシーは自分が死ねば契約は満了し、またリーパーは犯行を再開するというのだ。ほどなくしてショーネシーは息をひきとり、懸念は現実のものとなった。ボストンで若いカップルがリーパーに殺害され、現場にリーパーの署名が残されていたのだ。

以下ねたばれあり

 


今回は、45分ドラマではもったいないほどのエピでした。
被害者フォイエットのふりをした犯人リーパー役には、あのC・トーマス・ハウエル!
アウトサイダー」の頃が懐かしい。
味がある脇役俳優になりましたね。
ただ、彼が出てきた時点で「リーパーだな…」と気づいてしまいましたが。

嬉しかったのは、ジャーナリストのコルソン役に「ミッシング ~サイキック捜査官~」でFBIワシントン支局長ポロックジャスティン・ルイスが登場したこと!
スクープを狙うだけのジャーナリストではなく、ホッチも認める筋の通ったジャーナリスト役だったので、嬉しかった。
かっこよかったです!
無事でホッとしました。

ホッチ、今シーズンは色々と苦労しますね。
リーパーに、ショーネシーと同じ契約を結ぶよう要求されますが、きっぱり断ると、リーパーが路線バスの乗客7人を殺害。
「もうどうでもいい」と現場を立ち去るホッチ。
かなり追いつめられておりました。
そんなホッチが、ロッシに励まされるシーンが本当に感動でした。
Rossi:Hey, I was retired!
Should I blame myself for every victim that got killed while I was on my book tour?
Look, if you want to end up like Shaunessy, like Gideon, blaming yourself for everything you go ahead, but that voice in your head is not your conscience, it's your ego.
This isn't about us, Aaron, it's about the bad guys, that's why we profile them.
It's their fault.
We're just guys doing a job.
And when we stop doing it someone else will.
Trust me. I know.
「俺は引退してたぞ!
本の宣伝ツアーしている間に殺された被害者に責任感じろと?
あのなあ、もし君が、ショーネシーやギデオンみたいに、全て自分のせいにしたいなら、勝手にしろ。でも、それは良心の呵責じゃない、ただのエゴだ。
これは俺達のせいじゃない、犯人のせいだ。だからこそ奴らをプロファイルする。
悪いのは奴らだ。
俺たちは仕事をするだけ。
俺たちがやめたら、他の誰かがやる?
俺は身をもってそれを知った。」
Hotchner: Put that away.「しまってください。」
Rossi: You sure?「いいのか?」
Hotchner: It's a little dramatic, don't you think?「あまりに芝居がかってません?」
Rossi: My wife always said I had a flair for the dramatic.
「別れたカミさんにもそう言われたよ。」
Hotchner: Which one?「何番目の?」
Rossi: All of them.「全員!」
最後のオチも決まった。

犯人は逮捕出来ましたが、なんとも用意周到なリーパーは、マサチューセッツ州の刑務所を調べ、見取り図を入手、しっかり逮捕に備えていました。
逮捕後すぐ、計画通りに刑務所を脱走してしまいます。
BAU対リーパーの闘いはまだ続きます。

早く再登場して、さっさと捕まえてほしい。
あんなのが野放しだと思うと、耐えられません!