2005年8月14日。市議会議員候補である30歳のアフリカ系青年デクスター“デックス”コリンズはメディアの取材に遅刻して到着。スーツ姿だが足元はスニーカー。若々しい彼は型破りな新人候補だったが、ある夜何者かに拳銃で射殺され、しかも生前ドラッグ根絶をアピールしていたにも関わらず、遺体の周囲にはドラッグの容器が落ちていた。
そして現在。刑務所内の受刑者が刑の軽減を条件に、デックス殺人事件の情報提供を申し出る。受刑者は事件を目撃した別の受刑者から聞いたという、凶器である40口径の拳銃シグ・ザウアーのありかを証言し、デックスは最後までドラッグと無関係だったと証言。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
コールドケースは、内容の良し悪しの波が少ないドラマだと思う。
面白い場面もあるけれども、全体的に暗いドラマ。
とっつきずらい印象もあるけれど、事件当時の音楽と地道な調査で
犯人を追及していくのを見て行くうちに、じっくりはまっていく。
今回も良く出来た内容で、最後にはホロリとさせてくれた。
若き黒人の政治家。
オフィシャルブログでも書かれていたが、オバマ大統領をイメージしてしまう。
2005年のこの(架空の)事件から、数年後にアメリカに初の黒人大統領が選ばれることに。
デックスが生きていたら、きっとオバマ大統領のようになっていたのかもと。
今回注目したのは、初登場のべル検事補。
飄々としながらも仕事が出来る!
ミラーは、掴みどころのない彼にイラっとはしているけど、彼の仕事ぶりは認めていそう。
スティルマンは「ベルは良い奴だ。」と評価していた。
今後も登場が楽しみです!
ヴァレンズも彼女と良い雰囲気。幸せになってね!