ニューヨークに暮らすマーティン・ボームは、9.11のアメリカ同時多発テロ事件で妻サラを亡くしてから、空港の荷物係をしながら11歳の息子ジェイクと2人で日々を送っていた。ジェイクは無言症でこれまで話したことがなく、いつも"数字"を書きつづっている。最近携帯基地局の電波塔に登るという騒ぎを起こしたため、児童保護局が調査に乗り出してきた。調査員クレアに説得され、マーティンは調査期間だけ彼を施設に預けるが……。
以下ネタバレあり
元新聞記者のマーティンは、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件で妻を亡くした後、
職を転々としながら、無言症の息子ジェイクを育てていた。
ジェイクは、他人との関わりを嫌がり、父親であるマーティンからも触られることを拒んでいた。
ある日、ジェイクが書き綴った数字に特別な意味があると気づき、彼のメッセージを探し始める。
マーティンは、インターネットで知った無言症の専門家テラーのもとを尋ね、アドバイスを受ける。
そして、ジェイクには、過去から未来、国境を超えた人々のつながりを知覚する能力があり
数字を通してそれを伝えようとしていたことを知る。
日本ではよく知られている赤い糸伝説。
このドラマは、その運命の赤い糸(過去から未来まで世界の人々を結ぶつながり)が見えている少年と
少年からのメッセージを解き明かそうとする父親が織りなすヒューマンドラマです。
ただ、無言症の少年は、その世界のつながりを数字で表すので、父マーティンは
数字からメッセージを解き明かすしかないのが大変!!
以下ネタバレ注意!
主人公の親子以外、今回登場するのは、
イギリス:サイモン・プリンプトン 携帯を失くした男性(海外出張で世界を飛び回る厨房機器を扱うサラリーマン)
アメリカ:Randall Meade 同じ番号(87 01 09 20 31 11)の宝くじを買い続ける男性
ダブリン:カイラ・グラハム 携帯電話会社勤務 歌手を夢見る女性(と、彼女を応援する同僚男性)
バグダッド:貧困に苦しむコメディアン志望の少年
日本:ミヨコ アイルランドから帰国した男性のカバンからお金と携帯を盗み出す
携帯 (44-077-0090-0488)
男性は、ブライトンで撮った思い出の家族旅行の写真が保存されている携帯電話を失くしてしまう。
亡くなった娘との思い出の写真のため、携帯を探し続けているが
携帯電話は、彼の思いとは逆に世界中を旅し、巡り巡って東京に。
携帯の中に入っていたカイラ・グラハムの動画を見たミヨコは、
カイラをアイルランドの大スターだと勘違い。
日本で彼女のファンクラブ(東京支部)を作ろうと計画。
渋谷の巨大スクリーンのプログラミングをしている男性(ミヨコに片思い中)に
携帯に入っている動画や画像を全部ダウンロードさせ、スクリーンに映し出すようお願いする。
携帯は、ドバイへ行く客のカバンに忍び込ませる。
カイラ・グラハムの動画が、渋谷のスクリーンに!
ミヨコと友達のイズミは、スクリーンに映るカイラを携帯に録画。
その後に映し出されたのは、プリンプトンの娘の写真だった。
東京に出張に来ていたプリンプトンは、スクリーンに次々映し出されていく
娘との思い出の写真を見て涙を流す。
その頃、肝心な彼の携帯電話は、バグダッドで自爆テロの事件爆弾として
使われようとしていた。
携帯電話会社に勤めるカイラ・グラハムが、プリンプトンの携帯に電話をかける。
オーブンを盗もうとした罪で自爆テロを命じられた少年が携帯に出る。
カイラは少年を説得し、携帯のバッテリーを外すよう教え、テロは未遂に終わる。
(カイラは、少年のためにプリンプトンにオーブンを頼み、携帯も無事プリンプトンの元へ戻るはず。)
その頃、ミヨコが撮ったカイラの動画が、動画サイトにアップされ
世界中の人に注目されはじめていた。(1,621,318 Views)
カイラの動画を撮った同僚とカイラは、そのことをオフィスで知る。 ~つづく~
こんな奇跡のつながりはあり得ないとしても、ドラマのように
人生のつながりみたいなものは決められているのではないかと思っている。
映画「サイン」を観た時にも思ったのだが
後になって、ある事が、のちに別のことで役立っていた
と気付くことが、たまにある。
都合良いように後づけで考えたら、色々つなげられるとも思うが
結構思い当たることが(自分にとっては)多い。
それゆえ、初回からこのドラマの世界観にどっぷりはまってます♪
今回は奇跡のような出来事が続いたが、糸が絡まって悪い方法へ転がっていく場合も出てくるのか?
気になります。
第1話 撮影風景
打ち切りが多い海外ドラマですが、シーズン2製作ほぼ確実というニュースを知りました。
海外ドラマ NAVI 『TOUCH』シーズン2への更新はほぼ確実!
安心してシーズン1が楽しめます!