リバーと相棒のアイラは、殺害されたスティービーのパソコンの検索履歴から
複数の企業が浮上する。企業とある人物の接点、不正が発覚する。
また、スティービーのパソコンにあった家族の動画から、彼女が隠し続けた
秘密が判明する。
以下ネタバレあり
【ドラマ ロケーション】
リバーが夜、青にライトアップされた歩道橋を渡るシーン。
ロンドンのミレニアム・ブリッジ 背後にセントポール大聖堂が見える。
ローザが主催する幻聴が聴こえる人々の集会場所
:Omescape London King's Cross - Escape Room and VR Experiences
現在は、リアル脱出ゲーム体験施設になっている。元々は教会。
※最終回ラストネタバレあり※
(最終回あらすじ)
トム・リード逮捕
職業:判事
妻:クリッシー・リード(リバーの上司)
司法妨害の罪で逮捕
スティービーの調査内容
1. 人材派遣会社 清掃業者に強い
2. TPA社 リサイクル業
3. E&Fカーサービス
(子会社)ベニガン送迎サービス
移民の就職希望者 1年半 約80名
全員が残留資格を希望 ⇒ トム・リード判事(承認)⇒ 上記3社に就職
3社の共通点=E6ホールディング⇒役員:マイケル・ベニガン(スティービーの伯父)
トム・リードの供述
メールが届き、複数の女性との浮気の証拠写真で脅迫される。
移民絡みの案件⇒ビザを出せ、と要求される。
スティービーから、正直に妻(クリッシー)に話すよう言われ
もし話さなければ、自分が話すと携帯に連絡が入る。
その夜、妻に伝えようとしたが、スティービーが殺されたことで口を閉ざしていた。
スティービーのPCデータ
スティービーのパソコンに残されたデータを確認したリバーは、
「息子を下ろしなさい。」と声をかけているのに気づく。
フランキー=スティービーの息子
Bridie Stevensonの供述
スティービーの母にPCのデータを店、スティービーとフランキーの
関係について尋ねる。
フランキーの父親について尋ねるが、悪態をつき、知らないと答える。
スティービーを撃った車の処分をしたのが、母だと判明するが
何を聞かれても、ノーコメントを貫く。
スティービーは、実の息子の就職先が危険だと睨み、調査を始めたようだ。
マイケル・ベニガン
スティービーの伯父
自宅には、奴隷の絵がいくつも飾られていた。⇒支配欲、サディスト?
アイルランド出身⇒渡英し、差別を受けながらもファミリーで団結し成功する。
監視カメラの映像を提出:泥酔したフランキーが青い車を運転する様子=殺害犯
殺害理由:姉スティービーがファミリーを壊す。
フランキーの父=マイケル・ベニガン(14歳のスティービーをレイプか?)
トム・リードを利用したと供述。
フランキー・スティーブンソンの供述
スティービーに相談するが助けてくれなかった。
その上、スティービーは家を出たままで、何年もフランキーは母と二人きりの
暮らしてうんざりし、姉を恨み、実の母親だと知らずに殺害する。⇒殺害犯逮捕
その後、マイケル・ベニガンやファミリーの面々も逮捕される。
殺害現場へ
リバーは、花束を持って殺害現場となった中華料理店へスティービーと
デートをするために向かう。
最期の時と同じように、目の前で射殺されたスティービー(の幻覚=霊?)
に駈け寄り
” I love you. I love you more than life. More than life.”
「愛してる。この世の何よりも愛してる。」
と言うと、微笑むスティービーから歌ってと言われ、(第1話で2人で歌った)
“I Love to Love (But My Baby Loves to Dance)”を歌いながら、2人で踊りだす。
キスしようとした瞬間、車のクラクションで現実に戻ったリバー。
そんなリバーに、アイラが心配し声をかける。
アイラがテイクアウトをしている間、再度、スティービーが現れて
私も愛していると言って、姿を消す。
ラスト
アイラの妻が現れ、赤ちゃんを託されるリバー。
赤ちゃんをあやしながら、アイラと妻、上司のクリッシー・リード達を
笑顔で見つめる。
~終~
アイルランドからイギリスに渡り、苦労をしながら、ファミリーで支え合い
生きのびてきたのだろうが、現状、伯父のマイケル・ベニガンだけが出世し
権力を持つマイケル・ベニガンの下で、悪事にも手を染めきたファミリーは、
今更、正義も何もないのだろう。
伯父に襲われ、子供(フランキー)を生んだスティービーは、
ファミリーから出て、世の中を正したいと刑事になったのだろうか。
伯父もフランキーも、『スティービーは、血(ファミリー)よりも正義や真実を
尊重した』と文句を言っていたが、それはやましいことで生きてきた人の屁理屈。
スティービーは、実の息子に殺されるという結果になるが、リバーに愛されて
幸せな時もあったと思いたい。
ドラマだけどね。
このドラマのせいで、今後、この歌を聴くたび何だか涙が出てきてしまいそう。