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ファイアー・ブレイク 炎の大救出 Огонь  Ogon (2020)

ファイアー・ブレイク 炎の大救出(字幕版)

WOWOW公式サイトよりあらすじ抜粋

モスクワ州航空森林消防隊の隊長アレクシーが率いるチームは、ある任務で仲間のひとりを失ってしまった。アレクシーは欠員補充のため、愛娘キャティヤの恋人である新人消防士ロマンを隊に迎え入れる。現場経験のないロマンに森林火災の現実を見せれば怖じ気付いて逃げ出すだろうという考えだったが、ロマンは思いがけず過酷な任務に食らいついていく。そんな中、大規模な森林火災が発生、近くの村を取り囲むように炎が迫り……。

 

以下、映画情報、感想等

 

 

 

 

 

 

【協力】モスクワ支部 カレリア共和国 航空森林消防隊

(※上記動画は映画とは関係ないものです。)

モスクワ近郊の支部とカレリア共和国の航空森林消防隊の協力のもと

作品が作られたという。

ちなみに、パラシュートスタントは、カレリア共和国の消防隊員。

監督は、カレリア共和国の消防隊とともに森林火災の現場にも行ったと

インタビューで語っています。

1日中、森林火災の炎と煙の中にいて、火の動きや木がどのように燃えていく

のかを実際に観察していたという。

映画の最後に、実際の森林火災や消防隊員らの映像が映し出される。

 

 

監督の友人 Игорем Осиповым氏

監督の友人である、航空森林保護部門の消防士のИгорем Осиповым氏との交流の

中で生まれたアイデアだという。

Игорем Осиповым氏は、実際の森林火災でお亡くなりになられています。

※参考サイト(ロシア語)

 

 

撮影場所

ウラジミールでの撮影に関する映像

 

その他、撮影地。

・モスクワ

・カレリア共和国

レニングラード州フセヴォロシュスク

・アエロポルト・タガンログ=ユジュニ(空港)Таганрог – Южный

 

 

【協力】ロシア非常事態省   Авиалесоохрана(空中森林保護サービス)

ロシア非常事態省Авиалесоохрана(空中森林保護サービス)

の協力で、Mi-8 (ミル8)や、Il-62 (イルージョン62)、An-26(アントノフ26)

ベリエフBe-200等が、映画のために提供されたという。

(※動画は映画とは関係ありません。ミル8の映像です。)

映画は、Авиалесоохрана(空中森林保護サービス)の90周年に捧げられた

作品でもあるようです。 

 

 

森林破壊ゼロ

映画では、熱が伝わってくるような臨場感あふれる火災の映像が描かれているが

実際、森林破壊をせずに、撮影されていたという。

既に伐採された樹木を購入し、その木を使い、森の風景を作り上げたと言う。

一部のメディアから、撮影時、森林を燃やしたというデマが流されたようだが

購入した樹木を 燃やす⇒消す と撮影していたようだ。

監督は、CGよりも本物の炎を求めて撮影し、CGは最小限にしたとのこと。

 

 

個人的見どころ

・隊長アレクシーのリーダー像

隊長 vs 隊長の娘隊長アレクシーの恋人の新人消防士(チャラ男)ロマン

・ロマン以外の4人の部下のそれぞれの事情+男気

・村の通信状況(電話が無い村が、未だ存在するのか?)

 

 

大規模な森林火災は、ニュース映像で見る程度の情報しかなく

実際どのように消火活動されているのか知らなかったが、

凄まじいものだと思い知らされた。

隊長と一人娘(で同僚)との関係、その娘とチャラ男な彼氏、

部下の消防士たちの人間模様等、丁寧に描かれている。

炎の映像が迫力満点で、観ている間は寒さを感じないほどだった。

 

WOWOWで放送されるロシア映画を観るのが日々楽しみになっている。

この作品は、先が読める展開ではあるが、ロシア映画の中でも

かなりお勧め作品だと思う。

ロシア映画が、初めてな方は是非!