ティムの恋人のレイチェルは念願だったニューヨークでの仕事を得るが、そのためにロサンゼルスを離れることになってしまう。そんな中、レイチェルから原因不明の病気で学校を休んでいる子どもについての相談を受けたティムとルーシーは、様子を見に行くことに。一方、ノーランとハーパーは、犯罪から足を洗わせる目的で少年院に入っている子どもたちを刑務所見学に連れて行くが、刑務所に着いたとたん暴動が発生してしまい……。
以下ネタバレあり
目次
【ロケ地】ガソリンスタンド
ノーランとナイラ・ハーパーが立ち寄ったガソリンスタンド。
カリフォルニア州グレンデールのモービルの店。
(ガソリンスタンドは多すぎて、探せないかと諦めかけた時にスーパーのVonsの看板が見えて、場所を特定出来ました。)
ゾンビ映画
Elvis Grimaldi(リスク評価プログラムの責任者)に対し、アームストロングが言ったセリフに注目!
”Well, you in the right place. Serving a warrant on the Jacobs Brothers is like playing chicken with a runaway train. That's on fire. And filled with zombies.”
「いいところに来た。ジェイコブス兄弟を逮捕に行くのは、暴走列車を止めるようなものだ。火のついた列車に大勢のゾンビ。」
ニック・アームストロング演じるハロルド・ペリノー・ジュニアは、映画「28週後…」や海外ドラマ「Zネーション」等の有名なゾンビ作品に出演している。
列車に大勢のゾンビ…といえば、
マ・ドンソクが出演した「新感染 ファイナル・エクスプレス」を思い出す。
(ハロルド・ペリノー・ジュニアは、出演していません。)
Under the Gun
ノーランを演じるネイサン・フィリオン主演の海外ドラマ「キャッスル」のシーズン3第3話も同じタイトル“Under the Gun”(銃の下)でした。
共通するのは、Writing Creditsにある”Alexi Hawley”という名前。
「キャッスル」でも脚本を担当した、Alexi Hawley氏が、このドラマを考案し、ABCに売り込んだということを知りました。
「キャッスル」つながりのゲストスターが登場する理由も判明。
なんと「ザ・フォロイング」「ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言」など私の好きな海外ドラマも手掛けている方でした。
母親は、ノンフィクション作家のルイ・アームストロング。(2008年没)
約20年間にわたり、家庭内暴力・近親相姦・児童虐待等を取材、NWHN(全米女性保健ネットワーク)では5年間、家庭内暴力に関する委員会の議長も務めていた活動家です。
双子の兄弟であるノア・ホーリーは、海外ドラマ「ファーゴ」(脚本)を手がけたことで有名な、映画・テレビプロデューサー(脚本家、作曲家、作家、映画監督)。
今回のエピソード
今回のエピソードは、主に3点。(ネタバレ注意)
・ノーラン&ロペス
少年院にいる少年4人を、刑務所見学に連れて行く。(脅し目的)
ノーランが逮捕した、服役中のオスカーと再会。
刑務所で暴動が起こり、ノーランら少年らも巻き込まれてしまう。
・ロペス&ウエスト
リスク評価プログラムの責任者エルヴィスの密着取材を担当。
エルヴィスが開発したアルゴリズムで、署で一番訴えられそうな警官がA・ロペスという結果が出たという。⇒実は別のA・ロペス!?
・ブラッドフォード&ロペス
原因不明の病気で学校を休んでいる少年がおり、レイチェルと共に家を訪ねる。
代理ミュンヒハウゼン症候群だと考え、少年を救出するが…。
私生活では、レイチェルが仕事のためNYへ行くことになり、ブラッドフォードと遠距離恋愛になることに。
ノーランが行った刑務所には、以前登場した、あのOscar Hutchinsonが。
癖のある悪人を演じるのが巧いMatthew Glaveが演じています。
何かが起こるだろうと思ったら、案の定。
自分の利益だけを考え、即座に手のひら返しが出来るオスカーが、小さい事まで悔やんでしまう私にとっては羨ましい性格。
ブラッドフォードとレイチェルの関係は、これで終わりのようです。
ブラッドフォードは、主要キャストのため、レイチェルが番組を去るということなのでしょう。
シーズン2は残り2話。
シーズンフィナーレは、楽しく終わるのか、それともクリフハンガー的なラストになるのか?
あらすじは紹介されていませんが、WOWOWのサイトにあるエピソードタイトルが
ザ・ルーキー2 #20 裏切り者の正体
とあるのが気になります。
事件なのか、それとも署内に裏切り者が?
残り2話、見逃せません!