映画とドラマとロケ地 MOVIES, DRAMAS & FILMING LOCATIONS

ねたばれ感想 + ロケーションの紹介

この世界に残されて Akik maradtak Those Who Remained(2019)

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Akik Maradtak(@akikmaradtak)がシェアした投稿

youtu.be

WOWOWより抜粋

1948年のハンガリー。42歳の婦人科医アルドは、診察のために彼のもとを訪れた16歳の少女クララと初めて出会う。戦時中、彼女の一家はユダヤ人収容所へと送られ、クララひとりどうにか生き延びたものの、両親と妹を亡くしていた。現在は大叔母のオルギと暮らすクララだったが、彼女はアルドになつくようになり、いつしか彼が父親代わりの存在に。実はアルドも、ホロコスーストで愛する妻子を失うつらい過去を背負っていた。

 

以下ネタバレあり

 

 

 

 

原作「Férfiidőklányregénye」

原作は、Zsuzsa F. Várkonyiの2003年の小説「Férfiidőklányregénye」。

 

 

第92回アカデミー賞ノミネートならず

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Akik Maradtak(@akikmaradtak)がシェアした投稿

第92回アカデミー賞の国際長編映画賞のハンガリー代表作品に選ばれ

最終候補10作品にまで残りましたが、残念ながらノミネートはされず。

ハンガリーでは、ハンガリー映画批評家賞の最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞

を受賞する。

 

 

ロケ地 Brunszvik Castle

Brunszvik-kastély ハンガリーのマルトンヴァーシャールにあるお城

19日間で撮影されたという。

 

 

ネタバレあらすじ

2人の出会い

16歳のクララは、生理不順の診察のために訪れたブダペスト産婦人科で、

42歳の産婦人科医のアルドと出会う。

アルドがクララを安心させるために、肩にそっと触れると、クララは久々に

人の温かみや大人の男性から感じる安心感を実感し、アルドに抱きしめてもらう。

 

アルドの家へ

クララは、アルドのもとを訪れる。

アルドの家へ行きたがるクララに困惑しながらも、クララを家に連れて行く。

クララに頼まれるまま、優しく抱擁する。

 

行き来する生活

親しくなった2人は、たびたび会うようになる。

ある夜、自宅までクララを送ったアルドは、彼女にハグを求められ抱きしめると

その様子を叔母オルギ見られていた。

帰宅後、勘違いしたオルギに激怒され家を追い出されたクララは、

アルドの家に行き一晩泊らせてもらう。

アルドはオルギと話し合い、アルドはクララの2人目の保護者として、

2人の家を行き来する生活が始まる。

 

アルドの秘密

クララが、アルドとオルギの家を往復するようになり、孤独だったアルドの

生活が変化していく。3人で映画に行ったりと、3人は親しくなっていく。

ある日、クララはアルドの古いアルバムを見て、彼も家族をホロコースト

失くしていたことをしり泣き崩れる。

 

共産党

ある日、公園のベンチでアルドにひざまくらをしてもらっているクララの姿を

学校の教師で共産党員のヴィダーク教諭に観られ、校長室に呼ばれることに。

アルドも、家を訪れた友人が共産党に入党したと言い、アルドの身辺調査に

来たと言われてしまう。

クララがアルドの家に泊っている夜に、アルドのアパートに共産党員らが

突然踏み込んでくる。怖がってアルドに抱きついたクララに異性を感じた

アルドは、クララと距離を置こうとする。

 

お互いの幸せのために

アルドは、患者として出会った女性と付き合い出す。

ショックを受けるクララを叔母オルギが慰める。

クララもダンスパーティーで出会ったペペという青年と付き合い出す。

 

3年後

オルギの誕生日パーティに、クララとペペ、アルドと恋人のエルジ

らが集まる。

そんな時に、スターリンが亡くなったという速報が入る。

これで自由になる!アメリカにも行ける!と喜ぶペペとクララ。

アルドの様子を心配したクララに対し、何でもないというアルド。

アルドは、幸せそうなクララを眺めていた。

~おわり~

 

 

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Akik Maradtak(@akikmaradtak)がシェアした投稿

 

 

ホロコーストで家族を亡くし、孤独だったクララとアルド。

年齢差はあれど、2人はお互いの悲しみに共感し、支え合っていく。

ラストでスターリンが亡くなったことを喜ぶシーンがあるが

ハンガリー動乱(1956年)に続いていくことを思い出させる。

 

アルドは、クララとの関係が男女の関係になりそうになった瞬間に

彼女と距離を取るようになるが、ラストシーンでアルドがクララを愛している

ことがわかる。

静かにクララを見つめるアルドの切ない思いが伝わってくる良いエンディングだった。

皆、動乱に巻き込まれることなく、幸せに暮らしていて欲しいと願ってしまう。

 

 

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

I have nothing to watch(@ihavenothingtowatch)がシェアした投稿