映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

ナチ・ハンターズ HUNTERS S2 全8話

Primeビデオより
事故によりヨーロッパでの任務に失敗し、ハンターズは空中分解。だが史上最も有名なナチ、アドルフ・ヒトラーを捕らえるため、再び結集する。ヒトラー南アメリカに潜伏していたのだ。一方、過去の回想で、マイヤー・オファーマン(アル・パチーノ)が昔の秘密と正体を暴露されかねない危険な人物に遭遇していたことがわかる。それが後に、ハンターズに多大な影響を及ぼすことになる。

以下、ネタバレ注意

 

ロケ地

アルゼンチンの高級ホテル

Mission Inn Hotel & Spa(カリフォルニア)
第3話「Duck. Quail. Goose. Crow.」に登場するアルゼンチンの高級ホテルのシーンの撮影は、カリフォルニアにあるミッション・インで撮影されました。

 

ハンガリーブダペスト

Mafilm Studios
シーズン1、2共にブダペストにあるスタジオで撮影されている。
強制収容所のシーンは、ほとんどがこのスタジオで撮影されていたようだ。

 

チェコプラハ

プラハでの撮影は、2021年10月9日~11月15日の間、14日間で計画されていた。
Libochovice、Mlada Boleslav、Barrandov Studio(上記地図・動画)等。

 

サウンド・オブ・ミュージック

シーズン2第2話のオープニングは、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の「ドレミの歌」のシーンをパロディにしたもの。映画と同じ場所で撮影されたという。

 

Black Sunのカード

シーズン2第7話で、ヒトラーエヴァのシーンに登場するカード・ゲームのデザインで使われていた。このマークは、ナチスドイツの親衛隊長官ハインリヒ・ヒムラーが使用しはじめたと言われている。
その後、このシンボルは、ネオファシスト、ネオナチ等の間で広く使われることに。
要注意マーク。

 

第7話「The Home」

シーズン2では、アル・パチーノ演じるマイヤー・オファーマンの過去の行動が判明するフラッシュバックのシーンと、ナチ・ハンターズが生き延びていたヒトラーを追うという二本立てで描かれているのだが、第7話は大勢のユダヤ人を匿っていたドイツ人建築家の話で、異色作となっている。
海外のレビューサイト等でも、このエピソードの評価が一番高く、残酷なシーンがありますが、ブラック・コメディの短編作として是非観て欲しい!
ナチスドイツ時代に現れた最初のナチ・ハンターズということなのだろう。

ひとこと

シーズン2は、流し見での鑑賞だった。生き延びていたヒトラーを捕らえるまでという設定のため、予想がつく展開。
しかし、上記でも紹介したが、第7話がとても良いエピソードで、大満足。
残念ながら最終回でも、どんでん返しや驚きは無かった。